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掲示板のご質問の回答です②

私はとくに弾きたい曲がないとおっしゃる初心者の方のピアノ指導の場合に、楽譜を重要視しません。理由は下の2つ。
①ブラインドタッチが難しいこと
②暗譜でその曲を自分のものにしてもらいたいこと

今日はその理由の②です。

ピアニストは暗譜で弾きます。これっておかしくないですか?お客さんはお金を出して聴きにきてくれてるんだから、間違えないようにしようと思ったら、楽譜をみながら弾いたほうが確実です。でもしない。ではなぜしないか・・これについては、興味深い記述があります。

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(故)滝本裕造は著書『ピアノの基礎』のなかで、「音楽をよく理解して覚えている。自分の体のなかに入っていること」を暗譜といい、「つかえるのは、指が動かないからではない。脳が働いていないからである」と言っています。

つまりピアニストは、暗譜して間違えずに弾く努力をすることで、脳を活性化させて、音楽を自分のものにし、それを表現してるんじゃないかな・・と思うんです。これって最高に気持ちいい経験ですよね♪音楽が、肉体と精神を結びつけてるんですから✩

ピアニストじゃないので、あくまで想像ですが、たぶん当たってると思う。
で、私は、これを生徒さんにもやってもらいたいのです。だから楽譜にこだわりません。

どこかで「ピアノを弾いてください」と言われた時に、「楽譜がないから弾けません」なんてブサイクなことを言わずに済むように、自分のレパートリーをもっていて欲しいのです。

幸い大人の方は、ブラインドタッチが苦手です。老眼で楽譜も見づらい。音楽を自分のものにするラッキーな条件が揃っています。ふっふっふ✩


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