先月、私は64歳になりました。一般には、完全定年の1年前です☆さて、自分はどうするか。そこで「ピアノ指導者の辞めどき」について考えてみました。
仕事の辞め時のサイン
会社員の辞め時のサインは10つあるそうです。
① 仕事に対するモチベーションが低下している・仕事から学ぶことがない・スキルが身に付かない
② 給料に対する不満がある・給料が安いまま上がらない
③ 異動などで自分の希望する仕事ができない・自分の目標を達成できない
④ 出世のスピードが遅い、上が詰まっている
⑤ 仕事で体調を壊す・労働時間が長すぎる
⑥ 職場の人間関係で思い悩むことが多い
⑦ 優秀な人材や親しい人材が次々と辞めている・人数不足
⑧ 会社内に尊敬できる上司がいない
⑨ 職場にハラスメントが横行している
⑩ 仕事や会社に将来性がないと感じる
引用:
どのようなタイミングで仕事を辞めた方が良いか、「仕事の辞めどきがわかる10のサイン」「仕事を辞めた方がいいサイン」についてご紹介しています。
私の場合
上記のなかで、ピアノ指導者の私にあてはまるのは、次の4つです。
① 仕事に対するモチベーションが低下している・仕事から学ぶことがない・スキルが身に付かない
② 給料に対する不満がある・給料が安いまま上がらない
⑤ 仕事で体調を壊す・労働時間が長すぎる
⑩ 仕事や会社に将来性がないと感じる
そこで、こららをひとつずつ見ていくことにしました。
① 仕事に対するモチベーションが低下している・仕事から学ぶことがない・スキルが身に付かない
確かに、思い当たることがります。しかしこれは、私の努力不足です。とくにスキルが身につかないのは、練習不足に他なりません。ただ、初見力の低下は50代から顕著に表れていますし、練習への集中力も若いころと比較してもかなり低下しています。
加齢を原因にしても始まらないのですけれど、以前のように「あれをこうしたい」というひらめきや「頑張りたい!」という気持ちは、残念ながらかなり薄れています。モチベの低下の原因は、努力不足と加齢です。。ただし、仕事から学ぶことは、まだあるようにも思います。
② 給料に対する不満がある・給料が安いまま上がらない
収入は給料制ではなく、歩合制です。生徒数=収入なので、いつも「収入を増やしたい」という思いはあります。とくに具体的な数字があるわけではありませんが、(自分はもっと稼げるのではないか)という、なぜか根拠のない自信があります(笑)
⑤ 仕事で体調を壊す・労働時間が長すぎる
ピアノ指導者は決してしんどい仕事ではありません。むしろ楽です。それでも、朝8時過ぎに家を出て、7時頃帰る生活が辛くなってきました。週に何度かですし、休憩時間もあります。それでもへとへとになる日がある。とくに電車通勤がつらい。
⑩ 仕事や会社に将来性がないと感じる
実際のところ、子どものピアノ教室は先細りでも、おとな(とくにシニア)を対象にしたピアノ教室は、まだまだ生き残ることはできると思います。
ただ、人付き合いがヘタな私には、同業者の友人がいません。困ったときに相談できる仲間がいないのです。情報交換ができない。とても寂しいことです。しかしこれは、これまで自分勝手に生きてきた結果なので、しようがない。自業自得です。
解決策
以上のことから、現在私は、「自分はもっと稼げる」という根拠のない自信をもちつつ加齢と闘いながらひとりぼっちで喘いでいる孤独な婆さん、ということがわかりました。
では、どうすればいいか。そこで、次の2つが考えられました。
1.自分の限界を知ること
ひとつめは、できないことはできないと素直に認め、「現状維持」を考慮しつつ、無理のないように仕事をする方法です。
具体的には、受講数が少ない講座を閉講すること。現在、見通しが立たないまま開講している講座や、遠くて行きにくい場所にある講座があります。それらのカルチャーセンターを閉講すれば、稼働時間に余裕が生まれます。
2.やれるところまでやること
ふたつめは、自分の限界を受け止めつつ、新しいことにも挑戦することです。来年は65歳。あと1年だけ何かやってもいいかなぁ。後で後悔しないためにも。
まとめ
以上のことから、私は来年の秋までに、受講数が少ない講座を閉鎖し、自宅を中心にしたレッスンにシフトチェンジする方向で動きます。また、何か新しいことを始めたいと考えています。そう考えると、何だか楽しみになってきました。ふっふっふ
引き続き、よろしくお願いします(=^・^=)
前回の愛猫ちーたんの記事から1カ月がたちました。
よかったら、以前の記事⇒
愛猫ちーたんの病気についてから読んでください。
9月末から10月中旬まで
9月末には、亡くなられたちーたんの元飼い主の息子さんが、逢いに来てくれました。
彼は「ちーたんは、三上さんにもらってもらえてよかった」と言ってくれました。そして、何度も何度もちーたんを撫でていました。
10月中旬までちーたんは、毎日の輸液、3日に1度の腎性貧血の注射、朝晩の降圧剤、吐き気どめ、口内炎のサプリメントを飲んでいました。
はっきり言って、薬漬けです。できれば飲ませたくない。点滴も注射もしたくない。でも、「これで身体が楽になるなら」と思うと、辞める決心がつきませんでした。
ところが、10月24日の血液検査で、腎臓の値が振り切りました。
獣医は「すべての投薬を辞めましょう。あとは輸液だけで」とおっしゃいました。
もう打つ手がないということです。
私にできること
献血に行きました。いいことをしたらいいことがあるかな~♪
「ちーたんの苦しさや吐き気が治まりますように・・」と、願いを込めて。
私ができることは、もうそんなことぐらいです。。
献血のあと、箱庭セラピーをやってたので参加しました。
私が作った箱庭を見てカウンセラーは「動物が去っていくのではないかと、深い寂しさを感じていますね」と言われました。それを聞いて、涙が止まらなくなりました。
カウンセラーは
・命には限りがあること
・動物との出会いは、運命であること
・死ぬことは、役目を終えたということ
を話してくれました。
そして、「悲しんでいるとペットが成仏できない。でも成仏しないでそばにいてほしいものですよね。だったら、泣き顔ではなくて楽しい顔を見せてあげなくちゃ。亡くなった子はそばにいますよ」と言いました。
ちーたんの命がなくなる日まで、穏やかに、楽しく過ごそうと思いました。
夏日を思わせるような紫外線マックスの10月下旬。
大勢の生徒さんが参加して下さいました。
薄っすら汗をかきながら到着した方も多く、クーラーをつけた教室でスタートです。
今日は感情を込めて詩を読む練習。
みんなに女優になった気分で表現する楽しさを味わってもらいました。
高い声、低い声、元気な声、静かな声…
難しいけれど何回か練習を重ねると、みんな上手になります。
恥ずかしがらずに思い切り振り切っゃう方が聴いていて素敵に聴こえるんですよね。
これからもどんどんチャレンジしていこうと思います。
ラストの歌は、「もしもピアノが弾けたなら」。
胸に迫る詩とメロディーを味わいながら歌いました。
名曲ですね。
今日も楽しかったです❢
ありがとうございました😊
講師:北優子
◆読んで唄って・楽しい脳トレ教室
日時:毎月第2・第4木曜日 10時~12時(第2木曜は11時~)
会場:猫太郎音楽教室(河内長野:滝谷駅徒歩6分)
受講料:1500円
内容:お口は健康のバロメーター!プロの音読講師による丁寧な指導で楽しく学びましょう!
講師:北優子
お問い合わせ:090-5644-8254
超初心者のためのピアノ指導法
先週木曜日、JEUGIA堺タカシマヤでピアノ講師を対象にした指導法セミナーを開催しました。
受講者は、来春から関東のJEUGIAカルチャーセンターでピアノ講師として稼働される予定の先生です。
セミナーはカルチャー内のZoomでスタッフ立ち合いの元行われました。
タイトルは「超初心者のためのピアノ講座指導法」です。
午前中のグループレッスンと午後からの個人レッスンを終えて、いよいよリモートセミナーの時間になりました。
そこで私は、準備していたパワーポイントを立ち上げ、Zoomミーティングを開始しました・・しかし、パワポが開かない!セミナー開始まであと10分しかない!
関東の先生は、すでに入室されてスタンバイ状態です。困った!!カルチャースタッフも「申し訳ありません」と言いながらバタバタされていました。
しようがないので、私が手持ちのパワポの印刷画像をみながら、思いっきり対面でセミナーをすることになりました・・。それでも何とか90分のセミナーを終えました。
後日、本部の担当者から、カルチャーのPCにはマイクロソフトのパワーポイントが入っていない(実際はパワポに似たソフトが入っており、パワポに自動的に変換されるシステムだとのこと)と聞きました。私がお借りしたPCでは、IDやPWを尋ねられたので、おそらくパワポに似たソフトの立ち上げに必要だったのだと思います。
これは、「パワポはどこでも使える」と思い込み、事前にカルチャーセンターに対してパワポを使用することを伝えなかった私にも責任があります。反省☆
放送大学面接授業「プレゼンテーション技法」
というわけで、余談ですが、先週土曜日に放送大学大阪学習センターで、面接授業を受けてきました。講師は追手問学院大学の中西道雄教授です
これまでセミナーや学会発表で何度かプレゼンはさせていただきましたが、大学院では論文指導が主だったので、パワポについては自主勉でした。
構成や色などを教えていただき、改めて「そうだったんた!」と気づくことが多く、「うまくできた」と思っていたこれまでのパワポが、実はそうではなかったこともわかりました(恥)
次週は、実際にパワポを使ってプレゼンを行い、出席者の中で質疑応答を含めて評価をする・・という、面白い授業内容でした。発表者のトップバッターは私です。頑張ります!!
昨日、日本で最初のアカペラグループ「チキンガーリックステーキ」(お料理じゃないよ)のコンサートに行ってきました。結成34年だそうです。トークも面白くて最高~!
いずみホールはクラシック専門のいずみホールでは、これまでマイクを使った声楽を聴いたことがありません。実は「マイクだったら嫌だな・・」と思っていました。
ところが、全曲全てマイク無しの演奏でした。そのままの声が耳に届きます。これは、ハイパーソニックエフェクトを感じまくり!!もう、それだけでワクワクすぎっ☆
一番のお気に入りは、「道」です。
動画があったので聴いてくださいね
愛猫ちーたんの病気で落ち込んでいましたが、癒されました。
音楽はほんとうに凄い!
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