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元吉博士のブログより

シニアのピアノ指導の専門家、元吉ひろみ博士がブログでこのように書かれています。

・シニアレッスンは、チョコッと弾かせ、あとはお喋りにつき合ってあげていればいい。
・シニアはどうせ上手にならないだろうから、指導は二の次でいい。
・シニアは、冗談を言ってワハハと笑い、その場だけ楽しければいいのだろう。
・シニアには「先で伸びる指導」なんて必要ない。単に弾きたい曲が弾ければ満足なはず。
・だから、シニア指導には、あまり専門性は必要ない。
・簡単な曲が弾ける人ならば、シニアに教えられるのでは?
・質より量。沢山の生徒が集まってくると嬉しい。安かろう悪かろうのレッスンで全くOK。

……そう考える先生は、ワンコイン、いえ、もっと低料金か無料で教えてください。
60歳からのピアノ♪日記「シニア指導のレッスン料はどう設定するか」より引用
※注 上の引用は元吉博士が仰りたいことではありません。本当に仰りたいことは、その後にあります。詳しくは直接先生のブログをご覧くださいね



ほんとその通りです。ただ、こんな姿勢で大人のレッスンをやっている先生が本当にいたとしたら、その先生は仕事が楽しいんだろうか・・とも思いました。

多くのピアノの先生は音大で高度な技術を学び、西洋音楽の歴史や和声学など専門的な知識を学んでらっしゃったはず。これらをもっとも活かせるのは大人のピアノ指導なのに、それを活かさないなんてね・・。

話は代わりますが、今月末にうちの生徒さんのヨガインストラクターAKIKOさんが、ピアノリサイタルをされます。(AKIKOさんのHP)。また、別の生徒さんのウエブデザイナーのヤマミホさんが大きなホールを借りて「第3回鍵盤弾きの集い」を開催されます。

大人のピアノ教室では、単にピアノを習うだけじゃなく、こんな風に自分自身でイベントを立ち上げてピアノを楽しんでらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。

このような生徒さんに気持ちよくピアノを弾いて戴くために、私はエディションの比較やアナリーゼを伴う奏法に関する研究などいっぱい勉強しなければいけません。音大をでていない私にとって、それはとても楽しいことである反面、しんどいことでもあります。

ところが音大出身の一般のピアノの先生方は、すでにそういう知識をお持ちなのです。でもなぜかそれを活かさず、子どもばかり中心に指導をされています。もったいないなぁ。。その知識と腕を私にくれ!と言いたい(笑)

音大時代に学ばれたことがフルに活かせるのが、大人のピアノ教室だと私は思いますが、いかがでしょうか☆

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