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猫は言葉がわかるんじゃなくて心がわかる

老猫きゅうちゃんが逝って2ヵ月。先日やっときゅうちゃんが最期にいた部屋に入ることができました。季節がすっかり秋から冬に変わっていて、まるで知らない部屋のように感じました。

何をするでもなく部屋の真ん中に立っていたら、クリがきました。1歳半で遊びたい盛りなのに、元気がありません。そういえば、廊下を走り回っていたクリを、最近は見ていません。あきらかにきゅうちゃんが逝ってから元気がない。

そっか・・クリも寂しかったんだ。私は自分のことばかりで、クリのことを考えていなかった。。そう思うと、クリがとても可哀想になりました。

私は人間だから、悲しいと言えるし涙を流して泣くことができます。でも、猫は我慢するしかありません。たぶんクリは、私以上に我慢してたのだと思う。

クリに、「悲しんでばかりいたらきゅうちゃんが悲しむよね。一緒に元気に頑張って行こう」と言いました。すると、自分で言った言葉なのに、私がちょっと元気になりました。クリは、グルグルと喉を鳴らしながら、私の言葉を聞いていました。

昨日、久々に廊下でねこじゃらしで遊ぶクリを見ました。以前と変わらないクリを見て、少しほっとしました。

クリは、私の言葉がわかったんじゃなくて、心がわかったのだと思います。



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