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施設の社長(50代男性)が保育士国家資格に合格されました

「保育士試験に合格しました!3年かかりましたが(笑)」と、懐かしい方から電話をもらいました。この方は福祉施設の社長さんで、50代の男性です。

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はつらつとした声を聞いて、3年前に保育士資格の科目「保育実習理論」を指導させていただいたことを思いだしました。

ちょうどそのころ彼は、2つの保育園の他に新しい福祉事業として放課後ディサービスを立ち上げるときで、多忙を極めていました。しかし同時にコロナ禍で保育士が突然休むことが多く、それでなくても人材不足の保育園に拍車がかかっていました。

ご周知のとおり、保育士資格をもたないものは、正式な保育業務に携わることができません。そこで社長みずから保育士試験に挑戦されることになったとのことでした。

仕事をもちながらの国家試験受験は、大変です。保育実習理論は楽典などの座学ですが、レッスンの間も園や行政から何度も打ち合わせの電話がかかってきたりもしました。

そして1回目の受験で「保育実習理論」は見事に合格されました。でも合格したのは、その1科目だけで、あと8科目と実技2科目が残っています。社長は「あとは自力で頑張ります!できると思います!ありがとうございます」そう言って辞めていかれました。

あれから3年・・社長は、「1年めに保育実習理論で合格がもらえたとき、自分にもできる!と思いました。たった1科目しか合格しなかった・・のではなく、1科目合格できた!と思ったのです。みかん先生のおかげです」そういってくださいました。
もちろん、私のおかげなんかではなく、社長の努力の結果ですけど(笑)

今はコロナ禍も落ち着いてきましたし、今後は管理職の彼が直接保育に携わることはないかも知れません。でも資格をもつ管理職がいる施設は、もっと素敵な施設になると思います。よかった~☆

追記:一昨日から介護施設の社長さん(60代男性)のレッスンが始まりました。内容は音楽を使った認知症予防運動の指導です。頑張ります☆

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