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関西音楽教育実践学研究会で考えたこと

私は去年度末から、「関西音楽教育実践学研究会」に参加させて頂いています。主催は小島律子教授(大阪教育大学音楽教育学)、司会は東真理子講師(大阪成蹊大学教科音楽学)です。
なお、ここでの研究内容は思いっきり「学校教育」なので、大人のピアノ指導とはまったく違います。

じゃあ、何で行ってるのかというと、私は、「大人のピアノ教室は、学校の音楽教育の対面にある」と考えてるので、成人のピアノ教育を知るには、学校教育を知らないと話にならん。子どもはいずれ大人になる。だから彼女ら(彼ら)が過去に受けた教育を知る必要があるのではないか・・。

・・・とまぁ、こういうごちゃごちゃしたことはど~でもいいけど(ええんかいな? 笑)とにかく昨日、小島教授からとても興味深い発言がありました。

5月に日本学校音楽教育実践学会のシンポジウムが開催されます。
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小島先生の発言:学習指導要領が変更になって5年経ちました。でも相変わらず音楽科は厳しい。どんどん授業コマ数が減らされています。5年後の改訂では、もう音楽という科目は存在しないかも知れない。それぐらいの危機感があります。でも、こんなことは昔から言われているのです。それなのに、現場の教師はいつまでも変わらない。ずっと同じ指導ばかりしている。それでいいはずがない。「今、教科音楽に求められているのはなにか」それをしっかりと見つめて行動を起こすべきです。そうしないと音楽科の未来はありません



実は私はこれを「ピアノ教室」に置き換えて聞いていました。失礼ですが、ピアノ教室の未来に危機感を感じながらも変わろうとしないピアノの先生もいらっしゃるように思います。

はっきり言って子どもだけを対象にしたピアノ教室には、もう未来はありません。でも、子どもで稼げないから大人に・・という安易な発想では、大人の指導はうまくいきません。大人には大人の特性を活かした指導が必要なのです。

そこで、私は「自分が今できることは何か」を考えました。

私は研究者でも音楽家でもありません。音大すら出ていないなんちゃってピアノの先生で、単にキャリアが長いだけです。年食って、半分以上ボケてます。でも、だから冷静にピアノ教育業界を見ることができるとも思っています。

大人のピアノ指導について、私でよければ気軽に質問してください。掲示板に書いてくだされば、必ず返信させて頂きます。私が知ってることは何でもお答えさせて頂きます。わからないことは、一緒に考えましょう~。よろしくお願いしますヽ(´▽`)/


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