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9月になりました!カルチャーサロンでは、9月は秋から入会する方のための体験レッスン月になります。今日はよみうりで1名、体験レッスンをさせて頂きます✩

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【大人のピアノ体験レッスンの特徴】
子どものピアノ教室の体験レッスンでは、お子さんに実際にレッスンをして、自分の教室の説明を中心にしますが、大人のピアノ教室は違います。一度もピアノに触らないこともあります(笑)

大人のピアノ教室の体験レッスンは、「体験者の音楽像を知ること」に尽きます。具体的には、「どんな曲をどのように弾きたいか」「それはなぜか」この2点を中心に、体験者の今後のレッスン計画を『2人』で立てるのです。

この、『2人で』というのがミソ✩で、さらに重要なことは、学習計画の最終的な決定権は指導者ではなく学習者にあるということです。

大人の生徒さんは、「自分がこうしたい」というようにしか学習して頂けません。例えば私が、基礎課題が必要だと思って、「コルトーのSERIESをやりましょう」とか「ブラームス51の16aを練習してきてください」とか言っても、絶対やってもらえません。

そういう時は、楽譜を実際に見せて、「こういうのがありますが、いかがでしょうか」と必ず、尋ねる必要があります。それで、体験者が「じゃあやってみよっかな」とおっしゃったら、奏法について説明させて頂きます。その後、もう一度確認して、プランニングに入ります。

とまぁ、こんなことをやってるので、短い体験レッスンの時間内では、自分の教室のPRをする暇がない・・というのが、大人のピアノ教室の体験レッスンです。

ただ、正直に言うと、こんなのは体験レッスンじゃない。単なる「顔合わせ」ですね。(だからカルチャーはしょうがないとしても、自宅では体験レッスンは無料で充分っすよ♪)

入会してくださったとしても、大人の生徒さんは、それから3ヶ月ぐらい、ず~っと体験レッスンです。ひょっとしたらもっと長いかも知れない。もちろんレッスン料は頂きますが、その間じっと様子をみてらっしゃるように感じます。

それで、大人の生徒さんは、「この先生はダメだ」とか「合わないな」と思ったら、テキトーな理由をつけて辞めて行かれます。フェイドアウトもあります。

【私見】
私は、大人の生徒さんの場合、最低でも1年は「有料体験レッスン」だと思っています。緊張しますよ、マジで。だから、「先生、レッスンをはじめて1年経ちましたね」と言ってもらえると、本当に嬉しい✩その時にやっと、スタート地点に立てた気がします。

今日の体験者は、10月から来てくれるでしょうか。ドキドキです!頑張ってきます!!

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絶対音感の弊害(古楽器のピッチが変に聴こえる・オケで弦楽器に合わせられないetc・・)はあちこちで言われていますが、耳コピでメロディを弾いたり簡易伴奏づけをするには、やっぱ聴音は必要っす。それに耳コピでピアノを弾きたい人は子どもより大人のほうが多いしね。

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でも、聴音の訓練は8歳までなので、20歳とかから聴音をやってもムリ。ましてや高齢者なんて話にならん・・というのが、ピアノの先生の間じゃ定説でしたし、そう思ってる生徒さんもいらっしゃると思います。

でも、「大人になってから聴音を習得することはムリじゃない」と言うことを、科学的に明らかにした論文がありました✩今年出たばっかりです(論文タイトルをクリックすると原著pdfがでます)

「周波非可聴音による脳賦活,若中年者と健常高齢者に対する PETとEEGによる検証」

題名をみたら読む気がなくなるけど(笑)、抄録だけでも読んでみてね

抄録:高周波領域非可聴音を含む音楽の刺激で若中年者と健常高齢者にハイパーソニック・エフェクトが発現するか,PET (Positron Emission Tomography)による脳イメージング,脳波(Electroencephalogram:EEG)計測を用いて検証した.対象は平均年齢36.8 歳SD±7.7 歳(27 歳~48 歳),男性3 名,女性5 名,合計8名の若中年者健常ボランティアと平均年齢 77.6 歳SD±4.1 歳(72 歳~88 歳),男性5 名,女性10 名,合計15 名の健常高齢者である.高周波領域非可聴音刺激は脳幹を刺激し,後頭葉のα波を増大させたことから,ハイパーソニック・エフェクトは若年者だけてなく高齢者においても発現することが分かった.
岡田裕之、他4名、日本レーザー医学会誌、2015年



脳の可視化システムが音楽の領域に使われるようになって、音楽について色んなことがわかってきましたね。少なくとも成人が聴音を諦める必要はなさそうです。

【ここをみてくださったみかんぴあのの生徒さんへ】
「○歳までに○○をやっとけばよかった」と言うのは、もうやめましょう。自分で限界を決めるのは自ら可能性を潰すことです。私は諦めませんので、どんどん何でももってきてください。一緒に挑戦したいと思っています。ど~ぞ、よろしこヽ(´▽`)/

GWですが、ぼちぼちレッスンさせてもらっています。みかんぴあのは年中無休です✩・・・という訳で今日は、楽譜について書きます。

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1.まえがきに、楽譜の趣旨が書いてない
メソッドの場合、「何のためにするのか」「どのようにすればいいのか」という情報は最低限必要。買って練習しないと、楽譜の中身がわからんなんて不親切すぎる。また時々「大人も頑張ってください」的なエールだけが書いてることがあります。ありがたいけど、こんなこと言われなくてもわかってるって~の。

2.意味のないイラストがやたらある
楽曲に関係ないイラスト(あひる・くま・うさぎなど)がやたらあったり、譜面よりイラストの方がでかかったりする。ページ数を稼いでるんじゃないかと邪推するよ。基本的にイラストは表紙だけでよろしい。

3.頼みもしないCDがついてる
このおかげで、楽譜の値段が1000円は高くなる。独学ならまだしも、ピアノを習いに行ってたらほとんどCDは聞かない。CDは希望者でええんじゃないか?

4.アレンジに音楽性がない
簡単アレンジ楽譜で、時々音楽性のカケラもないアレンジがしてあることがある。サビを抜き出してCdurに移調する・メロディーラインの音とリズムを簡単にする・伴奏を全音符で単音にする・・この状態でショパンのop.9-2とか、悲愴二楽章とか、ありえんし。

5.こっそりアレンジしてる楽譜
これはマジで頭に来る!某大手出版社の楽譜です!ユニゾンを単音にしたり、乖離伴奏を8va鍵内にして簡単アレンジしてるクセに、アレンジ譜であるという表記がない。生徒さんは原曲で弾いてるつもりで練習してくださってるから、ほんとに申し訳なく思う。論文だとこれは剽窃。犯罪っすよ!!ヽ(`Д´*)ノが~~

というわけでごちゃごちゃ書きましたが、まぁ大阪のおばちゃんのど~でもいい話ということでお納めください。べんべん~~✩

ここまでの記事で副業は、

経済的に潤う⇒生徒さんの退会にいちいちビビらなくなる
世界が広がる⇒人間的に成長する

という、凄い利点があることが発達心理学の視点からあきらかになりました。

ただ、実はこれに付け加えたいことがあります。それは、「あくまでも本業はピアノ教室であるということを忘れないこと」です。ピアノ指導者は常に音楽に貪欲であるべきです。それが心理学の分野では抜けてるんじゃないかと。

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コンビニにいようとパン屋にいようと保育園にいようと、音楽で自分の経験や知識が活かせる場所を探すこと。これはとても重要ですね。

例えば、コンビニバイトでは、商品のPOPの端っこに「♪マーク」を書いていました。それだけでウキウキしました✩パン屋にいるときは有線放送をクラシックにしてもらいました。仕事がしやすい✩

また、保育園にいるときは、設定保育でピアノを弾かせてもらい、園長先生にお願いして空き時間に無償で保育士にピアノ指導をさせてもらいました。今は進学塾で、授業の前にリズムをとって朗読をしています。

それで(ここからがいやらしいけど)、副業で音楽を提供して得られた結果を、積極的に自宅レッスンで活かすのです。

常に「私はピアノの先生です」とアピってると、バイト先に生徒募集のポスターを貼らせてもらえますし、コンビニやパン屋のクルーやお客さんが生徒さんになってくれます。

また、私は空き時間に保育士にピアノを指導させてもらったことで、保育士がシフトの合間を縫って、いつ・どんな教材を使い・どのようにピアノの練習をしているのかがよくわかりました。それを今、レッスンに活かしています。

こんな風に、ピアノの先生の副業は収入面・精神面だけでなく自宅教室の宣伝と実践的スキルアップに役立ちます。ピアノの先生の副業はイイコトずくめです。ぜひお試しあれ~ヽ(´▽`)/

これで副業の記事は終わります。ご意見・ご感想は掲示板までお願いします。荒らしは天誅(笑)✩

今読んでる本に面白いことが書いていました。
男性に比べると女性は労働時間がかなり長い。なぜなら、フルタイムで働いたあとに家事労働をしている女性が多いからです。でも、過労死は男性に多い。多忙なはずの女性は死にません。

その理由を柏木恵子(心理学者:東京女子大名誉教授)は、著書で「女性がいくつもの顔をもち、ネットワークを広げることで社会的に発達しているからだ」と言っています。色んな世界をもっていることは、大変なように思えますが、ひとつのことから受ける不安を解消することにも役立っているんですね✩


岩波新書ですが、結構読みやすいですよ✩


そういえば、放射線治療の帰りにレッスンに来てくださったがん闘病中の生徒さんが、こんなことをおっしゃっていました。

家にいて病気のことを考えると不安になる。でも家事をしたりピアノを弾いてると、一瞬だけど忘れるんですよね。そのあと「頑張ろう」と思えるんですよ。それでね、実はパートの面接に行ってきました。ふっふっふ


昨日この生徒さんは、見事に放課後児童クラブの非正規職員に採用されました✩

柏木恵子さんは、「石の上にも3年」といいますが、じっとしていたら発達はない。その3年をどのように過ごしたかが重要です」と書いています。

ピアノ教室の運営はどこも厳しい状態です。だからと言ってじっとしてても始まらない。また、ピアノの先生の副業は、収入のためだけでもありません。人間的な成長のために必要なんです✩これが発達心理学の視点ですねヽ(´▽`)/

ただ、ピアノ教室をしながらの副業探しは結構大変です。時間的な制約がある上に、ピアノの先生は、「プライドが高い」「仕事ができない」と、結構イメージが悪い。また、自宅ピアノ教室を何年やってても、そんなのはキャリアに数えられません。

で、以前も書きましたが、おすすめは「保育補助」です。近くの保育園に行って平日の午前中だけパートさせてもらう(補助だと保育士資格が必ずしも必要ではありません)♪

そこでは毎日、生きた音楽指導が行われています。ダルクローズじゃなくても保育現場での音楽体験は、必ずご自宅のピアノ指導に役立ちます。保育・介護関係は人手不足なので喜んでくださると思います。
喜んで迎え入れてもらって、賃金をもらいながら学べるって最高の学習環境ですよヽ(´▽`)/

以上で、「ピアノの先生の副業について」の項を終わります。ご清聴ありがとうございました(←修論発表会かよ 笑)

コンビニの早朝バイトは3年勤めました。その後、パン屋1年、保育士2園で3年、幼稚園教諭を2園で5年、インターナショナルスクール1年を経て、今は進学塾の講師をしています(バイト変わりすぎやろ~笑)。

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ピアノの先生の副業について2で書いてた塾よりずっと大手です。ふっふっふ。紆余曲折ありましたが、リベンジした気分~✩

とにかくこんな風に、私はその時々の状態に合わせて音楽以外のやりたいことをやっています。ピアノ教室の運営はすべての責任が自分一人にありますが、バイトは自分がいなくても何とかなるので、気楽なのです✩

それより、毎月わずかでも決まった収入があることで、生徒さんの退会に不必要に落ち込まなくなったことです。これは気分的にいいですね。

また、世の中のほとんどは、働いてお金をもらう。でもピアノ教室の月謝は前払いです。働かなくてももらえる。ピアノ教室がいかに日本の労働形態からかけ離れているかわかりました(笑)

ここまで来るのに、私は時間がかかりました。ピアノ教室をしながら40歳過ぎのパートはなかなか見つかりませんでした。もっと早くから動き出せばよかった・・・。まぁ、それでもやって来れたのは運が良かったからだとも思います。

とはいえ、バイトでも仕事は仕事です。人間関係はもちろん、仕事そのもので嫌なことや辛いことがあります。それでもなぜ私は働くのか・・。

この答えは、今読んでいる本に載っていました。次回は発達心理学の本をもとに記事を書きます。それで、この項は終わります✩

前回の続きです。今日は自分のことを書きます

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順調だった自宅のピアノ教室に陰りが見えてきたのは、我が子が中学を卒業するころです。子どもが小さい頃は、ママ友繋がりで来てくれてた子どもさんが、中学になってどんどん辞めていく。

その頃私は30半ばでした。どこかに働きに行こうかとも考えましたが、「また生徒さんが増えるかもしれない」と生徒募集しながら細々とレッスンをしていました。

そして数年たちました。我が子が高校を卒業するころ、私はすでに40歳近くになっていました。ピアノ教室はもう週3日しか稼働していません。

これじゃあダメだと思い、やっとパートに出ることにしました。そこで小学生対象の塾の採用試験を受けました。面接では、「自宅で子どもを相手にピアノ教室を15年やっていました」と、自信たっぷりに言いました。

子どもを相手にピアノ教室をしていたことは、「子どもの扱いにに慣れている」という意味で、アピールポイントになると思っていました。でも、「家でピアノですか・・」と担当者は言ったきり黙ってしまいました。

結果は不採用です。

このことを友人に話しました。すると友人も偶然別の塾の面接を受けて同じく不採用になっていました。彼女ははっきり面接官から「ピアノの先生はプライドが高くて扱いにくい」と言われたらしい。

塾の面接官がいうことが正しいかどうかはわかりません。ただ、自分たちが一生懸命やってきた仕事に対する世間の評価は、その程度だったということです。塾講師ぐらいならできるだろうと思うオゴリがあった。40歳という年齢が、すでに世間では戦力にならないことすら忘れていました。

「ピアノの先生をしています」と言うと、よく「凄い!」とか、「羨ましい」とか言われるので、いつの間にか自分は特別な人間だと勘違いしていました。よく考えると、私に「凄い」と言った人の方が、しっかり稼いでる(笑)

そこで私は、近所にできたコンビニの面接を受けることにしました。
(次回に続きます)

こんにちは✩ピアノの先生の副業について書きます。

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少子化でピアノ教室で食べて行くのはソートー難しいことは、もはや周知の事実です。すでに行動力のある先生は、パートに出たりして働いています。でもなかなか踏み出せない先生も多いのでは・・。

残念ながら、自宅でピアノの先生を何年やってても、世間ではきちんとした職歴としては使えません。「まだいける」「もうちょっと・・」とか言っているうちにどこも雇われなくなります。いずれにしてもパート経験は若いうちしか詰めません。

なぜこんなことを書くかというと、世間にはまだ「ピアノの先生がパートするなんてカッコ悪い」という風潮があるからです。また、先生自身が、「ピアノの先生がパートするなんてはみっともない」と思っていることに問題があると私は考えています。

ちょっと古いけど面白いブログ記事があったので紹介します。

アフター5と休日はピアノ講師で副業しよう! OLに大人気の副業



「ピアノの先生の仕事をナメてんのか、はぁ>」と思うような記事ですが、保護者が子どもにピアノを習わせる動機も、ずいぶん変わってきました。私が子どもの時とは違います。凄い経歴を持っている先生にビシバシ指導される・・というより、楽譜が読めて楽しく弾けたらいいなぁ・・という親御さんが多いのではないでしょうか。

次回は、自分の副業体験談を書きます✩

よく、「楽譜が読めなくても大丈夫」というキャッチフレーズで生徒募集をしている教室があります。

でもピアノの先生は、楽譜には拍子・音名・音価だけじゃなくディナーミクやアーテュキレーションなど、その音楽を綺麗に弾くための大切なことが書いてあることを知っています。
また、書いてないけどこの曲はこう弾くという秘密(見えない理論)も楽譜にはこっそり書いてあることも知っています。

だから、「楽譜が読めなくても大丈夫」と書いてあるからそのピアノ教室に行ったのに、先生はレッスンのたびに「楽譜をみて弾いてください」とか、「ブラインドタッチの練習をしてみましょう」とか言うのです。

これは、先生が約束を破ったわけじゃなく、楽譜が宝物だと言うことを知ってるからです。「すぐに楽譜を読めなくても、ちょっとずつ読めるようになって欲しい」と思ってるからです。

ですが、初心者の大人の生徒さんは、楽譜を見ながらピアノを弾くことが苦手な方が多い。どうしても鍵盤を見てしまう。楽譜にいくら素晴らしいことが書いてあっても、見なきゃ意味がない。

これについては、コラッジオが「目のせいだ」と言っていますし、私も加齢がブラインドタッチを難しくしているのはほぼ間違いないと思う。

じゃあ、どうすればいいのか・・ということは、また今度書きます。もう眠たくなってきました。すみません・・(汗)

ヒントはポール・バルテスです。興味のある人はググって見てね♪
じゃ、おやすみんぐ。

ピアノ教室をやってると、退会はつきものです。時には「ウワ━(。・ω・)ァァ━・゚・ショック!」という辞め方に遭遇することも。
「先生だけが頼りです!よろしくお願いします」と言っていた方が次の週から来なくなるとか、家の都合でレッスンを休みますと言ってた生徒さんがよそで習ってたとか。

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その度に私は、自分の不甲斐なさを思ったり、相手を恨んだり、「やめたい人はやめれば?」と開き直ったり、また、色んな理由をつけて自分を納得させようとしてきました。でも、何をどう考えても現状は変わりませんでした。

それで、どうせ色々考えるなら、相手の幸せを願うことにしたんです。脳はいいことを考えるといい方向に人生が向かうようにプラスのスイッチが入るようなのです。

そのことに気づいてから私は、「辞めた生徒さんがまずます活躍できることと、今いてくれてる生徒さんに感謝すること」にしました。そしたら、本当にいい出会いがあるし、楽しく仕事ができるようになったんです。本当ですよ✩

ここを見てくださった先生方も、もし「生徒さんが嫌な辞め方をされた」ということがあったら、「今まで来てくれてありがとう!頑張ってくださいね♪。私も今の生徒さんと楽しくレッスンしま~す」と、口にだしてみてください。後は脳がちゃんとしてくれますヽ(・∀・)ノ。

脳って案外コントロールできるんですよ。マジで✩

【追記】
昨日、ロリン・マゼール(指揮者)が逝去されました。クライバーはもういないし、アバドも死んでしまった・・おしゃれでかっこいい指揮者がどんどんいなくなる。。。

先日のピアノが上手になる3つの方法の続編です。前回はスポーツ科学でしたが、今回はチェルニーを使った具体例です☆

その前に、チェルニーに関する私の考えを書かせて頂きます。あくまで私見ですので、音大卒のえらい先生方は怒らないでくださいね♪

私はチェルニー50番は要らないと思っています。理由は、曲が長いことと内容が面白くないから。だから、30番や40番チェルニーを終えた生徒さんには、クラーマ・ビューロー60の練習曲をやってもらっています。クラーマは、チェルニーに比べてはるかに音楽的ですよね☆

ただ、指定のテンポで弾くには至難の業です。私も一度もできたことがありません。はっきり言って、練習曲にしては結構レベルが高いと思う。

そこで昨日、田中紘二先生(大阪教育大名誉教授)から、「チェルニー8小節の練習曲を使った移調練習法」を教えてもらいました。恥ずかしながら、私はチェルニー8小節の練習曲の存在を知りませんでした。

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田中先生は、このチェルニー8小節の練習曲を分析し、中でも練習効果の高い22曲を抜粋し、それを全調で弾いた場合の難易度を調別にA~Dに分けた一覧表を作成されています。で、それを私にくださいました。冒頭には「練習方法」が書いてあります。

【練習方法】
1.原調で完全に暗譜できるまでさらう
2.楽譜をみないでAランクの調から耳を頼りにゆっくり弾く
3.自信をもって弾けてから、少しづつテンポを速くしていく


先生は、「芸音の副科で、これを指導してましたよ」と言いながら、実際に何度も弾いてくださいました。

(芸音の副科って、レベル高いやん)と思いましたが、表をみると私にもできそうな番号の曲があります。とにかく、社会人や集中力のない私のようなおばさんには、短時間で楽して力がつく練習法はありがたいったらありゃしない☆

早速チェルニー8小節の練習曲を買いました。3番をEdurとFdurで弾くのが一番簡単なようです。頑張りますだおかだ。

5年ぐらい前に前のブログに書いた「効果的なピアノ上達法」の記事をまとめます。

元ネタは、東大大学院の大築立志名誉教授(スポーツ科学)の著書です。大築先生は、スポーツの練習や上達の特性として、下の例を挙げています。科学的なデータの裏付けももちろんあります。

私は「ピアノもアスリート的な部分があるじゃん。これをピアノの練習にあてはめたら使えるんじゃないかいな?」?と考えています☆

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3種をランダムに練習する

やりはじめにたくさん反復すること。同じ課題のみを繰り返し行う条件よりも、3種をバラバラの順序で行わせるようなランダム練習の方が効果がよい(Lee&Maglill 1983


同じ順番じゃだめというところが味噌ラーメン。例えば、バッハの平均律をうまく弾きたいと思ったら、平均律ばっかりするんじゃなくて、ブラームス51練習曲とクラーマ・ビューローのセットを組んで、毎回それをバラバラの順番で練習すればいい。ということになるんじゃないかなぁ。

レミニッセンスを利用する
レミニッセンスとは、心理学的には記憶した事柄がある程度時間を経るとかえって明確に想起されることをさすらしい。スポーツ科学的には、練習を休んで再びはじめると、休んでたにも関わらず以前より上手になっていうことを言います。

ピアノ学習者なら全員が経験あるはず。(いっぱい練習しても上手にならないな・・)と思って、嫌気がさした時は、焦らず思い切って休んだ方が効果があるかもです☆

超回復を利用する
運動をすると、次の日に筋肉痛が起こることがあります。それが収まったら、筋肉は以前より強くなってる。これを「超回復」と言います。

ピアノでも肩がこったり腕が痛くなったりすることがあります。(もちろん程度の違いはあります。医者に行くほど痛いのはダメ)そういう時は、「あ、筋肉が頑張ってるな」と思ってあげてください。次の日はもっと指が強くなっていい音が出る可能性があるので、傷みや疲れを感じることは、悪いことじゃないかもです☆

スポーツ科学の人がこの記事を読んだら、「はぁ?」と思うかも知れませんが、結構使えると思われませんか?

先日TVで「アルモニカ」という楽器が出ていました。日本でただ一人だけ、アルモニカを演奏できる人がいるようです。何でその人だけしか演奏できないのかというと、指の固さ?みたいな話でした。



「金平糖の踊り」はこちら。音だけ聴いてると一瞬チェレスタかと思えますが、それにしてはサスティンありすぎるので「はぁ?」となります。



「天使の音色」が「悪魔の楽器」に代わるなんて、要するにかわいさ余って憎さ百倍ということなんでしょうね☆

昨日は帝国ホテルチャペルで、知り合いの声楽コンサートがありました。それで、田中紘二先生(大教大名誉教授)に「今ご自宅ですか?近くまで来たのでご相談したいことがあるのですが」とメールしました。

すると、田中先生はすぐにお電話をくださいました。私は、無謀にも先生に「ホテルの橋のところまで来てください」と言いました(笑)。田中先生は、突然の呼び出しにも関わらず駆けつけてくださいました☆

そこで、思い切って「保育者養成の本をもう少し分けて欲しいこと」「1人30分のワンポイントレスンを計画しているので指導をお願いしたいこと」「6月29日のうちの生徒さん主催の音楽会に出て欲しいこと」の3つをお願いしました。厚かましいけど、今言わなきゃ~☆

そしたら、田中先生は、3つの私の要求をすべてのんでくださったんです☆信じられんほど嬉しかった!(^^)!以下は、その時の会話です。

【保育者養成の本の件】
この本は確かに手に入りにくいけれど、大人のピアノ研究会で使用してもらえるならどうぞ。是非、活用してください。

【ワンポイントレッスンの件】
30分は短いようですが、ピアノのレッスンというのは、「その時にどうするか」ではなくて、アドバイスを実際に自分で消化しながら答えをみつけていくものなのです。30分あれば大丈夫です。

【6月29日の音楽会の件】
何がいいですか?みんなが喜んでくれる曲を弾きたいですね。


・・・涙でた。突然呼び出されてお願いごとなんて、私だったら「はぁ?」と思う。それなのに田中先生は、笑顔で駆けつけてくれて、私の要求を全部飲んでくださっただけじゃなく、「僕はね、学生に音楽の楽しさが伝えられる教師になってもらいたいと思って指導しているんです」と、教員養成校の教員としてのポリシーも教えてくださいました。

ムリだと思うけど、絶対できないと思うけど、私は田中先生みたいな先生になりたいと思いました。この年になって、「こういう人になりたい」と思える人がいることは、私は幸せだと思います!(^^)!

感動のCMです。大人のピアノは、ピアノそのもの、または曲そのものに人生をかけた想いがあることが多いという特徴があります。そういう想いの手助けをさせて戴くのが、大人のピアノ指導者です。


大教大の田中紘二先生から「保育者養成の教材で見せたい本があります」とメールを戴いたので、研究室に行ってきました。その本は「ピアノの基礎」という、随分あっさりした題名で、真っ白でした。

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著者は、田中先生の恩師の滝本祐造先生(京都ベートーヴェン研究所の主宰者&中国西安音楽学院栄誉教授。大谷大学教授、京都市立芸術大学音楽学部教授を歴任)です。

中を見てびっくりした!30年も前に、こういう研究がされてたなんて、信じられん!大学教員だけでなく、一般のピアノ指導者にも使える(というか、一般のピアノ指導者に是非みてもらいたい)内容です。

うちにも、保育・教員系の学生さんが何人かピアノを習いに来てくださっています。内容は、大学から出される課題の補助という形です。

ですが、(主に教員養成系ですが)学生のピアノ演奏能力の低さは、大学教員の中でもかなり以前から問題視されていて、研究者がいくつも論文を書いています。

そこで、(言い方は悪いですが)教員養成大学の大学教員は、学生の演奏技術のUPを、私のような町のピアノの先生に丸投げしてくる。「あとはピアノの先生にみてもらってね」という形です。

要するに、町のピアノの先生は「学生の指導のメインは大学教員だ」と思い、大学教員は「街のピアノの先生にお任せすれば大丈夫」と思っているという、何とも無責任な関係の中で、学生はピアノを学んでいるのです。

でも、残念ながらこういう風に「仕上げられた学生のピアノ」は、現場では使えない。なぜそう言い切れるかというと、私は去年の夏まで保育園で働いていたからです。現場で使えない理由もわかっています。ただ、それをどうすれば学生さんに伝えられるかが、わかりませんでした。

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(前置きが長くなりましたが)でも、それが全部、この本には書いてあるのです。なるほど!!凄い!さすが京芸教授!(・・でも、京芸は保育園と幼稚園教員免許が取れませんが・・笑)

と、言うわけで、この本はもう廃版になっていますが、改訂版があるようです。田中先生にお願いして、大人のピアノ研究会で、この本を使って教員養成系学生の指導法を研究したいな~とか思いました。本代は1000円ぐらい。

興味のある方、一緒に本を買って勉強しませんか?最近まで実際に某有名私立大使われていた教材です!(^^)!

4月12日追記
明日14時に、教育大に本が搬入されます。田中先生の研究室では200冊を購入し、学部の教員養成課程で使用されるようです。本はこれで廃版になるので、手に入らなくなります。私は明日、14時に研究室に10冊分はもらいにいくことにしました。必要な方は、明日午前中までに掲示板にメッセージをください。

sirogakufu.JPGL.P.O(レッスンプラスワンというチラシ)に「バロック白楽譜」と言うのが載ってたので、楽器店に見にいってきました。

チラミして思ったのは、「こりゃ。バロックを専門的に勉強してないと教えにくいな」ということです。例えば「ワルツって何?」と聞かれて、「3拍子の曲」と答えるような先生じゃ、この楽譜は使えない(んな先生、いるわけないか 笑)

バロック時代のワルツは、2小節が束になっていて、2小節目の頭にアクセントがきます。それが2つ続いて、後の4小節がつけたし(休憩小節)になるのが基本の形です。

【例:バロックのワルツ】●がアクセントだとすると、
『「・・・」「●・・」』『「・・・」「●・・」』「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」で8小節単位で区切られる。
(バッハ作曲と言われているけど、本当は散髪屋が作曲した、超有名なメヌエットを思い浮かべてもらえるとよくわかります)

ワルツ=3拍子の曲だと、「●・・」「●・・」~が永遠に続く。こんなバカなことはありません。なぜならワルツは舞曲だから。休憩がないとしんどくて踊れない(爆)

スラーや強弱を書く前に、アクセントがどこに来るか・・まずこれを知らないと、バロック音楽の楽譜にアーテュキレーションが書けません。だからこの白楽譜は難しい。

徳丸吉彦教授(民族音楽学)は、音楽を指導する際に大切なのは、「見えない理論だ」と言っています。見える理論(楽譜表記)の前に、やらなくちゃいけないことがあるんじゃないかな・・と思えてしょうがない本でした♪

私のレベルじゃ、この本は私は怖くて指導に使えない。もうちょっと勉強してからにします・・しくしく。

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