本日 346 人 - 昨日 802 人 - 累計 1558471 人

「鳥になった少年」に逢いました

古い歌ですが、「鳥になった少年」という歌をご存知ですか?


歌詞はこちら

この歌については、以前から「少年は死んだのか」と憶測が飛んでいました。
私はそれより、テレビで時々流れるこの歌は、他の歌と違って悲しい曲だと思っていました。

先日、この歌のモデルになった男性とお会いしました。少年は76歳になっていました。もちろん死んでいませんでした(笑)

自分の人生がこの歌になった経緯は話されませんでしたが、自分の人生を話してくださいました。

父親が戦死し、母親も病死。祖母に育てられる。
ひとりで海に行き、空をみるととても青かった。
「パイロットになりたい」と思った。

中学卒業後、就職するつもりだったが、担任から高校進学を勧められ
担任が学費を払い、高校に進学

高校卒業後に就職を希望したが、高校の担任から大学進学を勧められ
奨学金で愛媛大学工学部に進学

卒業後、油圧シリンダーの仕事につく。
じかし、パイロットの夢が捨てられず、退職。
宮崎県の航空大学校に進学

卒業後、全日空、日本航空を受験するも、「両親がいない」という理由で不合格。
東亜国内航空のパイロットになる。
国内線のみだが、夢が叶った!

東亜国内航空が倒産。
ブリジストン(株)から、油圧シリンダーの開発を依頼される。
油圧シリンダーの会社を設立

息子に会社を譲って、退職


その方のお話では、
人生では、やりたくないことをしなくてはいけないことがある。でも、最終的にその時の体験や知識が、自分を支えてくれることもある
とのことでした。

とても勉強になるお話でした☆



コメント
name.. :記憶
url..