昨日、堺のカルチャー教室に、体験の方がいらっしゃいました。少し足が悪いようでしたが、元気に「こんにちは!」とレッスン室に入ってこられました。以前習っていた先生に再び習おうと連絡したらいっぱいだったので、その時に習っていた曲を完成させたいということでした。
また、体験者はお手製のバッグを見せてくださいました。花柄のとても可愛い刺繍もしてありました。さらに、それとは別に息子が買ってくれたという、リュックも見せてくださいました。
ここからは私と体験者の会話です。
私:息子さんはおいくつですか?
体:さぁ・・いくつだったでしょうか
私:うははは!子どもの年齢を忘れちゃいましたか。
体:えっと・・・65歳ぐらいだったと思います。もうちょっと上かな。
私:えっ、65歳?ご本人じゃなくて息子さんですよ。
体:はい。息子です。だって私は、92歳ですから。昭和2年生まれです。
私:えっ、92?マジっすか・・?
というわけです。
確かに65歳には見えません。でも92には絶対見えない。マジでびっくりです!これまで、私の生徒さんの最高齢は88歳でしたが、一気に4歳もUPしました。
体験者は、「先生、私は主人も友人もみんな死んでしまって、ひとりぼっちなんです。だから、いつ死んでもいいんです。贅沢ですが、ここまでタクシーで来ます。ピアノが習えて本当によかった。頑張ります」と言って帰られました。
来週からレッスンが始まります。頑張ります☆
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