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佐藤卓志コンサートにいってきました

12月の阪大会館最後のコンサートは、全34曲という圧巻のコンサートでした!

satoutakasi
演目はこちらです
佐藤卓志公式ツイッター

演目をみるとわかりますが、シャミナードを除いて、ピアノを習ったことがある人ならだれでも知っている演目ばかりです。

このことについて、コンサート事務局の荻原名誉教授は「ピアニストが超絶技巧を伴う大曲ではなくお稽古のピアノ曲を弾くことは、ピアニストのステータスを危うくすることがある。しかしこのような拙曲を魅力的な音楽作品として示す力量があれば、そのような先入観は吹き飛ぶだろう(要約)」と書かれています。

荻原先生には申し訳ありませんが、ブルグミュラー25の練習曲を音楽的に演奏することの難しさは、私のような底辺のピアノ指導者なら誰でも経験しています(涙)

ところが、市販されている「お稽古の曲」の模範演奏はたくさんありますが、芸術作品として演奏されたCDはありません。

それと、うちは大人のピアノ教室です。ここにはベートーベンソナタやブラームスのラプソディを弾きたい生徒さんもいらっしゃいますが、大半は年長者で「見開き1枚程度の曲を綺麗に弾きたい」という希望をおもちです。「綺麗に弾くこと」が、年長者のピアノ学習の満足感に繋がることは周知の事実です。

また、コンサートでは、作曲家の歴史や、標題音楽について、佐藤さんのレクチャーもあり、勉強になりました。そういうわけで、昨日のコンサートは、ピアノ指導者として、とても貴重な経験でした。

私も、生徒さんの前で、ブルグミュラーををあんなふうにかっこよく弾いてみせることができるピアノ指導者になりたいと心から思いました。


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