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三上香子「ピアノが苦手な保育者を対象にした保育ピアノ学習プログラムの検討」『関西教職教育学研究』第10号、72-80、2021年。
論文はこちら


この研究のきっかけは、
保育士と保育教諭をしているピアノ教室の生徒さんが、
「大学のピアノは役に立たない」と言ったからです。

そこで、大学教員と専門学校教員にインタビューしたところ、
教員自身も、大学のピアノ指導内容に満足していないことがわかりました。
でも、設備やカリキュラムの問題があり、なかなか思ったような授業ができない。。

そこで、先生方に負担をかけることがなく、
現場で役立つピアノ学習プログラムを構築しました。

このプログラムが、保育科で実施されれば、
ピアノで困る保育者が減らせるぜ~!

・・と言っても、実は実践されていないのです。
昨年度に、保育者養成校の教員から意見をいただいたり、
実際に授業に取り入れていただいたりする予定でした。
でも、コロナでリモートになってしまい、実践できていません。

だから、この論文は、残念ながら完全ではありません。
また続きを書きたいと思っています☆

全然関係ないけど、メルカリに放送大学のテキストを出品しました。
興味のある方は、ぜひぜひ~☆


外部講師


母校の大阪教育大で、外部講師をしてきました。
といっても、私は天王寺分校出身なので、柏原キャンバスは関係ない。

また、呼ばれたのはピアノの講師ではありません。
ピアノで呼ばれたらめっちゃ嬉しいけど、私の演奏レベルでそれは絶対ない。
招かれたのは「生涯教育学」の授業です。

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さらに「授業」と言っても、自分の生涯学習歴とおとなのピアノについて話しただけです。
色々すみません、ほんとに(汗)

サクラ猫


で、本題です。
これは、大教大のサクラ猫です。

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サクラ猫とは、去勢・避妊手術を済ませてある猫のことで
一見してわかるように、耳をカットしてあります。
その耳の形が、サクラの花びらのように見えるので「サクラ猫」と言います。

白キジとクロは写真を撮ることができましたが、
茂みの中にいたキジトラは、とれませんでした。
白キジは、触ることができました☆

大学のサクラ猫は、教職員や学生から可愛がられているようです。
ただ、「ご飯は決まった人が決まった時間にあげる」というルールがあり、
しっかりと管理されていると聞きました。


先月お話していた、科研費研究の共著論文が公開されました。

古庵 晶子・竹川 佳成・三上 香子・能登 楓「高齢ピアノ学習者の演奏動画からの一考察」京都ノートルダム女子大学紀要、子ども教育研究7号、43-58、2021年。

論文はこちらからDLしてね


これは、第1回目の実験結果です。
生徒さんはもちろん、私もはじめての体験なのでドキドキ。
代表研究者の古庵先生も、緊張されていました。

ただ、指定された曲が、よく知られている唱歌だったことと、
事前に2週間程度の練習期間があったため
ミニ発表会のような気分で、実験が開始されました。

実は、第2回目の実験は、すでに終わっています。
どんな形の論文になるか、超楽しみです~♪

なお、生徒さんにはすでに「抜き刷り」をお渡ししました。

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「うわ~!字がいっぱい!これは読まないわ」と言いながらも
嬉しそう☆よかった~!


「共著論文」とは、複数で作成する論文を言います。
1番前が代表研究者で、そのあとは研究に貢献した順や偉い人順に名前が続きます。
私は3番目なので、いないのと一緒です(笑)

「抜刷(ぬきずり)」とは、論文集のなかで、その論文だけを取り出して冊子にしたものを言います。

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タイトル:高齢ピアノ学習者の演奏動画からの一考察
研究対象はうちの生徒さん6名で、第1回目の実験の結果について書かれています。

内容は、のちほどダム女のリポジトリに公開されたら、お知らせします☆

【幼児教育の論文】
それと、別の私大の特任教授から依頼された幼児教育の論文(研究ノート)ですが、昨日出来上がったので、原稿を教授に送付しました。

4日で書けた!・・と思っていたのもつかの間、
誤字・脱字があるそうです。。
訂正しなきゃ。。

この研究ノートも、公開されたらお知らせします☆
タイトル:保育士試験「保育実習理論」の出題傾向と学習対策
です。
保育士試験を受験しようか~と思っている方は、ぜひ読んでください。

追記
保育士2次試験「実技ピアノ」の採点をされた大学教員の方から、お話を伺う機会をいただきました。
それもまた、ご報告させていただきます!(^^)!

一昨日、某私大の特任教授から
「2週間程度で幼児教育に関する論文を書いてもらいたい」と頼まれた。

奥付の日にちから察するに、誰かが今年度の大学教員の公募に応募するために、
業績が必要なのだとわかった。

幼児教育は専門外。
それなのに、たった2週間足らずで論文を仕上げるのは難しい。
でも、「研究ノートレベルでよい」と言われたし、
お世話になっている教授なので、断り切れずに引き受けた。

今回の私の論文は、単に「数のうち」
それでも一生懸命書きますよ。
誰も見ていなくても、女は立派に花を咲かせるのさ~!
それが女の生きるみち~♪

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片側改札しかない小さな駅に咲く、春の花☆
誰もみていなくても満開なのだ


というわけで、やっと方向性が決まりました。
タイトル:保育士試験「保育実習理論」の出題傾向と対策(仮)
先行研究とデーターを収集して分析を開始しました!

来週中に提出できるよう、頑張ります!

4月10日追記


先ほど提出しました。
4日で書けた(笑)

また、公開の許可が出たらお知らせします!(^^)!


今朝、論文集に原稿を送りました。
タイトルは「ピアノが苦手な保育者を対象にした保育ピアノの学習プログラムの検討」(「の」が多い・・)

先行研究のサーベイが中途半端で、なおかつ実践研究ができていないため、
見事すぎる駄文(爆)

(爆)とか書いていますが、マジで笑えんレベルです。
その証拠に、論文編集者から受け取りのメールが、まだきません。

ピアノが苦手な保育者(保育士・幼稚園教諭)が、保育をしながら
独学で保育に役立つピアノスキルを獲得できる方法・・

目の付け所はいいと思うのですけどね・・

明日からは、放送大学大阪学習センターの寄稿文を書きます。
じょうずに書けるかな?

放送大学大阪センターが、開設30周年になるそうです。

放送大学大阪学習センター

そこで、『大阪学習センター開設30周年記念誌』の執筆依頼をもらいました。
600字という短い間に、私の想いがどれだけ反映できるか・・
腕のみせどころ?ひゃ~~☆

思い出は山のようにあります。
なんせ、22年間も放送大学にいるのですから(笑)

締め切りまで約1か月。がむばります!

3月13日追記


さきほど寄稿文を提出しました。タイトルは「旧西館の屋上からみた芸術的な風景」です。

あ、そういえば勉強のことをちっとも書きませんでした(爆)



面白い話がありました☆

昨日、放送大学大学院の科目を担当する先生から
「高齢者教育の実践例として、みかんぴあのを掲載してもいいですか」と連絡がありました。

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そっこー「マジっすか?宣伝になりますわ~!ヨロシク☆」とお願いしました。

そのあと、ジェロゴジー、アンドラゴジー、ペダゴジーなどの質問をされたので、大人のピアノ学習者と高齢者のピアノ学習者の違いを、成人教育学の視点から回答しました。

その後、独自で実施したアンケート結果と、今後予想される高齢のピアノ学習者の傾向などをまとめて、送付しました。

2022年度の放送大学大学院科目のテキストの最後のほうの部分で、「中高年層のピアノ学習論」の実例として紹介していただけるそうです。

掲載されたら「ここがみかんぴあのです」と報告しますので、楽しみにしておいてください!(^^)!へへへ

ところで、先生に「写真はいりませんか?」と言ったところ「いりません」と即レスされました。それでも先ほど、写真を送っておきました。いつものように、可愛くてきれいに映っています。

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送った写真はこれ




【2月16日追記】
先生から「インタビューはこれでいいですか」と原稿が送られてきました。
さっそく確認して、修正箇所に赤入れして、返送しました。

大学教授が書いた文章に赤入れするなんて、最高に気持ちいい!
へっへへ~~

その後「仕事が早いですね」とメールがきたので
「仕事なのは先生だけです。私は仕事ではありません」
と返信しました。ふっふっふ

某私大の学科紀要で、共著部分の提出が終わりました☆
あとは代表研究者からの訂正をまつだけ~☆

それで、今日はまったりと放大の単位認定試験を解答しました。
コロナの影響で、自宅受験です。

印刷教材を見ながら受験できる!
満点めざすぜぃ!

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ということで、さっき解答を提出しました☆
結果が楽しみ~♡

そうそう!来月、エレクトーンとコラボ演奏することが決まりました。
366日弾きます。いい曲です!(^^)!




投稿した論考が公開されました。

■音楽文化の創造(CMC)電子版 Vol.15
https://www.onbunso.or.jp/cmc-blog/8318

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■私の論考
タイトル:「音楽による社会貢献の現状と展望:NPO 法人「音の風」の活動紹介」
内容:生涯学習として活発な音楽事業を行うNPO 法人「音の風」(以下「音の風」)の活動と、コロナ禍での取り組みについての紹介

論考はこちら

なお、論考を書くにあたり、放送大学の印刷教材3冊を参考にしました。印刷教材の内容はもちろんですが、引用や参考文献が書かれているので、そこから情報を得ることができました。放大サイコ~~(=^・^=)

【追記】
明後日から、放大の単位認定試験がはじまります。4科目だけなので大したことはありませんが、頑張りま~す(=^・^=)


前稿(1)の続き、「初見演奏能力からみたシニアへの効果的なピアノ指導(2)」の論文が掲載されましたので、ご報告させていただきます。

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初見演奏能力からみたシニアへの効果的なピアノ指導(2)( .pdf / 507.9KB )

前稿(1)の内容



前稿(1)では、60歳以上のシニア34名に初見演奏をしてもらい、その結果を「年齢別」「成人までの学習経験別」「成人後の学習年数」に分類して考察しました。

調査の結果
1.ピアノ演奏には、年齢差がみられなかった
2.ピアノ学習経験の有無は、ミスの程度に大きく影響した
3.ピアノ初心者は、半年から2年の間に、学習者は演奏へのモチベーションが下がる。その後レッスンを続けると、モチベーションが保たれる。

本稿の内容


前稿(1)の初見結果から熟達者9名と初心者13名を抽出し、それぞれに初見演奏をしてもらい、その結果からシニアが意欲的に演奏できるレベルと小節数の上限を推察しました。

調査の結果
1.熟達者は内容に関わらず16小節の初見には疲れること
2.初心者はリズムと読譜ができるなら8小節の初見が可能であること


まとめ


以上のことから、シニアのピアノ指導には
1.年齢よりも経験に着目してレッスンすること
2.レッスンをはじめて半年から2年までの間にモチベーションが下がる(この時期の指導者の対応が大切)
3.シニアに初見でピアノを弾いてもらうには、よく弾ける人には部分練習を、初心者には、演奏前にリズムと読譜を優先すること

指導者の皆様、ぜひレッスンの参考にしてください。

これで、シニアに対する初見演奏の調査研究は終わります。お疲れ様~☆

社会教育学研究第52号に論考を掲載して戴きました。

社会教育学52

タイトルは「「保育ピアノ学習者の現状と効果的なピアノ指導(2):企業内教育の可能性と保育現場に則したピアノ学習内容の考察」です(ながっ 笑)。

内容は、(1)の調査では、保育者養成校(専門学校、大学など)のピアノの授業内容が、必ずしも現場の保育内容と合致していないという結果がでました。このことは、現役保育者だけではなく、養成校の教員も認識しています。

そんな理由から、現役保育士は、忙しい勤務の間に自分でレッスン料を払ってピアノレッスンを受けています。

でも「これっておかしくね?保育園で必要なスキルを獲得するために、個人が授業料を払うって変じゃん」というのが、研究の動機です。

そこで、国の助成金を使って、現役保育士が町のピアノ教室でレッスンを受けることができないか・・と考え、実際に国の助成金を使って保育士のスキルアップをしている保育園の施設長にインタビューをしました。

果たしてその結果は・・へへへ。
リンクの一番下に原稿があります。興味のある方は読んでみてね

調査・研究

昨日と今日、科研費研究の実験協力をさせていただきました。

最初にお話を戴いたのは2017年。その後アンケート調査を経て、選ばれた数名に対し、最新の機器を使った実験が行われました。

もちろん、私が実験したわけではありません。某大学の研究者です。私はちょこっとお手伝いしただけ(笑)

研究内容や実験の詳細はここには書けませんが、生徒さんが「珍しい経験をさせてもらった」と喜んでくれたことがとても嬉しかったです!

どんな実験結果がでるか、たのしみ~~(=^・^=)

■追記

超初心者のためのピアノ講座
「超初心者のためのピアノ講座」ですが、定員に達しましたので、募集を停止させていただきます。次回の募集は10月です。よろしくお願いします(=^・^=)


今年も半分が過ぎました・・ってマジかよ?めっちゃはやくね?

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・・・と言うわけで、5月に提出した懸賞論文が掲載されました。

でも、掲載されたけど、懸賞論文に選ばれたわけではありません。とりあえず「載せてもらった」だけです。それにそもそも「報告書」なので、論文ではありません(笑)

三上香子「個人による公益活動の可能性―市民協働型音楽イベント「60歳からの音楽祭」の実践報告、音楽文化創造、音楽文化の創造電子版voi.13、2020年。(論文はこちら)


内容は、公益活動(利益を追求しない活動)として市民協働型イベント(行政と民間が協力し合うイベント)を実施する際は、通常はNPOや団体などの組織と行政がタッグを組みます。

でも、私は友達がいないので一人でやっています。。。しくしく。
ひとりも市民協働イベントは可能です。全責任を負う覚悟さえあれば。

ひとりで公益活動をやってみたい人の参考になればいいな~(=^・^=)

これまでの調査・研究はこちら


昨日は、母校に行ってきました(と言っても、私はここのキャンバス出身ではないけど)
駅名は「大阪教育大前」ですが、全然「前」じゃない。正門まで15分ぐらいある。

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正門から山の上まで、ひたすらエスカレーターがある。
(ソーシャルディスタンス)
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外部講師は、これで4回目です。
いつも思いますが、大教大の学生はおとなしい。

授業が終わって、質問タイムがありました。
学生さんから「三上さんは、どんな大教生でしたか?」と尋ねられました。

どきっ!
「教採をめざす、一生懸命な学生でした」と言おうかと思いました。
でも、嘘はいかん。

正直に「停学を2回食らいました」と言いました。へへへ。
理由は内緒にしました(笑)

授業のあと、院の時の指導教員が「何でも好きなものをたべなさ~い」と言ってくれたので、美味しいおでんやさんと惣菜のお店と手羽先のお店にいきました。
めっちゃ楽しかったです☆


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論文が掲載されましたので、ご報告させていただきます。

三上香子『関西教職教育研究』第8号:初見演奏能力からみたシニアへの効果的なピアノ指導(1)( .docx / 197.4KB ){クリックしてね)

内容は、60歳以上のシニア34名に初見演奏をしてもらい、その結果を「年齢別」「成人までの学習経験別」「成人後の学習年数」に分類して考察したものです。

これまでもシニアのピアノは研究されていましたが、60歳以上をひっくるめていたので「これはおかしい」と思ったので、調査しました。

調査の結果、3つの結果が見られました
1.ピアノ演奏には、年齢差がみられなかった
2.ピアノ学習経験の有無は、ミスの程度に大きく影響した
3.ピアノ初心者は、半年から2年の間に、学習者は演奏へのモチベーションが下がる。その後レッスンを続けると、モチベーションが保たれる。

結果を踏まえて、ピアノ指導者は、シニアの年齢ではなく、経験や時期に気をつけて指導できるな~と思いました。

実はこの論文には続きがあります。次回は秋ごろ公開されると思います。また報告させていただきま~す(=^・^=)

これまでの研究はこちら
調査・研究


あべの近鉄文化サロンは、来月から開講になります。3ヶ月間の「強制的な」春休みは、今から思うと短かった(笑)ただし、カラオケ喫茶は、自粛要請が続いています。

自粛中には、論文を色々書いて遊んでいました。

論文①


以前も書きましたが、今月初めに音楽財団の懸賞論文に投稿しました。
今ごろ審査に回ってると思います。

正直に言うと、まったく自信がありません。入賞どころか、掲載すらされないのではないかと思っています。ただ、ずっと書きたかったことなので、文章にできたことはよかったと思います。

論文②


昨日、某研究雑誌第8号に、論文を投稿させていただきました。
タイトルは、「初見演奏能力からみたシニアへの効果的なピアノ指導(1)
―年齢別、経験別、年数別の調査結果を中心に―」です。

60代から80代のピアノの生徒さん34名に、初見演奏をしてもらってミスの内容と数を「年齢別、経験別(20歳までのピアノ学習経験)、年数別(成人後のピアノ学習年数)に分けて集計しました。

すると、面白い結果がでました!
・・・というわけで、論文が雑誌になったら、詳細を公開します。興味がある方は、楽しみにしておいてくださいね。

論文③


実は、論文②には続きがあります。今度は、シニアのピアノ初心者とピアノが上手なシニアに対して、再び初見演奏を実施し、それぞれの演奏の特徴を調べたのです

すると、ここでも面白い結果がでました。
これについては、第9号に向けて、論文を執筆中です。

論文④


『社会教育学研究』52号にむけて、「保育ピアノ学習者の現状と効果的なピアノ指導(2)」を書いています。締め切りは7月です。

まとめ


そういうわけで、今は論文①の審査結果を待ちながら、論文③と論文④を、ぼちぼち書いています。

あ、そうそう。家庭菜園、マスク作り、チェルニーの練習などを並行してやっていますよ。また報告させて頂きますね~☆(=^・^=)


秋に某音楽学会に投稿した論文が、要再査読で返ってきました。要再査読とは、「言う通りに書き直したらもう一回見てあげる」というものです。

で、A4用紙3枚に書かれた査読者のコメントにそって提出。放送大学の単位認定試験の勉強も放棄、もちろん仕事と家事は手を抜かず。

先日、待ちに待った再査読の結果がきました。
「不採択」です。

おいおい・・。一瞬にして、学会発表と調査と論文執筆の苦労が水の泡に。ブクブク。
今回の再査読結果のコメントは、前回よりも多く、A4用紙に4ページびっしり。立ち上がれなくなるような査読コメントの数々。

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でもこの論文は、科研費研究の下位論文になるので、どこかに必ず公開しないといけない。落ち込んでられん。えらいこっちゃ!

それで、論文と再査読コメントを送り、「率直な意見が欲しい」と知人の研究者にみてもらったところ、「書き直して他のところに再投稿したら何とかなるよ」という感想をもらいました。ちょっと光が見えた。

そこで、めずらしく「保育ピアノ」の論考を書きました共著:社会教育の経営と生涯学習の支援(Ⅱ)ができましたで、立て続けに私の論考を2本掲載してくださった、恩師の山田正行名誉教授に相談しました。

すると山田先生は、別の研究会の代表者に、
「次号に三上さんの論文を掲載してください。ただ、彼女の論文だけでは発行が難しいので、僕も論文を書きます」
と、頼んでくださったのです。

春に掲載が決まりました!
超、嬉しい!めっちゃいい先生ですわ~☆

捨てる神あれば拾う神あり。
捨てられる「絶望」があるから、拾われる「幸せ」がわかるのですね。

コロナでカルチャーが全部休みになったので、時間はたっぷりあります。
論文の書き直しをしま~す。もちろん、ピアノの練習も☆


社会教育学研究に論考を載せてもらったので、ご紹介~☆

社会教育学研究51号表紙

それがなんと!いつもの「おとなのピアノ」じゃなくて「保育ピアノ」です。
へへへ!超珍しいでしょ?

研究の動機は、うちの生徒さん(保育教諭と保育士)が、「大学で習ったピアノが役に立たない」「給料が安くてレッスン代が続かない」と話してくれたことです。

それで、彼女ら2人にインタビュー調査をし、その結果をもとに知人の保育専門学校と保育者養成大学の教員2人にアンケート調査をしました。また同時に、保育者を指導している2人のピアノ講師にもインタビュー調査をしました。

その結果、専門学校と大学の教員は、学生のことを一生懸命考えているけれど、システムの関係上思うような授業ができていないこと、保育者を教えているピアノの先生も、「今の指導じゃだめだ」と考えていることがわかりました。

はやい話が、全員「だめだ」と考えているのです。

まずはここまで。続きは、次号です~☆
お時間がある方は、リンクを貼るので読んでみてくださいね。

三上香子「保育ピアノ学習者の現状と効果的なピアノ指導(1)―現役保育者、保育者養成校の教員、街のピアノ指導者への調査を中心に―」社会教育学研究vol.51,2020年,1-6。保育ピアノ学習者の現状と効果的なピアノ指導(1)( .docx / 32.4KB )


調査・研究…これまでの論文などはこちらにあります

恩師の山田正行先生(大阪教育大学名誉教授・東京大学教育学博士)ウィキペディアと、西尾征樹先生(元岸和田市公民館長・現私立大学講師)と私の共著ができました☆

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内容は、西尾先生が実践や趣味の講座を対象にした公民館イベントの重要性について書かれたので、私は公民館イベントに参加したときの体験談を書きました。山田先生は、社会教育の実践と教育について、理論や思想の面からアプローチされています。

私は公民館イベントに1度だけ参加し、「こりゃダメだ」と思ったので、それから参加していません。今回は、その理由を書きました。要するに、イベントに参加した成功例ではなく失敗例です。

実は、山田先生から共著のご依頼を戴いたとき、どうしようかと悩みました。公民館イベントを批判するような内容は、元公民館長の西尾先生が気を悪くされるのではないかと考えたからです。

でも、西尾先生にお会いして、そんな心配は無用だとわかりました。方向は違うけれど、同じ考えだったからです。昨夜は西尾先生とは、公民館のこと、学会のことなどいっぱい話しました。なかでももっとも意気投合したのは、「山田先生の論文は難しいね」でしたが(爆)

私の報告書はここにあります。よろしければ読んでください。

西尾征樹、三上香子・山田正行「社会教育の経営と生涯学習の支援(Ⅱ):生き生きした学び合い・教えあいのために」大阪教育大学社会教育学研究室、2020年。市民協働イベントの体験報告( .docx / 150.9KB )


追記:山田先生から「三上さんの文章はとっても読みやすい」と褒めてもらって、めっちゃ嬉しかったです☆


来週半ばに放送大学の単位試験があるので、六法全書を買いました。
ポケット六法全書ですが、かなり分厚い。

じゃ~ん☆
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で、早速勉強しようと思っていたら・・

なんと!秋に学会に投稿した論文の査読結果通知がきました!
「要再査読」(訂正して再提出)です。うわ・・マジっすか。。

でも、多くの論文が不採択になっていることを思うと、
もう一度見てもらえるのはラッキーかもしれない。

とはいうものの、研究者でもない私が論文の再提出なんてできるのだろうか。

って言うか、締め切りまで日にちがない!
どうしよう・・

来週の放送大学の単位認定試験はどうするんだ?
六法全書を買ったのに、ちっとも勉強する時間がない。

なんかとっても忙しいぞ!

放送大学大阪センターでは、機関紙「みおつくし」を発行しています。
その最新号(76号)に、卒業の際に書いた私の文章が載ったので紹介させていただきます。

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--卒業生からの喜びの声――
心理と教育コース 三 上 香 子 氏

「何のために勉強するのか」これは亡き学友 A さんが遺したことばです。
私はこの問いかけを解決できないまま2度目の卒業式を迎えました。
A さんは答えを知っていたかもしれない。
でも私は、冗談で彼の言葉をさえぎってしまいました。
彼が余命を知ってから意欲的に全国の面接授業を受講し、
逝く前日まで印刷教材を読んでいたのはなぜなのか。
その答えを見つけるために私は3度目の放大生になりました。
また頑張りますので、皆様よろしくお願いします。


以上です☆
そういうわけで、今月末の単位認定試験、頑張ります☆
自信ないけど…って言うか、まったくできないけど・・しくしく

ミュージックハウス猫太郎(猫太郎音楽教室)

山田正行先生(大阪教育大学名誉教授)から、「社会教育経営論ノートに載せるため、ためピアノ教室の経営についてエッセイを書いて欲しい」と依頼されました。

経営論って・・私は経済学の知識はまったくありません。それで、ソッコー「やめときます」とお断りしました(笑)

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でも、家に帰ってから考えが変わったので、さっき書いて提出しました。A4用紙10ページ6000字程度の短いエッセイです。目次はこんな感じ。

タイトル:これからのピアノ教室の経営への提案

はじめに
第1章 ピアノ指導の場
 第1節 社会教育施設
  第1項 公民館
  第2項 コミュニティセンター、文化施設
 第2節 民間施設
  第1項 指導者の自宅教室
  第2項 カルチャーセンター
  第3項 楽器店教室
  第4項 学習者の自宅
  第5項 マッチングサイト
  第6項 eラーニング
 第3節 ピアノ指導の場のまとめ

第2章 効果的なピアノ教室の経営
 第1節 自宅教室のメリットとデメリット
 第2節 効果的なピアノ教室の経営
おわりに


書いてるうちに、ピアノ教室で稼ぐ効果的な方法が見つかりましたよ(笑)機会があったらまたブログに書きますね(=^・^=)

本の表紙おとなを教えたいピアノの先生に伝えたいこと
―教室の中身を大公開!絶対身につけて欲しいおとなのピアノ術―
【価格】
手渡し:1000円(税込)
送付:1200円(税・送料込)
メルカリ:1300円(税・送料・手数料込み)

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◆本の感想
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夏に学会発表をした研究内容で、やっと論文が書けたので、学会に投稿しました。掲載される自信がまったくないので、次の嫁入り先を真剣に模索中です(笑)

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私が所属している学会では、次のような流れで論文が掲載されます。

春:学会発表申請
(申請書・要旨の提出)

審査

夏:学会発表

論文執筆

秋:学会誌投稿申請
(申請書・論文)

査読

冬:査読結果通知
(掲載可・訂正後掲載可・訂正後再提出・掲載不可)


こんな感じで、論文は1年がかりで書きます。研究はその前にやってるので、かる~く見積もっても2年はかかる。

だから「掲載不可」の場合でも、どこかに載せないと、調査協力をしてくれた人に申し訳ない。それで、嫁入り先を探しているのです。

それと、私は1年に1本は論文を書こうと決めてるので、そろそろ次の研究に入ります。次は、市民協働に関する研究です。頑張ります(=^・^=)

あ、そうそう。言い忘れましたが、私は研究者ではありません。好きな時に好きなだけ自由に研究する・・このスタンスで論文を書いてます。「ピアノが弾けて、論文も書けるカラオケ喫茶のママ」って、めっちゃカッコよくね?(爆)

お知らせ


ちょっと変わったピアノ指導法講座の締切がせまっています。
講座では、この論文に書いた最新の研究内容もお話します。ぜひきてね~☆

会場大阪市阿倍野区阿倍野筋2-1-40 and4階電話 (06)6625-1771
入会金5,000円+税KIPS、近鉄友の会、65歳以上無料
受講料全3回 3ヵ月 12,300円+税1回受講もできます(4,100+税/回)
10月27日(日)13時~15時シニアのピアノ指導法
11月24日(日)13時~15時保育士ピアノ指導法
12月22日(日)13時~15時大教大附属天王寺中学受験音楽指導

学会発表失敗!

2019年08月26日
学会発表してきました。

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研究の目的は2つあって、ひとつはシニアを①年齢別、②成人までの鍵盤学習経験別、③成人後の学習年数別に分けて演奏能力をあきらかにすること。ふたつめは、その結果から効果的なピアノ指導法を探ることです

私は一番最後の発表だったので、エライ先生がぞろぞろと会場に入ってきました。

誰もいなかったらよかったのに。。
声が震えました。

発表が終わると、「I大学のTです」と、名誉教授から質問がありました。内容は、研究に関するまとめのような形だったので、それは何とかかわしました。

すると今度は、「S大学のYです」と、別の教授が手を揚げられて、「あなたの研究からその考察は飛躍しています」と言われました。これはドンピシャです。ムリやりくっつけた考察が、思いっきりバレていました。

汗が出ました。さすが著名な大学教授です。

また、座長からご意見をもらいました。でもこれは全然ちゃんと返せませんでした。せっかくご意見をもらったのに、言い返してしまったのです。座長は「あっそう」とあきらかに気分を害された感じでした。

学会発表は、失敗しました。

私の夏は、終りました。

ミュージックハウス猫太郎(猫太郎音楽教室)

本の表紙おとなを教えたいピアノの先生に伝えたいこと
―教室の中身を大公開!絶対身につけて欲しいおとなのピアノ術―
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2019年前期で2度目の放送大学の卒業が決定しました☆
仕事をしながら勉強するのは超楽しいっす!

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もちろん3度目の卒業を目指して、再入学するよん♪
後期はNPO法人の勉強からはじめます。がんばるよ~
応援してね!(^^)!

ミュージックハウス猫太郎(猫太郎音楽教室)

本の表紙おとなを教えたいピアノの先生に伝えたいこと
―教室の中身を大公開!絶対身につけて欲しいおとなのピアノ術―
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今月末の学会発表で使うパワポを作成しています。タイトルはこれ。

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内容は、シニアを年齢別・経験別・学習年数別に分けて、演奏能力を調査した結果をもとに効果的なピアノ指導法を探るという研究です。

結論からいうと、シニアは年齢ではなく過去の学習経験が活かされている。例えば80歳の方でも20歳までにピアノを習っていると、60年近くブランクがあっても結構弾けるということです。子どもの頃にピアノを習うメリットは大きいですね☆

じゃあ、シニアになってからピアノをやってもダメかというと、そうでもない。練習方法を工夫すれば大丈夫。今回の研究発表では、それを提案するものです。

あんまりパッとしない内容ですが、おとなを教える先生に役に立ててもらえると嬉しいなぁ☆今日1日だけお休みなので、今日中にパワポを作ります。がんばんべ~!

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女ならやってみな

2019年07月31日
学会の研究発表が国立音大で開催されるときき、音大に超憧れをもつ私は、ソッコー参加申し込みをしました。

しかし、ふつ~に参加するだけだったら面白くない。この際、学会発表をしちゃおう!そしたら、音大の教壇に立てるぞ!・・というわけで、無謀にも学会発表にエントリーしました。

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昨日、発表プログラムが提示されました。5つの会場で26の研究発表があります。発表者はすべて大学教員もしくは博士課程の学生さん。主婦は私ひとりだけ。うははは!

どうせ私の発表なんか誰も興味ないでしょう。というより、そもそも人前で発表できるレベルの内容じゃない。辞退したい。

・・・でも、女ならやってみな!ここで逃げたら女がすたる。

というわけで、まったく気が進みませんが、来月末の学会発表にむけて、ぼちぼちパワポを作ります。演目・・じゃなかった題目は、「シニアの初見演奏能力からみた効果的なピアノ指導法」です。がんばるぞ~~!(^^)!

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決心したぞ!

2019年07月03日
学会の研究大会が、今年は国立音楽大学で行われるらしい。マジかよ!?いきてぇ~~!

というわけで、さっき東京行の新幹線を押さえました。いきます(笑)

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とにかく、音大を出ていない私は、音大にめっちゃ憧れています。今まで大阪音大、相愛大学、大阪芸大には行きました。涙が止まらんほど感動します。音大っていいなぁ・・憧れるなぁ!

それで、来月の国立音大ですが、ふつ~に講義室に入るだけじゃつまんないから、学会発表をすることにしました。締め切りまであと1週間しかない。ネタは何にしよ~!頑張るぜ!

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かねてから病気療養中の加藤佳也教授(発達人間学)が、ご逝去されました。61歳でした「僕はピアニストになりたかったけど、親の反対で医者になった」とおっしゃっていたように、医学のエキスパートでありながら、音楽を心から愛した先生でした。

加藤先生の論文はこちらです。これをみると、先生が音楽をどれだけ愛されてされていたかがよくわかります。

大学院でひとりぼっちで音楽研究をしている私は、寂しくなるといつも加藤先生に逢いに行っていました。

思い出の場所を写真にとってきました。

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大阪教育大学天王寺キャンバス 東館

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東館の廊下

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加藤先生と私が話していた3階の部屋


お通夜は神式で行われました。はじめての経験だったので、少し戸惑いました。でも、かっこいい加藤先生の写真に「先生がいなかったら大学院を辞めていました。いつもありがとうございました」としっかりとお礼を言いました。

お通夜には大勢の方が参列していました。加藤ゼミの元院生もいました。奥さまや娘さんとともに、そのゼミ生も加藤先生の最期を看取られたと聞きました。

また、仕事で間に合いませんでしたが、お通夜が始まってすぐに、ピアニストの奥さまの伴奏で娘さんがバイオリンを弾かれたそうです。「主人が眠る横で娘と練習しました」とおっしゃる奥さまと娘さんをみて、素敵なご家族だと思いました。

私は加藤先生から論文の読み方を教わりました。著名な作曲家と精神病を言及する学問(病跡学)があることも教えていただきました。音楽療法がなぜ国家資格にならないのかを、医学の立場からデータで示してもらったこともあります。

お通夜の席でゼミ生が、「加藤先生は三上さんが大好きだったよ」と教えてくれました。「私も大好きでした」と答えました。

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