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Twitterの猫問題について

9月14日:総括

私はは6月下旬から9月上旬まで、twitterでみつけた「猫を水鉄砲で打つ」という書き込みをした「A氏」と、DM(ダイレクトメール)でやり取りをしながら、所轄行政や動物愛護NPOなどと話をしてきた。(詳細は、「はじめに」以下を参考にしてください)

さて、先日私はA氏とのDMを終了した。

A氏は「外猫を減らしたい」という意志が強く、行政の介入の必要性を述べた。また、愛護団体のボランティア活動に不満をもち、解決策として持論をのべた。

私は愛護団体の会員ではないため、解決できない。そこでA氏と私と愛護団体の3者で直接会って話をしたいと申し入れた。しかしA氏はかたくなにそれを拒否した。

私は、A氏のなかに「自分の不満を誰かに解決してもらいたい」という甘えがあると感じた。私では力不足である。そこで今後A氏とは、関わらないことに決めた。

なお、A氏の今後の行動に関しては、A氏が居住する公団の愛護団体に監視をお願いすることにした。また、必要ならば、私も現場に行く。それが、A氏に関わった自分の責任だと認識している。

なお、A氏はDM終了に際して、何度も私にお礼を言ってくれた。A氏は嫌猫家だが、とても心根の優しい方だった。結局私はA氏に何もできなかった。自分の力のなさをふがいなく思う。よい経験をくださったA氏には、とても感謝している。
(9月14日 記載)


はじめに


ご存知のように、私は猫好きです。そこで、Twitterで遭遇した「猫問題」について随時更新しながら時系列で記載しています。長いですが、よろしければ読んでください。

なお、このブログ記事は、各種行政団体(大阪府警、動物指導センター、公団管理機構、その他)にも報告済みです。また、Twitterにも掲載しています。

更新状況


6月25日:保護猫ボランティア(T)からのコメントを追記
6月25日:動物指導センターに関する記事の訂正と、「水鉄砲について」を追記
6月27日:嫌猫派R氏の回答を追記
6月30日:B氏のコメントついてA氏の回答と、公団の所轄法人の回答を追記
7月5日:動物愛護活動NPO法人(O)と(M)を追記
7月7日:公団の所轄法人からのメール回答を追加
7月8日:動物愛護NPO法人を(O)と(M)に分けて追記
7月8日:動物愛護NPO法人(O)(M)を追記
7月27日:保護猫ボランティア(T)の勉強会を追記
8月15日:A氏とのやりとりを追記
9月14日:総括を追記



主な登場人物・団体


私・・・猫好き(無所属)
A氏・・・Twitterで猫を水鉄砲で威嚇する書き込みをした人物。性別・年齢不明
B氏・・・A氏のTwitterに対し、より具体的な威嚇内容を投稿した人物。嫌猫者
行政など・・・動物指導センター、警察署、公団の窓口管理人、公団の所轄法人
愛護団体・・・保護猫ボランティア(T)、動物愛護NPO法人(O)(M)

はじまり


2020年6月17日、Twitterで次の書き込みを見つける。

blog2
「南大阪」と書いてあったため、A氏とDM(Twitterのダイレクトメール)で、コンタクトを取ることにした。

投稿者A氏(性別、年齢不明)は、「水鉄砲で猫を追い払うことは虐待ではない」という意識をもっていた。どこかのHPに猫よけとして紹介されていたらしい。餌やりの情報は、男女数名で、早朝と夕方という情報も得た。

A氏は、猫がいる場所の最寄駅や目印を、写真付きで丁寧に教えてくれた。なぜか、住所や地名は一切知らせてくれなかったが、該当する場所は、南大阪の郊外にある公団住宅だとわかった。

私は「猫を虐待したいか」と聞いてみた。すると「猫は嫌いなので触らない。水をかけて追い払いたいだけだ」と答えた。

このとこから私は、実際に猫に危害を加える動物虐待者ではないと判断した。そこでA氏のために、また水鉄砲で狙われるような可哀想な猫をなくすためにも、自分ができる範囲で、この猫問題に関わりをもとうと決心した。

A氏のTwitter内容と他者の反応


A氏のTwitterは、次の3点に分類される。
①猫に水鉄砲を撃った報告
②自分がいかに猫が嫌いであるかという説明
③動物愛護団体に向けた憎悪

A氏は、猫を「害獣」といい、愛護団体を「愛誤」と揶揄している。また、猫がいる地域をインターネットで公開し、多くの嫌猫家に、水鉄砲で猫を威嚇するよう呼びかけた。当然これらの書き込みは、多くの愛猫派の反発を受けた。

【愛猫派のコメント例】
「これ、虐待ではないのだろうか?」
「一連のツイート見ると虐待だと認識しましたこういう人が増えて嫌になります」
「猫相手に熱くなって馬鹿じゃねえの」
「死ぬのを待ってるって何?猫の命をなんだとおもってるわけ?アホなの??」

これらに対してA氏は、冷静に返答をしていた。しかし、「水鉄砲での威嚇は虐待ではない」「猫の存在が許せない」という考えは、常に一貫していた。

他方、A氏に共感する者(B氏)のコメントもみられた。

【嫌猫派のコメント(B氏)】
「圧力付きのウォーターガンに蓼酢を混ぜると良く効きます。ただし通り道に撒くより直接当てるのが一番です。ウォーターガンは動物管理センターの職員から直接効いた方法なので苦情はソチラに言って貰いたいし置き餌にキッチンハイターを噴霧するのもすすめてました(お酢を混ぜるのも)会話は全部録音済み」

水鉄砲で猫を威嚇することついて


A氏は、水鉄砲で猫を威嚇することについて「どこかのHPでみた」と言ったが、具体的なサイトは示されなかった。

■6月27日(追記)
「圧力付きのウォーターガンや置き餌にハイタ―を混ぜることは、動物愛護センターからの指導で録音もある」とのコメントを書き込んだB氏に、どこの動物管理センターからの指導なのか問い合わせた。

すると「それを聞いても何するんですか?虐待犯認定でもするおつもりですか?」と喧嘩腰になり、「録音を保存した行政区とは異なりますのでお断りします」「アナタとのやり取りも一切お断りするつもりです」と言う返答があったため、追求を諦める。

■6月30日(追記)
その後、B氏の反応をA氏に伝えたところ、長野県と埼玉県の猫対策サイトが紹介された。そこには確かにB氏がいう猫を撃退する方法が書かれていた。。このことから、B氏の投稿はウソではないことが明らかになった。しかしそれなら素直に情報もとを提示してもよかったのではないだろうか。やはり嫌猫家は必要以上に攻撃的な傾向をもつと思われた。

動物指導センター


一連の流れを「動物指導センター」に連絡したところ、6月18日に電話があった。
以下は、動物指導センターの回答である(6月25日訂正)

・2年前にも同様の申し入れがあったためすぐに職員が現場に行ったが、猫はいなかった
・公団のなかのことは、公団に決定権がある
・水鉄砲で威嚇する者や適切な餌やりの指導をすることは可能である
しかしずっと現場にいるわけではないので、見つけられないと指導ができない

現場にて


6月22日、私は自宅から電車を乗り換えて、1時間弱にある、A氏がいう現場に出向いた。

警察署


まず、正確な場所を尋ねるために、警察署に行った。
警察では、
・住民から猫の被害は聞いていない
・(嫌猫派の「猫に酢水をあてる、餌にハイタ―を混ぜる」という書き込みをみて)「これは虐待だな」
・餌やりが来る早朝5時と夕方は、パトロールをする

警察の対応は、とても丁寧でありがたかった。若い男女の警官は、現場近くまで案内してくれた。

住民の声


次に、現場周辺で、猫について聞き取り調査をする。

住民1:猫はあまり見かけない。声もしない
住民2:猫をよく見かける。あまり気にならない
清掃者:猫はたくさんいる。耳をカットしている猫も、そうでないのもいる。「餌をやるな」の張り紙があっても、餌をやる人がいるから猫が増える。
ただ、どこかのボランティアは、餌の始末をしている。そうでない餌やりは、どこにでも餌を置く

公団の窓口管理人


・猫の被害は時々聞く
・自分自身も、通勤中に餌をやっている人を見かけたことがある
・2年前から猫が増えた

窓口管理人から、公団の所轄法人への連絡先をおしえてもらう。

公団の所轄法人


同日午後16時半、電話をする。

・餌やり禁止の貼り紙をしている
経費がかかるので、公団に張り付いて餌やりをみているわけにはいかない
・経費がかかるため、回覧板などはできない
と、はじめはやや消極的な対応だったが、話し合いの結果、
猫問題を解決した事例がある。それを試したい」と申し出てくれた。

私は、再度連絡する約束をして、電話を切った。

■6月30日(追記)
法人から、回答をもらった。

①動物虐待の事実が確認た場合は、行政等に相談し、適切に対応すること
②清掃業者等の業者については、野良猫について動物愛護法を遵守するよう指導していること
③野良猫に対する餌付け行為の禁止
④団地内掲示板への掲示による団地居住者への周知活動

筆者は、「餌付けを禁止するとゴミをあさる猫が増えて、さらに問題が広がること」「猫問題を解決した事例はどうなったのか」
と、再度メールした。

■7月7日(追記)
法人から、回答をもらった。

①清掃業者等の業者についても野良猫について動物愛護法を遵守するようすでにそうしている
②お電話でも念を押してお話させていただきましたが、引き続き行政と連携して問題解決に取り組んで参ります。なお、猫をまとめて捨てに行くという事実はございません。
過去に猫問題を解決したと言っていたことについて、発言者名をあげて尋ねたが、それには返答なし
③猫がゴミを漁るような状況になれば、対応を検討させていただきます。

公団は、あくまで「餌やり禁止」の方向で解決しようとしているようだ。

愛護団体


保護猫ボランティア(T)


個人で保護猫ボランティアをしているTから下記のコメントを戴いた。

(公団の所轄法人が)「過去に解決した事例がある」と言っていることが怖い。それはどういう方法なのか。猫が増えて苦情がきたら、捕まえてどこかに捨てに行くという方法をとられる施設管理者も多い。それは愛護動物の遺棄になる。地域猫やTNR活動、行政は啓発をがんばってもらいたい


私もそれには同感である。そこで、大阪府警、大阪府警、UR都市機構、動物指導センター、住まいセンター各所に、本件について報告し、各関係部署の連携をお願いすることにした。

■7月27日(追記)
保護猫ボランティア(T)が主催する勉強会に参加し、この公団の猫問題について報告した。
そこでは他に、保護猫活動の実態や問題点に加え、ノネコという名称で地域猫を駆除しようとする行政の方針などが報告された。猫が増えることは、猫を不幸にすることが再確認された。

動物愛護NPO法人(0)


■7月5日(追記)
A氏が「以前Twitterでやりとりをした」という「動物愛護NPO法人(0)」と、Twitterでコンタクトを取る。しかし0には、A氏との記録はなかった。

ただ、0のスタッフは、該当する団地で猫ボランティア活動をしている方を知っているということだったので、その方から私に連絡をしてもらうように依頼した。

また、7月5日0が運営するネコカフェに行き、スタッフに話をする。その際、代表に連絡するように言われる。ただ、繁殖期で子猫の保護活動が忙しいとも聞いた。

動物愛護NPO法人(M)


■7月8日(追記)

偶然Twitterで、該当する団地で猫の保護活動をしているNPO法人(M)をみつけた。
そこでは、動物指導センターとの協力で、ほぼ理想的な解決法が得られていたため、さっそくNPO法人(M)のホームページから問い合わせをした。

■7月16日(追記)
7月13日、動物愛護NPO法人(2)から連絡が入る。A氏が指摘する場所の保護活動を行っているメンバーがいることを確認した。
これまでの活動の成功例とともに、公団での保護猫活動の難しさも教えてもらう。

A氏とのやりとり


6月依頼、A氏とは時々DMでやりとりをしている。そこでは、相変わらず、猫嫌いであること、水鉄砲での威嚇や置き餌への水入れ、愛護団体への非難は続いている。しかし、話ができない状態ではない。

■8月15日(追記)
A氏から、最近猫をあちこちで見かけるようになったこと、集合ポストとバイク置き場で置き餌があり猫が集まっていると連絡を受ける。餌やりも見かけたとのことだった。

そこでA氏に「餌やりと直接話をすることはできないか」と尋ねたところ、「話ができる人物ではない」「愛護団体が餌やりを放置しているのは、猫を減らさないためだ」とも言い、激昂した。

そこでNPO法人(M)に確認したところ、餌やりがA氏と同じ団地の住人であること、すでに話し合いの計画が立てられていることを聞き、A氏に伝えた。

A氏からは、「そこまできちんと活動されていることは知りませんでした。あまりにも好き勝手なことを言っている団体をツイッター上で頻繁に見かけるので、近隣の活動してる人たちもそうだと決めつけてました。本当にすみません(原文のまま)」と連絡をもらった。

おわりに


猫好きな者がいるように、猫嫌いの者もいる。私はピアノの音で、長年同様の問題に関わってきた。素敵なピアノの音色も、人によっては騒音になる。お互いが少しずつ我慢するのではなく、許しあうことが解決の道だと思う。

引き続き私は、自分ができることをやっていこうと思う。