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「教わった先生なんか知るかっつーの」というブログ

知り合いが面白いブログを紹介してたので、「孫引き」みたいだけどここで紹介させて頂きます(孫引き:論文の参考文献からそのまま引用すること)

教わった先生など知るかっつーの(作曲家 上原一之龍先生のブログ)

この記事をきっかけに、私もピアノの先生が、何でルーツを長々と書くのか・・について、マズローの5段階欲求説をもとに考えてみました。

maslow
引用元


【理由1:流派がないから】
マズローの5段階欲求説の第3番目に「社会的欲求」というのがあります。人間は、生理的に満たされ、安全な場所にいることが確信できたら、次はどこかに所属して誰かと繋がっていたい。

ピアノには、「生田流」や「都山流」のような流派がありません。「○○音大に入るにはそこの先生に教わらないとだめだ」みたいなのはあると思いますが、流派として確立しているとは言えない。

ピアノ指導者は、基本的にはひとりぼっちです。だから、「門下」という、日本音楽の流派の言葉を使ったり、師弟関係を羅列したりして、自分の所属を再確認されているのではないでしょうか。

【理由2:すごいね!と言われたいから】
次に「業績」ですが、上位グレードを取ったりコンクールに出て賞をもらうことは、大変なことです。だから、プロフに書いて皆から評価されたい。これは人間として当たり前ですね✩これは、マズローの第4段階の「承認の欲求」になります。

【結論!】
以上のことから、プロフに師弟関係や経歴を書くことについて上原先生は「知らねえよ」とおっしゃっていますが、心理学的にはなんらおかしいところがないという結論に達しました✩

【番外編:「盛ッテル」ことがある】
ただしマズローは、「第4の承認の欲求には落とし穴がある」と言っています。

過去に、「ブーレーズに師事した」と著書に書いていた東大の准教授がいました。でも、ブーレーズに聞いたところ「知らないよ」という事になり大問題になったことがあります。(通りかかって挨拶をしただけらしい)

東大の先生になることは並大抵のことではないのに、そんなつまんない嘘をつかなくてもね~。実際にこの先生は、素晴らしい経歴と業績をお持ちでした。なのに「ブーレーズ」の一件で、すっかり信用を落としてしまわれました。これが第4の欲求の本当の恐怖です。

マズローがいう第4欲求の本当の恐ろしさは、嘘をつくことではなく、嘘をついて他人から「すごいね」と言われているうちに、自分が実際以上に凄い人間だと錯覚してしまい、自分自身を見失うことです。

残念ですが、ピアノの先生のプロフには時々、「あ・・」と思うことがあります。入会金を払えば誰でも入れる「○○会員」や、ツアーレベルの「海外リサイタル」、1回こっきり著名人のレッスンを受けただけなのに「○○先生に師事」などなど。

こういうことを続けていると、自分が偉くなった錯覚が起こってきます。中身がスカスカなのに変なプライドだけがついちゃって、他人を見下して生きていくことになることです。この人生は、晩年が地獄です。

素人は騙せても、同業者にはわかります。会費の計算すらできる(笑)これらは完全に嘘じゃないけど、「モッテル」んですよね。もうこれはマズローの危険領域に足を突っ込んでます。

余計なお世話ですが、ここをみてくださった先生で、「自分はモッテルな」と思う方がいらっしゃいましたら、すぐプロフを訂正されることをおすすめします。すべてはご自身の老後のためです。(ほんと、よけ~なお世話ですわ・・さ~せんっ!)



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