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楽譜の出版について中間報告

昨年から取り組んでる滝本裕造のピアノの基礎をもとにした「大人むけピアノメソッド」ですが、やっと大体の中身ができました✩

楽譜の一例
見本1
曲名:eidenröslein(ドイツ民謡)
記譜者は私なのでコピー可です。ど~ぞご自由に♪


この楽譜の特徴は、色々あります✩

①元本「ピアノの基礎」の背景が特殊なこと
「ピアノの基礎」は、私立大学だけで30年間も使われてた、門外不出のピアノメソッドです。2013年に作者の滝本先生(京都市立芸大)がお亡くなりになったことと、これを使って指導されてた教授が退官されたことをきっかけに、「ピアノの基礎」の作成に関わった田中紘二先生(大阪教育大学名誉教授)から、紹介してもらいました✩

また、研究の結果、15年もの歳月をかけて構想を練って作られたことがわかりました。また、先行研究から「ピアノの基礎」は、「バスティン大人のメソッド」の総合的な発展教材であると考えられることがあきらかになりました。

②過去に例のない特殊な指導法をもつこと
滝本式指導法は、楽譜を見ながらピアノを弾きません。「写譜」で楽譜を覚えてしまって、耳を頼りに「暗譜」で弾きます。また、それを全調に「移調」させます。なぜなら、保育の現場で子どもの顔を見ながら子どもの声の高さに合わせたピアノが演奏できる保育士をめざしたからです。

私はこれをもとに、大人のピアノ初心者に適応できないかと考えました。だって、「楽譜を見ながらだと弾けない」という大人の生徒さんがいっぱいいるから。「じゃあ、楽譜を見ないで弾きましょう。でも今後のために読譜力はしっかりつけてもらいます。また耳も鍛えてもらいます」という方向です✩

③楽譜の作成はひとりじゃないこと
一般的に楽譜は、どっかの偉い先生が1人で作ります。でも、私にそんなことができるはずがない。それで、試験教材を作り、ピアノの先生に実際に大人の生徒さんに指導してもらって意見を頂戴することにしました。(「教材指導モニターの先生方」)結果的に、42名の生徒さんの声が集まりました✩

先生から、『生徒さんから「何でこんなことをするの?』という声があって困った」というご意見を頂いたので、各章に学習の「目的」と「方法」を記載しました。

また、『教材の流れがわかりにくい』というご意見を頂いたので、全50回分の指導案を記載しました・・などなど、先生方のご意見をすべて組み込みました。

④著作権について
ご存知のように、楽譜の出版には著作権があります。これをクリアしないと楽譜は出版できません。

それで、元本の出版社の社長に連絡をとりました。すると、「そんな風に使ってもらえると、滝本先生も喜ばれます。ありがとう!こちらは著作権を申し立てません。印税もいりません」と、嬉しいお返事を頂きました。

次に、JASRACに連絡しました。それで、細かく調べてもらった結果、楽曲も滝本先生に関しても著作権料が発生しないことがわかりました。こんなことってあるんでしょうか・・自分でもびっくりした!

⑤楽譜の販売について
出版会社に委託すれば、お金はかかるけど楽です。宣伝もしてもらえるし、「○○社で楽譜を出版しています」と言ったら有名になれるかもしれない。

でも、私は普通の主婦です。有名になる必要がない。また、滝本先生が「ピアノの基礎」を公にされなかったのは、大学の学生のことだけを考えてお作りになったからでしょう。田中紘二先生も出版社の社長も、誰も儲けようとしていない。こんなに愛が溢れる楽譜はありません。こんな背景があるのに、私一人が儲けようと思ったらバチが当たるわ。

それで、色々考えた結果、自費出版にしようと思いました。それだと安く製本できます。また、先生方にわずかでも指導料をもらっていただける特別なメソッドにしようかと考えつきました。今までそういうのはあまりなかったように思います。

例えば、楽譜が1000円だとしたら、生徒さんに1500円で販売してもらう。500円は、私のメソッドを使ってもらったお礼です。本当にわずかで申し訳ないのですが、正直なところ、私の作ったメソッドは成人教育学理論に基づいてるので、言葉かけなど難しい点もあります。そのへんの裏事情もあります(笑)

誰も損をせず、皆が少しずつでも幸せになれる・・そんなメソッドの販売をしたいと思っています。販売の際は、どうかよろしくお願いします✩




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