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ピアノの先生がピアノ以外の指導を行うこと

ことなりままっち先生から、掲示板にコメントを戴きました。感謝いたします。

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先に断っておきますが、私は現在、子どもを指導しておりませんので、子どもを指導するピアノ教室の現状についてまったく知りません。ですから、「ピアノの先生は、リコーダーや鍵盤ハモニカの指導をすることはあたりまえではない」というコメントを戴いて、大変驚きました。

それで、自身の過去の経験を返信させていただいた次第ですが、もし私が現在、子どもを指導していたとしても、この考えは変わりません。
そこで今日は、私がピアノ以外の指導していたときのことを書いてみたいと思います。


教科音楽(座学)


これについては、コメレスに書いてあるように、私は、自分の生徒さんが音楽の成績が学年TOPでないと気が済まなかったので、徹底的にやりました。生徒さんが持ってる音楽の教科書はもちろん全部揃えて内容を把握していましたし、鑑賞教材のCDもそろえていました。

小学校の音楽の先生に逢いに行って、指導法についてお話を伺ったこともあります。中学生においては、中間考査や期末考査の過去問を用意して、試験前に中学生をあつめて特別授業をしました。満点で当たり前という前提で。

今から思うと、自己満足だったと思います。でも、後悔はしていません。日頃の単純なピアノレッスンに変化をつけることができましたし、ピアノ以外の話もいっぱいできました。

教科音楽(器楽)


リコーダーと鍵ハモについては、生徒さんを集めてグループ学習をしました。先生は、中学生や6年生です。私も生徒になって習う側になりました。

実践的な科目は、教えられるより教える方が身につくものです。先生になった6年生は、一生懸命3年生にリコーダーを教えてくれました。私は中学生から、アルトリコーダーをまなびました。子ども先生の感想は、「みかん先生はリコーダーの才能なし」でした(爆)

イベントの指導


合唱の伴奏では、私は自分の生徒さんが選ばれるように、しっかり指導しました。合唱大会で、自分の生徒さんが伴奏を弾いてる姿を見ると、ドキドキしましたが、同時に誇らしい気分にもなりました。素敵な経験をもらいました。ピアノ教室の宣伝にもなりました。

過去には、あまりピアノが得意じゃない生徒さんが、「先生、合唱の伴奏に立候補したよ!」と言って飛び込んできてくれた時もあります。(ピアノが嫌いじゃなかったんだ)と思うと、とっても嬉しかった。「ようし!やるぞ!」と思った。

でも、その生徒さんは、最終選考まで残ったけどダメでした。選ばれなかったんです。それで私は、発表会の時に、その生徒さんの伴奏で、みんなで歌を歌うコーナーを作りました。せめてものお礼です。

まとめ:ピアノの先生がピアノ以外の指導を行うこと


そもそもピアノの先生が、ピアノ以外の指導をされないのは、したくないのか、できないからしないのか、そのあたりはよくわかりません。で、大人のピアノ教室の私には関係ない話なので、どっちでもいい(笑)

でも、やってみると超楽しいですよ。生徒さんの知らなかった一面がいっぱい見えるし、先生にとってもいい経験になります。お金をもらって貴重な経験ができるって最高じゃね?私は今でも、「やってよかったな~」と思っています。



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