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女性学コロキウムに行ってきました

やっと大阪府立大学の女性センターにいくことができました。仕事?もちろん休みましたよ(笑)

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日時:3月29日(金)午後3時~5時40分
場所:大阪府立大学中百舌鳥キャンパスB3棟2階 208講義室
講演テーマ:「資本主義批判としてのフェミニズム」
講演:伊田久美子
フェミニズム鼎談:伊田久美子・足立眞理子・上野千鶴子

40年前、大阪教育大学では女性だけダンスが必修科目でした。「それっておかしい」と思った私は、学生課に抗議して、授業をボイコットしました。すると、一番最初に私を攻撃してきたのは、教員でも大学事務局でもなく、同級生の女子学生でした。

彼女らは口々に「女がダンスを必修するのは、美のためだ」「これまでそうだったのだから、これからもそうすればいいだけ」「あなたのおかげで大学に問題が起こった」などなど。このように私は、はじめに同級生を敵に回したのです(笑)

そんな大昔のことを思いだしながら、伊田・足立・上野の女性学の大御所の教授陣の鼎談を、最前列で聴いていました。「もう女の口をふさげない」この一文は、勇気をもらいました。

女性差別について感情的に叫んでも、男社会の日本では通用しない。理論化する必要がある。そこではじめて男とジェンダーについて論じることができるというのが、宮本みちこ(ジェンダー研究家)の意見でした。

いま、女性学は学問として認められ、上野千鶴子をはじめ多くの研究者が日々研究を行っています。理論化は行われた。これからのジェンダー論は、学問域を超えて世の中に広く浸透すると思う。

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大阪府立大学の科履生か聴講生になりたい。基本から女性学を学びたい。いま、切実にそう思います。



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