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筑波大とローランドの面白い研究のご紹介

すでにご存知だと思いますが、筑波大学とローランドがAIを使って面白い研究をやってるので紹介します。

筑波大学 システム情報系 山際伸一准教授、大阪大学 産業科学研究所 河原吉伸准教授(研究当時、現 九州大学)らの研究グループは、人の感じる音楽の感性を数値化し、演奏の類似性を数値で比較できる人工知能技術を開発しました。

音楽における演奏の違いは通常、人の感性による基準を元に判断され、それらをコンピュータが認識・理解することはできませんでした。今回開発した技術は、ピアノでの演奏を、打鍵のタイミングや強さをデジタルデータとして保存するMIDIデータで取り込み、基準となる楽譜どおりの演奏データとの差分を用いて、複数の演奏の間の類似性を数値化します。これにより複数の演奏の間での雰囲気の類似性を表現・比較できるようになります。

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(筑波大学HP:注目の研究より引用)


詳細はこちら:音楽演奏に対する感性を理解する人工知能技術を開発

コンピューターを使ってブーニンのフレージングやタッチをそのまま再現することは、すでに20年まえから行われていました。実際に演奏会もあり、私も行ってきたのですが、舞台にはピアノとパソコンが1台あるだけで、人がいない不思議なコンサートでした(笑)

今回の研究は、このように著名なピアニストの再現ではなく、「AさんとBさんの演奏が似てるなぁ」と思った時に、実際にどの部分がどういう風に似ているのかを数値化することができるようになったということです。

わからないことがわかるようになる・・そんな時代になりました。って言うか、ローランドはやっぱ電子機器に強い。音楽教室はポシャってますが、電子系はピカイチです!

全然関係ないけど、明日は生徒さんのおごりで懐石料理を食べに行きます。めっちゃ楽しみです!



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