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イマイチだったゴルドベルク変奏曲のCD

生徒さんが「めっちゃ感動しますよ!」と、イルマ・イッサカーゼというピアニストのゴルドベルク変奏曲を貸してもらいました。ゴルドは私も弾くし、とにかく大好きだから喜んでお借りしました☆

51VEPUCd+1L._SX425_
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ところが!・・・「はぁ?」なのです。装飾音がすべて逆(って言うか、上からすぎ)なんか全然しっくりいかない。また、Ariaの11小節目のアルペジオは、グールドと同じく逆方向なのです。何でだ?

バロック時代は、プラルトリラーやモルデントの派生形がたくさんでてきます。
sousyokuon
ウィーン原典版より

もちろん、ウィーン原典が正しいとは言えませんし、そもそもバロック時代の鍵盤楽器は即興性が高いので、装飾音は演奏家にとってもっとも実力が発揮できる箇所なのですが・・(トレヴァー・ピノックとかすげ~し☆)

それにしても、なんかもう、全然違う曲のようがして、生徒さんには申しわけありませんが「イマイチでした」と感想を言いました。

生徒さんに聞くまで、私はこのピアニストを知りませんでした。ネットで調べたら、他にもバッハの録音をされているようです。ごめん・・ノーサンキューです。。マジ、ごめん。

第28変奏からの動画を見つけました。7:20ぐらいからダカーポAriaがはじまります。皆さん、どう思われます?





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