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退会の時にいうといい言葉

子どもを教えていないのに偉そうなタイトルで記事を書いてすみません(汗)。さら~っと読み飛ばして頂ければ光栄です✩

退会の時に大切なこと


退会の時に大切なのは、「辞める人を気前よく送り出すこと」だと思います。ふいに辞める方は、口では色々おっしゃっても、結局は何らかの不満をもってらっしゃいる場合が多い。

だから、やめ際におかしなことになると、「ほら、やっぱり」と思われてしまう。とくに子どもを教えているピアノ教室では、これが後の口コミに大きな影響を与えます。

「いい先生だし、子どもも頑張ってたんだけどね・・でもね・・」という言葉に繋がってしまいます。「でもね・・」のあとが怖い(笑)。「会話は、あとが印象に残る」というのは定説です|゚Д゚)))

やめたい人には気持ちよく去っていただく必要があります。そのためには、こっちに非があることを認めた言葉で去っていただくのがBESTです♪
このように書くとずるいようですが、これが一番スムーズにいきます。

具体例(学習塾講師の場合)


昔、教室を4つももってる公文の先生がいました。その先生は、生徒さんが退会されるとき、「行き届きませんでした。申し訳ありませんでした」と必ずおっしゃっていました。

辞める子どもさんに対して指導が行き届いていないどころか、むしろ十分すぎるほど先生は指導をされていたことを、私は知っていました。でも必ずそうおっしゃるのです。そう言われた保護者は、みな満足そうにあっさりと帰られました。

でもその後、なぜかその保護者が、子どもの友人を公文に紹介してくれたりするのです。何人もそういう保護者がいらっしゃいました。で、不思議なことに紹介された子は辞めた子より優秀だったこと。結果的に教室のレベルがあがり、指導が楽になりました。

公文とピアノ教室は違うかも知れませんが、「やめます」と言われたときは、「残念です。続けてくださったらよかったのに。行き届かずに申し訳ありませんでした」という姿勢で見送られることをおすすめします。

最後に


なお、ありがちですが「あれだけしてあげたのに」と思わないことが大切です。仕事なのですから、生徒さんのために働くことは当たり前ですね。それに、ピアノ教室に限らず、人間関係で「~してあげたのに」と思う方向からの思考は何事もうまくいきません。

「かけた情けは水に流せ、うけた情けは石に刻め」といいますし。。。

偉そうに書きましたが、少しでもピアノ教室の運営に役立つことがあれば幸いです☆



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