本日 216 人 - 昨日 802 人 - 累計 1558341 人

習い事教室の倒産が過去最多を更新か・・

以前、私と音楽仲間の声楽家の中野陽子先生は、コロナ禍における声楽教室とピアノ教室について共著論文を公開しました。


コロナ禍におけるカルチャーセンターの音楽講座の動向( .pdf / 662.1KB )

お互いに「声楽とピアノは違いますね~」と、楽しく執筆しました☆


ところで、コロナ禍の音楽教室全般に関するネット記事がありましたので、紹介させていただきます


post_221845_2

2020年度倒産件数(引用:ビジネスジャーナル)


ビジネスジャーナル

習い事教室の倒産が過去最多を更新か・・「スポーツ・音楽」が急増で、「外国語会話」は激減2021.04.23


記事はこちら


もともと、「習い事教室」は少子化で競争が激化する中で倒産や休廃業・解散が増加傾向にありました。(中略)そこに、新型コロナの感染拡大や緊急事態宣言などで休講や受講人数の制限などを迫られることになり、さらに厳しい局面に立たされています。また、生徒の側からも感染を避けるために休講や退会をする動きがあり、それらの影響が倒産や休廃業・解散の増加として表れているものと思われます。(記事より抜粋)


ただ、統計データは「会社」なので、街のピアノ教室はカウントされていません。

おそらく数えきれない数の街のピアノ教室は、

誰にも知られずひっそりと、廃業されたのではないかと思います。


しかし、戦後の日本の音楽文化を支えてきたのは、街のピアノ教室です。

名もない小さなピアノ教室の先生が、才能のある子どもを発掘したり、

練習を嫌がる子によりそい、大勢の音楽好き人間を育成してきたのです。


コロナ禍で、オンラインレッスンを取り入れている先生は多いですが、

指導のしづらさを感じている先生も多々いらっしゃると思います。


少子化の上に、コロナ禍で先が見えません。

でも、止まない雨はない。

子どもたちのために、日本の音楽文化のために、

どうか子どもたちとしっかりと繋がっていてください


生意気なようですが、廃業はいつでもできますよ。。。




コメント
name.. :記憶
url..