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保育者養成の教材に最適な指導書はこれだ!

大教大の田中紘二先生から「保育者養成の教材で見せたい本があります」とメールを戴いたので、研究室に行ってきました。その本は「ピアノの基礎」という、随分あっさりした題名で、真っ白でした。

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著者は、田中先生の恩師の滝本祐造先生(京都ベートーヴェン研究所の主宰者&中国西安音楽学院栄誉教授。大谷大学教授、京都市立芸術大学音楽学部教授を歴任)です。

中を見てびっくりした!30年も前に、こういう研究がされてたなんて、信じられん!大学教員だけでなく、一般のピアノ指導者にも使える(というか、一般のピアノ指導者に是非みてもらいたい)内容です。

うちにも、保育・教員系の学生さんが何人かピアノを習いに来てくださっています。内容は、大学から出される課題の補助という形です。

ですが、(主に教員養成系ですが)学生のピアノ演奏能力の低さは、大学教員の中でもかなり以前から問題視されていて、研究者がいくつも論文を書いています。

そこで、(言い方は悪いですが)教員養成大学の大学教員は、学生の演奏技術のUPを、私のような町のピアノの先生に丸投げしてくる。「あとはピアノの先生にみてもらってね」という形です。

要するに、町のピアノの先生は「学生の指導のメインは大学教員だ」と思い、大学教員は「街のピアノの先生にお任せすれば大丈夫」と思っているという、何とも無責任な関係の中で、学生はピアノを学んでいるのです。

でも、残念ながらこういう風に「仕上げられた学生のピアノ」は、現場では使えない。なぜそう言い切れるかというと、私は去年の夏まで保育園で働いていたからです。現場で使えない理由もわかっています。ただ、それをどうすれば学生さんに伝えられるかが、わかりませんでした。

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(前置きが長くなりましたが)でも、それが全部、この本には書いてあるのです。なるほど!!凄い!さすが京芸教授!(・・でも、京芸は保育園と幼稚園教員免許が取れませんが・・笑)

と、言うわけで、この本はもう廃版になっていますが、改訂版があるようです。田中先生にお願いして、大人のピアノ研究会で、この本を使って教員養成系学生の指導法を研究したいな~とか思いました。本代は1000円ぐらい。

興味のある方、一緒に本を買って勉強しませんか?最近まで実際に某有名私立大使われていた教材です!(^^)!

4月12日追記
明日14時に、教育大に本が搬入されます。田中先生の研究室では200冊を購入し、学部の教員養成課程で使用されるようです。本はこれで廃版になるので、手に入らなくなります。私は明日、14時に研究室に10冊分はもらいにいくことにしました。必要な方は、明日午前中までに掲示板にメッセージをください。


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