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60歳からの音楽会の補助金が認定されました

昨年開催した60歳からのピアノ発表会(現:60歳からの音楽会)は、ゲストをはじめ、発表会を手伝ってくれた先生方が、すべて完全なボランティアでした。だから―150円という微細な差額ですんだのです。
でも、第2回はせめて交通費ぐらいは出したい。また、参加してくださる皆さんに他にもあれをしたい、これをしたい・・そう思い、市の文化ホールに補助金を申請しました。


申請条件


補助の条件は、次の3つと、他の補助金の申請をしていないことが条件となります

1) 企画に創造的な発想があり、活動する団体、個人に今後の成長・発展が
期待される。
2) 新しい造形物へのチャレンジ精神に豊んでいるもの。
3) 地域として価値があり、継続すべき事業、公演。



書類の提出


次に、下記の4つの書類を提出します。

・補助金申請書及び事業計画書
・予算書
・団体概要書
・定款、会則またはこれに準ずるもの


一番難航したのは「予算書」です。収支の部と支出の部があり、支出の部では全額対象となるもの、1/2が対象になるもの、ならないものの3つに分けられます。例えば、ホールの使用料は全額対象になりますが、舞台の人件費は半額が対象となります。また、宣伝費は対象外です。

このように細かく決まっているので、私は係りの人に相談にのってもらって書きました。でも、本当は自分でビシッと書類はそろえた方がいいですね・・反省。

プレゼン


最後に、プレゼンがあります。ホール館長や芸大教授や作曲家などの前で、主催するイベントの内容や価値をアピールします。時間は約10分です。

でも、私の場合は「初回」ということで、20分近く色々と聞かれたり言われたりしました。補助金が認められると、イベントに「市の補助金事業」という肩書がつきます。おかしなことがあれば市が責任を追及されることもある。だから、第1回目の質疑応答は慎重なのです。

「自分のピアノ教室の生徒のためだけに開催するのではないか?」「(チケット代金をとって)著名な芸術家を呼べば儲かるのではないか」とも言われました。

私は、「参加者は公募していること」「芸術鑑賞はイベントの目的ではないこと」「イベントで儲けるつもりはまったくないこと」を伝えました。

補助金と助成金の違い


補助金は助成金とよく間違われますが、助成金は書類が揃ってると結構もらえます。でも補助金は審査が厳しく、プレゼンでアピる必要があります。そういう意味で、補助金が認められた事業は、市から価値を認められたということになります。ふっふっふ(=^・^=)

補助金(助成金)をもらうコツ


これは私が勝手に考えてるだけですが、先に市の後援を取っておくとスムーズに進むような気がします。プレゼンの際の自己紹介のときに、「大阪狭山市の後援許可をいただいています」と言ったら、審査員が「ほう」という感じでした。

市の後援は、以下の書類を申請し連絡をまちます

・後援名義使用申請書
・事業実績報告書
・団体概要書
・定款、会則またはこれに準ずるもの



市が後援してる事業だから、補助金を出してもいいかな~と思ってもらえるんじゃないでしょうか。もし今、イベントで補助金を申請しようとされてる先生がいらっしゃいましたら、先に市の後援名義を取られることをおすすめします(=^・^=)

最後に


補助金が認められたことで、第2回60歳からの音楽会は「大阪狭山市の補助金事業」になりました。補助してもらえる金額は、わずかです。でも、これでゲストや手伝ってくれる先生に交通費程度は支払できます。また、参加者に思い出に残るプレゼントができる・・そう思うとワクワクしてきました☆
60歳からの音楽会、頑張ります!!



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