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クリのこと④茶白との出会い

茶トラが死んで、家の中はまたクリとサビ猫だけになりました。

親のように世話をしてくれた老猫と、はじめてできたオスの友達茶トラ。短い間に2匹の猫ととお別れをしたクリは、悲しい顔をして外を見ていることが多くなりました。
そんなクリに、サビ猫はいつも寄り添っていました。

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ただ、サビ猫はメスで体が小さく斜頸障がいもあるので、十分なクリの遊び相手にはなりません。クリはサビ猫のペースに合わせて遊んでいました。

茶白とのであい


ご縁があって、2020年夏に、多頭崩壊現場から保護された5歳の茶白②♂を譲り受けました。

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茶白がはじめて家に来た日と、一緒に寝るクリと茶白


最初は様子をみていましたが、クリは茶白と追いかけあいをしたりして、遊ぶようになりました。元気なオスがきてくれたので、クリにちょっとずつ元気が戻ってきました。

猫様専用の屋外遊び場


私は、猫たちを外の空気に触れさせたいと思いました。ただ、リードをつけて犬のように散歩に連れていくのではなく、猫が好きな時にちょっと外に出られるようにしたい・・

そこで、家のまわりのブロックをすべて撤去し、フェンスをつけました。そして、その端っこに夫と私で屋外に遊び場を作りました。勝手口の猫専用扉から少しだけ外ででて遊ぶことができます。

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2020年11月1日撮影


上の写真は、猫の遊び場ができた当日の写真です。

猫たちは、はじめは戸惑いながら猫専用扉からでてきました。でもそのうち丸太の上に乗ったりゴロゴロしたりして遊び始めました。

小さな手作りの遊び場です。
でも、これまで窓ガラス越しに聞いていた鳥の声や風の音も、じかに聞くことができます。
経験したことのない雨や風や日の光を感じることができます。

私は、こんな日がずっと続くと思っていました。
クリがお爺さん猫になってもずっと。

でも、クリが遊び場に出たのは、この日が最初で最後です。
なぜなら、そのあとから急に元気がなくなったからです。


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