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昨日は弧の集いコンサートを聴きに行ってきました。弧の集いの「弧」とは、スラー(音の繋がり)を弧線にみたてたネーミングで、大阪教育大学名誉教授の田中紘ニ先生と門下生(特音関係者)によるピアノ演奏会です。

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特音とは


特音は、特別教科音楽課程の略で、現在は芸術専攻音楽(略称:芸音)と呼ばれています。今はゼロ免課程(教員免許が卒業要件ではない課程)ですが、特音の頃はそうではありませんでした。だから、教師にならずに演奏家をめざす学生は、中退することもあったと聞いています。

ちなみに私は小学校教員養成課程出身なので、特音は関係ありません。とにかく今も昔も、結構演奏レベルが高いので、どうころんでも入れない。学部の上には大学院「芸術文化専攻」がありますが、そこはもっと狭き門です。大昔に受験しましたが、スコッと落ちました(笑)

田中先生は、学部編成までは特音でピアノ指導をされていて、その後は教員養成課程に移られたそうです。

門下生の皆さんの演奏


門下生の方々は、それぞれ大学で指導されたり、あちこちで演奏活動をされてたりするので、色んなカラーの違うピアニストの演奏を聴いてる気分になりました。余計なパフォーマンスを省き、細かいパッセージの隅々まで気を使い、丁寧に演奏される奏法は、田中先生そのものでした。

以前読んだ才能教育の本に「ピアノ学習者は少なからずも指導者の影響を受けるが、そこから自分のカラーを確立させたものがピアニストとなる」と書かれていましたが、そういうことだと思います。

田中先生の演奏


演奏の前に先生は、「若い皆さんに負けないように、老いぼれてしまったと言われないように頑張ります」と挨拶をされ、会場を沸かしてらっしゃいました。

田中先生のベートーヴェンを聴いて、「作品に真摯に向かうこと」を再認識しました。ペダルを最小限にし、ピアノそのものの自然な響きを最大限に活かす奏法は、田中先生がベートーヴェンに敬意を表しているようにも思いました。

絶対無理だけど、出来ないけど・・私も曲に向かう時はそうしたい。田中先生の演奏は、曲に向かう姿勢をいつも教えてくださいます。私はつい弾けない所をペダルで誤魔化したりするのですが、そういうのはピアノを弾く姿勢がなってない。反省です。

アンコールで田中先生は「パガニーニ―の主題による変奏曲18番」を演奏されました。これは予定になかったことです。「うまくいくかな?でも、大好きなメロディなので」と言いながら演奏してくださいました。

ご存知のようにこの曲は、ピアノとオケの曲です。でも田中先生は、オケの部分を自分もピアノに挿入して演奏されました。これは、田中先生のオリジナルです。

実は、以前サンサーンスの白鳥を弾かれた時も、同じようにオケの部分を挿入して弾かれました。楽譜を見せてもらったのですが、私が知ってるものじゃなかったのでびっくりした覚えがあります。

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最後に


やっぱり田中先生は大学教員だと思いました。それも、素晴らしい先生です。曲に向かう姿勢、奏法、技術、知識・・それらを全て門下生とともに演奏することで、門下生を今も指導してらっしゃるんじゃないかな。

そんな先生は他にいらっしゃいません。だから、みんな田中先生が好きなんだと思う。昨日も後ろの方の席の方が、「ワタシ、田中先生のおっかけやってるんですよ。だってかっこいいから」とおっしゃっていました。

私も田中先生が大好きです。で、田中先生の門下生のピアニストの方々が羨ましい。それと、自分も田中先生のような指導者になりたいと思う。弧の集いコンサートを聴くと、いつも色んな想いがめぐります☆

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オールバッハプログラムと聞いて、バロッカーの私がいかないはずがない(笑)数ヶ月前からチケットを購入して、楽しみにしていました。ところが、仕事が長引いて会場に着いたのは開演2分前!端っこの席が空いてたのでそこに座りました。会場は満員でした。立ち見にならなくてヨカッタ☆(立ち見でも聴きますけどね~)

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演奏者について


演奏者は、後輩(と言っても大学が同じというだけで専攻が違うし、そもそもレベルが全然違う)の有馬圭亮君と先生の智内威雄さんで、ともに左手のピアニストの方々です。

有馬君たちは(社)ワンハンドピアノミュージックを立ち上げ、片手だけで演奏できるピアノの研究と実践をされています。具体的には、ピアノリサイタルと書籍や楽譜の作成と販売、片手のピアノ教育の普及です。

「私はこんな凄い曲が弾けます」というコンサートは山盛りあります。でも社会に対してきちんとした目的をもち、研究をつづけながらそれを発信するコンサートはあまりありません。有馬君たちは、それをやっています。

演目の聴き方(私の場合)


バッハの鍵盤曲は、Pogまたはcembで演奏されています。楽譜はPogの場合は最低3段、cembは2段でも音が重なるところがあります(2段鍵盤のため)

それで、
・音が重なる部分を、左手だけでどう演奏するのか。
・3声や4声のモチーフをどう表現するのか
・左手だけでコラールの定施律(歌の部分)が出せるのか

この3点にとっても興味がありました。
ではちょこっと長いけど、感想を書かせてください。

感想①シチリア―ノ


オープニングは、智内さんの「シチリア―ノ」でした。ご存知の通り、この曲はフルートソナタなのでメロディはFlで演奏されます。なめらかなに途切れなく。ケンプ編の楽譜が頭に浮かんできました。弾けねえ!両手でもムズイぞ☆

でも、若干テンポが速めでしたが、澄んだ音色でメロディラインが鳴っていました。「オープニングでこれって、このコンサートはすげ~かも!」と思った。

感想②In Dulci Jubilo


演目は前奏曲、パッサカリア、コラール、メヌエットなど盛りだくさんでした。その中で、BWV729(In Dulci Jubilo)がありました。大好きな曲で、以前私もPogで弾いたことがあります。それをモダンピアノでかつ左手だけって不可能に近い。

でも、有馬君は見事に弾いていました。平行進行でゼクエンツの部分がとっても綺麗でした!ちゃんとバス音も響いていました(これがないとね~☆)

感想③平均律1-1


1部の後半は智内さんの演奏でした。平均律1-1を演奏されたのですが、なんか変。「間違ってる?」とか思いました。まったく聴いたことがない箇所がいくつもある。

智内さんは、「これはバッハの草稿です」とおっしゃいました。なるほど!って言うか、こういうレクチャー的なコンサートは大好きです!マジで来てよかった!

感想④4声コラール


第2部は、私の大好きなレクチャーコンサートでした。バロック音楽の特徴や、和声の展開について話され、作曲家の紹介をしたあと、BWV373のそれぞれの作曲家による演奏を披露されました。

ご存知のようにBWV373のような4声コラールは、それぞれのパートのメロディが複雑に重なってひとつの曲を作っているので、それをバラバラにして組み替えるとか、一般人にはできません。収集がつかなくなる。
でも、どの曲もそれぞれのカラーをもち、別の曲のように聴こえました。すげ~ぞ!

感想⑤シャコンヌ


シャコンヌは、無伴奏バイオリンの曲でめっちゃかっこいい!ただここでは、シャコンヌの感想ではなく、演奏後の智内さんの発言に注目☆

智内さんは「シャコンヌを弾くと、頭が戻らないのです」とおっしゃいながら、話をされました。実はこれって才能なんですよね☆

才能教育論では、ピアノ演奏者について次のように書いています。
・ピアノが上手な人は、目標とする演奏家がいる
・ピアニストは、演奏中にピアノを演奏する自分を見ているもうひとりの自分をもっている

といっています。これは浄瑠璃にも言えることで、人形と自分を一体化させながら、なおかつ演者である自分をみている。人間国宝はみんなそうらしい。

智内さんは、シャコンヌの世界に浸って演奏されていたから戻れないのではなく、そういう自分を見ている自分(なんかややこしいけど)から戻れないんだなぁと思いました。やっぱりピアニストは凄い!

感想⑥おわりに


アンコールは私が大好きな「アリオーソ」でした。チェンバロ協奏曲のなかでもダントツに綺麗な曲なので、単独で演奏されることが多い曲です。

勝手なお願いですが、やっぱりアリオーソはcembで聴きたい。今度は同じプログラムで、Pogやcembを使ったコンサートをやって欲しいと思いました。
長々とすみません。バッハ好きなものでつい・・☆やっぱりバッハはいいなぁ!

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田中紘二先生(大阪教育大学名誉教授)の教え子でタイ国立音大助教授の中川恵理先生と、ピアニストのラフィ・ベサリアン氏のジョイントリサイタルに行ってきました。

やっぱ、すげ~わ・・。「ピアノってこんな音が出るんだ」驚いた。写真は私と田中先生と中川恵理先生と声楽家の奥田園子先生です。

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中川恵理先生


演目は、「ドビュッシー12の練習曲」でした。プログラムには「晩年のドビュッシーの最も主要なピアノ曲である」と書いてありますが、まったく知りませんでした(汗)

さっき調べたら、PTNAに詳しい内容が書いてありました。PTNAピアノ辞典
どうやら、ショパンに献呈されているようです。

練習曲だけに、12曲ともものすごい超絶技巧でした。(どうやって弾いてるんだろ・・)と何度も思いました。見ててもわからんのですよ・・残念ながら、「これなら弾ける」という曲がひとつもない。まぁ、しいて言えば第1曲の最初の2小節ぐらいかな(笑)

写真で見て戴いてもわかりますが、中川先生はとっても細いきゃしゃな方です。なのにピアノはとっても力強い。どこからそのパワーが出るのか、とっても不思議でした。

もうひとつのコンサート


実は先日の日曜日に、田中先生の門下の先生たちのコンサート「弧(K)の集い(T)コンサート」が大阪教育大学天王寺キャンバスで行われました。タイトルのKとTは、田中紘二先生のイニシアルです。

田中先生はショパンのエチュードOp.25N0.6.7.10を演奏されました。その時「6番は3度の練習、7番はtempo lubato、10番はユニゾンです」とおっしゃいました。(7番については、先生独自の解釈です)

中川先生はその集いにもいらっしゃって、ドビュッシーの12の練習曲から、2・8・5を演奏されました。2番は3度の練習、8番は装飾音のために、5番はユニゾンです。

このコンサートを聴いていて、私は演奏の素晴らしさはもちろんですが、こんな形で繋がることができる師弟関係がとっても羨ましかった。音楽専攻って(音大)こうやって先生とずっと繋がることができるんだと思った。本当にいいなぁ・・と思った。

感想のまとめ


ピアノは孤独な楽器と言うけれど、こうやって繋がることができるんですね。なんか、凄い発見をした気分になりました。私も生徒さんと繋がってみたいなぁ~。

最後に、イケメンで有名なピアニストのラフィ・ベサリアン氏の演奏です。とにかく凄かった!めっちゃ楽しかったです。ラフマニの鐘とラプソディ・イン・ブルー以外は知らない曲ばかりでしたが、軽快なラテンのリズム(これは間違ってる可能性大ですが)でノリノリの演奏でした☆

ホールでベサリアン氏のCDを販売してたので買いたかったけど、財布を忘れて1銭ももってなかったから買えませんでした。田中先生に「3千円貸してください」って言えばよかったと、今頃後悔しています☆

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大教大の生涯教育学勉強会のあと、阪大のワンコイン市民コンサートに行ってきました。このコンサートは、毎月著名な演奏家を呼んで行われます。コンサート代金はたったの500円☆

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今回は、高橋悠治さんと青柳いずみこさんによるDUOでした。タイトルは、「喪なわれた風景-サティ、ラヴェル、ドビュッシー、そして高橋悠治」

「喪」という、あまり嬉しくないタイトルがついていますが、亡き王女のパヴァーヌしか知っている曲がなかったので、意外と新鮮でした。
DUOっていいなぁ~!8月の太閤園が当たったら、DUOやるぞ!

高橋さんは77歳になられます。演奏を聴きながら、ロバート・アチュリーの継続性の概念について考えていました。大人になってからピアノをはじめてもムリ・・ではなく、今はじめないと将来ピアノを楽しめないということですね。私もしっかり練習しなきゃ!と思いました。

高橋さんは、ゴルドベルク変奏曲を弾かれているので、以前から一度生で聴きたいと思っていました。青柳さんは、グールドの本を出してらっしゃるので知っていました。

ピアノはベーゼンドルファが2台使われました。一台はビーテックから借りたものだとか。8月のお気楽音楽会はビーテックでやろっかな~ベーゼンドルファ、弾きたい!(^^)!

来月は、大好きな武久源造さんの二度目のコンサートがあります。でも、大学の授業で行けない・・超悔しいっす!!

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大阪教育大学大学院研究科の修了予定者によるバレンタインコンサートにいってきました✩

コンサートでは声楽とリコーダーアンサンブルが披露されました。声楽の世界はもちろん、リコーダーのソプラニーノを堪能できて、とても楽しいコンサートでした。とくに声楽の世界は凄かったです。大学のホールが狭く感じました。

発起人は先日リッツ・カールトン大阪で一緒に音楽会をしてくださった、健康科学専攻M2のDIVAさんです(むかって中央左側の赤いドレス)。真ん中でチェロを弾いているのは大木愛一先生、実践学校教育専攻M1の知音さんがピアノ伴奏です。

開演前に知音さんが「カザルスの鳥の歌の伴奏、さっき渡された!どうしよ~」と言ってたので、びっくりしました。でも初見で見事な演奏でした。

ただ、ちょっと悲しいことがありました。DIVAさんがメンバー紹介の時に「私たちは音大を出て、教育大の大学院にきました」とおっしゃったのです。

音大を出ていない私は、それを聞いて羨ましくてどうしようもない気持ちになりました。DIVAさんはただ事実を述べられただけなので、DIVAさんが悪いわけではありません。

彼女たちは音大も教育大も経験できたけど、私にはできない。それだけのことです。。

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学生さんはみなとっても上手でした。(左に写ってるのは田中紘二先生)

なんか最近、ピアノを聴くと落ち込むのです。なんで自分はあんな風に弾けないのかなぁ・・と思って、情けなくなる。だから演奏会が終わったらぴゅ~っと帰ってきました。私、病んでるかも。。

生徒さんとアンサンブル大阪の演奏会にいってきました。客演ピアニストは音楽仲間の井阪あゆみさんです✩おめあては、BWV1052(バッハ:チェンバロ(ピアノ)協奏曲)です!

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演奏前にあゆみさんのご主人のちきまくさんにお会いしたら、「バッハは三上さんのために弾く、と言ってました」と聞いて、感無量になりました。

舞台の準備がされて、ピアノの天板が開放されると同時に譜面台が外されました。(えっ!?暗譜!)と思って驚いた!そういえば以前いずみホールでラヴェルのピアノ協奏曲を弾かれた時もあゆみさんは暗譜でした。

暗譜演奏には賛否両論がありますが、アンサンブルで暗譜は本当に凄いと思う。

第1楽章は、遅めのテンポでした。グールドの演奏のテンポに似てます(笑)ユニゾンで結構力強いタッチが多いので、遅めのテンポは重厚な感じがします。

6度の跳躍の際のアクセントが若干後ろにずれる気がしました。cembだとこれはできない表現なので、ピアノで弾く場合は、cembに合わせて「ポン!」と弾くピアニストが多い中、とても印象的でしたが、少々ロマン派っぽいと思った(笑)

第2楽章は、前章と違って早かった✩この章は低音部がメインで趣のある楽章です。整った低音部に高音部が映えて、とても綺麗です。ほかの楽章に比べてめだちませんが、バロック時代の演奏様式を一番良く表しています。

この楽章のあゆみさんは、時々目を閉じてとてもいい顔をしていました。ショパンやリストのように高音部や和声で美を表現しないので、どういう風に第2楽章を感じて演奏されたのか、尋ねてみたい。

第3楽章は、ピアノが頑張る楽章です。休憩がないのがバッハの鍵盤音楽の特徴ですが、この楽章はピアノが最初から最後まで休みなく鳴ります。休符がない。ある意味、この楽章がピアニストの腕の見せどころ✩

私は第3楽章に入ってから、リズムを小刻みに取りながら早いテンポで休みなく演奏するあゆみさんを見ていました。第1楽章に見られた笑顔も第2楽章に見られたいい顔もありませんでした。

ただ、楽曲的には序破急なので、第3楽章は最高潮です!大きな拍手のなか、演奏は終わりました。私もいっぱい拍手しました✩

まとめ
いつもとは違うあゆみさんを見ました✩本当にすごいと思う。ピアノ協奏曲を弾くのは私の夢だけど、残念ながら私には夢を叶える技術がありません。めちゃくちゃ羨ましいです!

年末はメサイヤかクリオラ・・と決めています。で、昨日は音楽仲間が出てるメサイヤを聴きに行ってきました✩

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コードリベットコールのチケ代は結構高いのですが、レベルが高いので満足感はかなりあります。

もちろんアマチュアのメサイヤも悪くはないのですが、メサイヤの場合はオケの金管が命なのでバッチリ決めてもらいたい(笑)そういう意味で、プロオケのメサイヤは安心して聴けます。

指揮者はキャスリーン・アランという可愛いお姉さんだったので、結構期待してたのですが、出だしが遅かった。「えっ?なんで?」と思った。

でも、途中からだんだん引き込まれていきました。「歌うということがわかってる指揮者」という感じです。帰りにパンフレットをみたら「ソプラノ歌手で作曲家」と書いてありました。やっぱりね~✩

バレンボイムがベトPソナをオケのように弾くのと似てる✩(←これは余談✩)

クリオラ聴きたいなぁ~

大教の院ゼミで一緒だった瑞木君のリサイタルにいってきました。

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彼は院生の時も「スクリャービンの研究をする」と言ってました。教授から「ロシア語が読める音楽学研究者は珍しいからそうしなさい」と言われてたので、てっきり学者になるんだと思っていました。だからピアニストになったのを聞いて驚きました!

リサイタルは、1部がスカルラッティとショパン、2部がスクリャービンでした。私はスカルラッティが好きなので、とっても楽しみにしていました。

ご存知のように、バロック時代の音楽をモダンピアノで弾くことは、技術的なことはもちろん、音楽的な解釈も難しい。瑞木君は、ペダルを最小限に抑え、過剰な自己表現を控えながら演奏されていました。やっぱ、バロックはこうでなくっちゃ✩スカルラッティは、やっぱいいなぁ!!

でも、瑞木君が得意とするスクリャービンは、断然凄かったです。スクリャービンは、プロメテーが示すように、私は色彩だと思っています。和音の色・・っていうのかな?それをいかに演奏家が感じて観客に伝えるか、だと思う。

音楽的知識がない私にでも、「あ、ここは黄色」とか「赤だ」とか、和音の色彩を受け取ることができました。すげ~✩お見事!彼はスカルラッティよりスクリャービンのほうがむいてます。

彼はまだ20代なので、これからどんどん人生経験を積んで精錬されていくでしょう。私は氷川きよしを見るような目で、彼を応援したいと思います。「頑張れ!氷川きよし!」(なんでやねん 笑)

DIVAさんのお誘いで、堺市の町家で開かれたピアノコンサートにいってきました。演奏者は、DIVAさんの高校と大学の先輩にあたる山本安祈子さんとお友達の小川由美子さんです。

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アンコールは、小犬のワルツのJAZZ連弾でした。これが本当に面白い!聴いていてワクワクしました✩

町家に響くピアノの音色は、鹿鳴館のようでしたし、カサブランカからは、とてもいい香りがしていました。

小川さんは、「自宅でのコンサートは今年で4回目になります」とおっしゃってらっしゃいました。第1回目でやめようと思ったとか。

ご友人を招いての自宅コンサートとはいっても、難曲を暗譜し人前で演奏することは、労力がいりますし、すごいプレッシャーと緊張だと思います。

それでも、「またやろう」と思う・・音楽には、本当に不思議な魅力があるんだなぁ。これが、音楽の本質かも知れない・・とか、色々考えていました。

あ、そうそう!無料のコンサートなのに、美味しいお茶と和菓子をいただいきました。めっちゃ美味しかった!


突然夢が叶いました✩武久源造のパルティータを聴くことができたんです!それも、ジルバーマンで!!武久さんの解説つき✩阪大のワンコインコンサートで、たった500円✩こんなことってあるんだろうか!?

武久源造プロフィール
バッハがクリストフォリを弾いてないことは知られています。でも、ジルバーマンはずっと謎だったんですよね・・。

で、PTNAの記事に盲目のオルガニスト(チェンバリスト)の武久源造さんがジルバーマンのことを書いてたので、ずっと気になっていました。いつか生で聴きたいと思ってた。

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向かって左がジルバーマン(復刻)、右が足鍵盤付きチェンバロ(ジャーマン)


演目は、第一部がチェンバロでトッカータニ長調とパルティータ4番、第二部がジルバーマンでパルティータ6番とシャコンヌです。トッカータ6番のトッカータ、弾きてえ!!

アンコールは、バッハの小品(曲名わからん)と、なんとジルバーマンでゴルドベルクのエールでした!マジかよ~~!!もう感動しまくり!もちろんリピートつきのエールっす!

帰りにジルバーマンで演奏したパルティータ全曲のCDを買いました。サインもしてもらいました。武久さんに、「ずっとお会いしたかったです!」というと「ありがとう」と言って握手してもらいました♪



武久さんは、「ピアノを弾く人は、ハンマーのダブルエスケープメントを忘れてはいけない」と言っていました。んなこと誰でも知ってることなので、一瞬「はぁ?」と思った。

でもそのあとに「ピアノを打楽器とか打弦楽器として認識してるので、「叩く」という観念がある。ダブルエスケープメントなので、『ハンマーは弦を撫ぜるのですよ』とつけたされました。なるほど・・・でもこの辺の感性は、残念ながら私のレベルではわかりませんでした・・涙

最後に武久さんは「みんな、バッハがジルバーマンを弾いたとか弾かないとか言っていますが、こんなに素晴らしい楽器がバッハの時代にあったのですから、あのバッハが弾かないえわけがないでしょう」と言っていました。マジで私もそう思う!ジルバーマンは最高です!

で、武久さんの言うように、パルティータはジルバーマンのために作曲された曲だと思う✩



杉野みゆき先生の紹介で、「歌声ホール」という、面白いコンサートに行ってきました✩生バンドに合わせて、歌謡曲やフォークソングを歌うコンサートです。

司会の女性(小泉陽子さん)は、「普段はここ(シンフォニーホール)は、声を出しちゃいけないんだけど、今日は思いっきり歌いましょう!」と会場を沸かしていました。

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自由席だったので、1時間前にホールについたのですが、すでに多くの人が並んでいました。私はうちの生徒さんや声楽の中野陽子先生と、その生徒さんの、総勢18名でコンサートに参加しました。

20曲ぐらい歌ったと思います。知ってる曲も知らない曲もありました。中野先生の教室の生徒さんは、オペラの発声法でとっても綺麗でかっこいい声で歌われていました。

一緒に歌ったうちの生徒さんの明子さんは、「なごり雪を歌ってたら涙が出た」とおっしゃっていました。それで、次回は「ピアノで弾き語りをしよう」ということになりました✩

本当に楽しい1日でした!皆さん、ありがとうございました!杉野先生、ありがとうございました!!



音楽仲間のシャル君が歌う演奏会に行ってきました。

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第2部23曲目のフーガ、最高!カヴァティーネも感動もの!

メンデルスゾーンの旋律は一般的にアマちゃんですが、バッハを崇拝してたので、コラールのところどことにバッハの定施律っぽいのが見え隠れするんです。いいぞ~~!やっぱ、メンデルスゾーン、大好き✩

やっぱ、コウドリはうまいわ。3月のブラームスのドイツ・レクイエムもCD出したとか言ってましたが、わかるっすね。

それと、シンフォニーホールのチラシに、音楽仲間が載っていました。ソプラノとかピアニストとか。やっぱ、彼女らは凄いわ。あらためて、そう思ったぞな。



音楽仲間が出演する、マタイ受難曲に行ってきました。テンポにもよりますが、マタイは3時間を超える大曲です。さすがバッハ様!というわけで、すでにご存知だとは思いますが、面白い話題をひとつ。後から歌う男性に注目してください。

【2人の偽証人】
マタイには、イエスが「3日で神殿を建てると言っていた」という2人の偽証人がいます。



なお、この動画では男性2人ですが、バッハの時代は女性の代わりにカストラートやボーイソプラノが使われていました。だからこれはこの動画は女男のペアだと解釈します。(昨日の演奏会ではちゃんと女男の順で歌われていました)

女性が先に偽証します。すると男が慌ててそれについていきます。でも、1va高い。また、カノン形式なのに、慌てた拍子になぜか四分休符が多くなっています(笑)

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楽譜例


嘘を言う時に人間はしどろもどろになります。女性は結構根性を据えて嘘を言いますが、男はもうボロボロです。うははは!まぁ、バッハの時代も現代もそうかもしれませんが、バッハの心理描写は凄い✩

なお、これらのことは、この本に書いてあります。


2008年に若くして亡くなった音楽学者の笠原さんはキリスト教徒だったこともあり、愛情を込めてバッハの曲を分析された様子がよくわかります。興味のある方はぜひ、読んでください。バッハがもっと好きになりますヽ(´▽`)/



大阪楽友協会)のピアノグループの研究演奏会を聴きに行きました。

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トップバッターの演奏者は高齢の方でした。全曲暗譜で、音色がとっても綺麗で優しくてびっくりしました。家に帰ってお名前を検索すると、付属池田高校の教員をされていたようで、なんと!1998年に定年退職されています。80歳超えてらっしゃる?きゃ~!びっくり!私も頑張らなくちゃ!

第2部は連弾とソロで、全然知らない曲ばっかりでした。でも演奏者の名前を検索すると、あちこちでヒットします。凄い!さすが特音です✩

演奏会の最後は、チェロの大木愛一先生(大阪教育大学教授)と、大人のピアノ研究会の実技顧問をしてくださってる田中紘二先生(大阪教育大学名誉教授)のピアノによるショパンの「ピアノとチェロのためのソナタOp.65)でした。

それまでと空気が変わりました。もちろん、それまで演奏された先生方も素晴らしい。でも、違うんです。

田中先生は以前、『本番には魔物がいるから、何が起こるかわからない。色々心配しても無駄なんですよ。ただ、演奏は「どれだけ自分がその曲に真摯に向き合ってきたか」ということは、必ずでます。だから、普段の練習では、その姿勢が大事なんです』とおっしゃっていました。

本番の田中先生の音は、細かい音まで丁寧に演奏されていました・・っていうか、細かくて見落としてしまう音ほど大切に扱われていました。チェロの大木先生もそうでした。

先生方の演奏を聴くと、癒される。それは、メロディの美しさとかだけじゃなく、そういう「音の扱い方」を感じるからじゃないかと、ふと思いました。

ちょっとうまく言えないので、このことはまた次回まとめることにします✩孫の世話で忙しい日々を送っていますが、本当に楽しい一日でした。参加してくださった先生方、ありがとうございましたヽ(´▽`)/

「京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後」と副題のついたコンサートです。毎年行われてて、入場は無料。
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場所は京都大学百周年時計台記念館の百周年記念ホールです。(だから「クロックタワーコンサート」)指揮は、京芸の増井信貴先生と学生さん。演奏は、京都市立芸術大学アカデミーオーケストラ(大学院管弦楽団)

増田先生のお話が面白かったのでここに忘れないように書いておきます✩

1.第1バイオリンが左側に集結する今のオケの並び方は、フルトヴェングラーから始まった。それまでは両翼配置。理由はステレオの発明。

2・モダンホルンは、ナチュラルホルンのいくつかの音が重なったもの

3.「おもちゃの行進曲」は、どうもレオポルトが名前を貸しただけらしい。

4.Bet5以前の交響曲にはTbとPiccは入っていない。

5.「未完成」は、実は楽譜スケッチが残っている。第3楽章はホルンが活躍する。第4楽章は、シューベルトの作品かどうか疑わしい。タワレコにいくと、第4楽章まである「未完成」のCDがある。

6.Betがオケの形を作った。その後恐れ多くて交響曲を作らなかったけど、ブラームスが頑張って第1番を作った。でも4楽章がBetの第九歓喜の歌に似てるのパッシングを受ける

7.クラシック音楽は普遍性があるので、ナツメロにならない

このなかでクラシック音楽の普遍性が一番面白い。芸術美学な話になると思うと、ワクワクします✩時間があるときに、調べてみますヽ(´▽`)/

生徒さんからチケをもらったので、大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部特別演奏会を聴きにいってきました。実は、吹奏楽の演奏を聴くのははじめてです。「高校生のクラブ活動なのに、なんで大ホールは満席なんだ?チケット代金とかいるの、変だろ・・」と思ってました。

でも、一曲目の「花は咲く」を聴いて、そんな考えはぶっ飛びました。めちゃうまい!指揮者の丸谷先生のお話もすげ~面白い✩あっと言う間に1部が終わりました。

2部の最初に先生が、客席に向かって「指揮をしたい人いますか?」とおっしゃったとき、小学生の男の子が手をあげました。とっても可愛い指揮でした。

「もう一曲、誰かいませんか」とおっしゃったので「はい!」と手をあげました。丸谷先生から、「佐渡裕からもらった指揮棒です」と、持っていた指揮棒を渡されたので、客席と団員に向かってお辞儀をして指揮をさせてもらいました。曲は、聞いたことがない行進曲でした✩

私はちょっとだけ、カルロス・クライバーを意識して指揮棒の先をちょいちょいと振ってみたりしました。うははは!

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ここで視聴できます


丸谷先生から、ご褒美で淀工のアイーダのCDをもらいました。(CDとか出してるってすげ~じゃん!)と思った。さっきネットで調べたら、有名な吹奏楽クラブらしいです。きゃ~驚いた✩

帰りに色んな人から、「指揮、すごく上手でしたよ」と褒めてもらいましたヽ(´▽`)/

Piace(ピアーチェ)とは、フルートの川口知子さん(ヤマハPMS講師)とピアニスト武林美和さんのお2人の室内楽ユニットです。朝1から近所の保育園で訪問コンサートをされたので、行ってきました。

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保育園の門をくぐると元気な園児の声がいっぱい聞こえてきました。元保育士の私は、それだけでワクワク~~!一瞬(パート募集してないかな)とか思った(笑)

演奏は、「山の音楽家」「春の歌」などの童謡から、ヴィヴァルディの四季「春」、桜にちなんだ曲など、春らしい曲と、ドラえもんやジブリなど、子どもが好きな曲をいっぱい演奏されました。「フルートと園児の長い息比べ」や「先生の飛び入り演奏」もありました✩

最後の曲は、アナ雪でした。川口さんが「アナ雪をします」というと、子どもたちから「わあっ!」と歓声が湧き、子どもだけでなく先生も大きな声で歌ってらっしゃいました。

Piaceの先生方、素敵な演奏をありがとうございました!また保育士をやりたくなったぜ~~✩では、塾のバイトにいってきま~す✩

昨日は第1回ポピュラーピアノ勉強会(大人のピアノ研究会主催。詳しくはリンクをクリックしてね)がありました。で、そのあと、母校の大阪教育大学にいきました。

実は今月末に、大阪教育大学第2部創立60周年記念式典があり、田中紘二先生(Pf)と大木愛一先生(Vc)の演奏があるのですが、私は楽器店の仕事があって聴きに行けません。それで、音合わせをM1のDIVAさんと一緒に見学させてもらいました。

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【ショパン:チェロソナタ】
ミレニアムホールに入ると、先生方はちょうどショパンのチェロソナタ(第3,4楽章)の音合わせをされていました。その時、田中先生は(写真には写っていませんが)プリュートナーで伴奏されていました。

演奏後、チェロの大木先生から感想を聞かれたので、「ショパンのチェロソナタが存在することをしりませんでした。ピアノの詩人と言われたショパンとは思えない、とてもかっこいい曲です」と答えました。

すると大木先生はうんうんとうなずきながら、「粗忽な弓を使ったのです」とおっしゃいました。みると、大木先生の横には3本のチェロの弓が置かれていました。チェロに弓の識別があることをはじめて知りました。

次に大木先生は弓を持ち替えて(たぶん優雅な音色のする弓だと思う)、田中先生に同じ曲で今度は、ベヒシュタインでの伴奏をお願いされました。

驚きました!同じ曲がこんなにも違う。ベヒシュタインでは、チェロとピアノが互いに慈しみ合いながら曲を編んでいるのがわかりました。互いの自己主張が強いプリュートナーとは違います。断然、ベヒシュタインの方がいい。ショパンらしい。

先生方に感想を伝えながら、私は(生徒さん家にあったプリュートナー(up)は、ショパンにピッタリなピアノだったのにおかしいなぁ・・)と思っていました。何でベヒシュタインは、どっちかというと古典派向きだと思ってたのに・・・。

【サン=サーンス「白鳥」】
大木先生は「サービスで『白鳥』を弾きます」といい、同じようにプリュートナーとベヒシュタインで弾き比べを聴かせてくださいました。

今度はベヒシュタインよりプリュートナーの方がいいんです。ピアノが栄える。こんなことってありますか?自分の耳がおかしくなったのかと思いました。いまでも何だか不思議な気持ちです。自分の感想が過去の知識と結びつかないので戸惑っています・・。

補足:白鳥のピアノ伴奏
白鳥を聞いているとき、田中先生のピアノ伴奏が物凄く複雑なことに気づきました。それで、「先生、今まで聞いた伴奏と違うのですが、なぜですか?」と聞きました。

すると、「本当は2台のピアノで伴奏するんですけど、僕一人なのでくっつけたんですよ」とおっしゃいました。要するに2人分を1人で演奏されてるんです。これにはびっくり!どうりで複雑なはずです。

そんなことをされるのは、田中先生しかいらっしゃらないでしょう。大木先生は笑いながら、「楽譜を出版するかも」とおっしゃったので、「出版されても誰も弾けませんわ」と返したら、笑ってらっしゃいました。

何度も書きますが、大学教授の戦闘能力はびっくりするほど高い。研究者はさらっと凄いことをするのでいつもびっくりします✩難しいことをさらっとするのは、超かっこいい!リベラーチェのようです(笑)

それにしても、何でプリュートナーがショパンにあわなくて白鳥に合うんだろ。反対じゃないのかなぁ・・。おかしいなぁ。。

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昨日は、渡辺邦孝先生(大阪芸大)のコンサートに行かせて頂きました。珍しいレアな楽器がいっぱいあって、それが生で聴けるとっても珍しいコンサートです。

二部の途中で先生が鬼太郎のマスコットをもって、「誰かテルミンをやってみたい人はいませんか?」と声をかけられたので、「妖怪博士の私がやらなきゃ!」と手を挙げました。

演目は「ゲゲゲの鬼太郎」。この写真だとわかりにくいですが、私は右手にマスコットをもっています。鬼太郎を持って鬼太郎の曲を演奏するなんて、超面白い!うははは!

演奏は・・実は全然できませんでした。テルミンはポルタメントの扱いが超難しい。はじめて触った楽器で勝手がわかんないし、電子楽器なので感電するんじゃないかと思って、ちょっと怖かったです。けど、幽霊みたいな音が出て、本当に面白い!

数年前行った三木楽器のオタマトーン講座の講師が渡辺先生でした。その時は、「何だか変わった先生だなぁ」と思ってたのですが、やっぱり変わってらっしゃって(失礼!)、珍しい楽器をいっぱい演奏して、それをYou TubeにたくさんUPされています。

昨日演奏された楽器別に、動画をピックアップしました。是非みてください✩
◆ピアノ:熊蜂の飛行(リベラーチェ風)
超絶技巧を笑いながら弾きこなす「リベラーチェ」というピアニストがいたらしいのです。
渡辺先生は、「リベラーチェがとっても好き!僕の芸風はこれだ!」とおっしゃってました(笑)
http://youtu.be/6r1t2RjCBMg

◆アンデスF25(鍵盤笛):ラ・メール
簡単そうに見えますが、結構難しい。こんな風に弾けたらいいなぁ・・がんばろ!
http://youtu.be/70Imsk7Mc_E

◆クラビオラ:ヒッチコックのテーマ
http://youtu.be/2j4cqwIwXlM
先生が歌手のAIKOの編曲をしてる時にこれを弾いたら「悪魔の笛」と言われたそうです(笑)

◆ハモンド44ハイパー:愛は夢の中に
http://youtu.be/VyRDXHa1P2Q
鍵盤ハーモニカが両手弾きできるとはしりませんでした!
実際に見ると簡単そうなのですが、手が逆なので私にはムリ。。

◆アコーディオン&シンセサイザー:ラデツキー行進曲
http://youtu.be/CV3GIHN7xNU?list=UU1WHGcU93qmobGJN4aGKBoA
昨日のコンサートのアンコールがこれでした。ニューイヤーを思い出しました(笑)

◆オタマトーンデラックス:アイ・ワズ・ボーン・トゥ・ラブ・ユー
http://youtu.be/_xVwtl50Jlo
「これは練習の成果がでない楽器です」というコメントにはワロタ~!確かにその通りです!

◆テルミン:虹の彼方に
http://youtu.be/OKd5dcbc2O0?list=UU1WHGcU93qmobGJN4aGKBoA
何とも不思議な楽器です。何で音がなるのかなぁ。

ちなみに渡辺先生は、「えみこのおしゃべりクッキング」のテーマ曲の作曲家でもあります。とっても気さくで、とにかく先生の音楽を聴いてると楽しくてしょうがない。渡辺先生は、本当に素敵なミュージシャンですヽ(´▽`)/

先週土曜日、大阪教育大学ミレニアムホールで行われた有馬圭亮さんのピアノリサイタルに行ってきました。有馬さんについて

有馬さんは、現在教育大大学院の2回生で、ジストニアを患っていらっしゃいます。ジストニアとは、ピアニストがある日突然指の自由が利かなくなる病気で、脳の器質的障害だと言われていますが、よくわかっていません。

ここに、レオン・フライシャーの動画があります。彼もジストニアで長い間苦しんだピアニストです。動画をみて戴けるとわかりますが、鍵盤の上で右手の5指が不自然に何度も曲がります。



動画のフライシャーは両手で演奏していますが、有馬さんは左手だけで演奏されていました。見事な演奏でした☆演奏を聴いて、「今まで辛かっただろう」「よくここまで立ち直られたものだ」と思いました。
でもまぁ、ここまでは誰でもそう思うでしょう。

でも私が「凄い!」と思ったのは、有馬さんが「世の中に左手の曲が沢山埋もれている。それを世に出したい」と思い、実際に左手のアーカイヴプロジェクトに参加し、活動されていることです。

院生やってる時、指導教授がよく「その研究は社会にどう役立つのですか?」とおっしゃっていました。当時は「たかが学生が何かを発信するなんて、できるわけないじゃん」と思っていました。

でも、それは違う。できる・できないじゃなくて、院生はやらなくちゃいけない。社会に目を向けて研究することが必要なのです。研究は自己満足じゃだめだ。修了してそれがわかりました。

「手に障がいがあるのに凄い」という感想はありきたりですし、有馬さんもおそらくそんな感想は欲してらっしゃらないでしょう。それより、自分の運命をそのまま受け止め、(言い方は悪いけれど、それを上手に利用して)自分の生き方の方向性を社会に向けて決められたことが、私は凄いと思うのです。

今現在、「何かイイコトないかな」と受け身でぶらぶらしてる私のような自堕落な人間は大いに反省せねばならん。そう思いました。勉強、頑張ります!!

ラ・プティット・バンド La Petite Bandeとは
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1972年S.クイケンとG.レオンハルトにより結成されたバロック・オーケストラ。その名称と構成はルイ14世の宮廷におけるリュリのオーケストラに因んでいる。時代背景の研究による普遍的な演奏様式と解釈を導き続け、その演奏はいずれも高く評価されている。ヨーロッパ各地の主要な音楽祭、コンサートホールにも常に登場しており、その自然で美しい演奏は現在増えてきているオリジナル楽器オーケストラのパイオニアにして最高峰と称えられている。


ずっと楽しみにしてたクイケンに会いに行ってきました!演目は、
管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066
ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
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管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
管弦楽組曲 第4番 ニ長調 BWV1069
です。

ブラ5の第1楽章、cembのカデンツアは絶対聴きたかったのに、仕事が19時までなので間に合わんかった・・!(演奏会は19時開演でした)
何とか、第3曲めにすべりこみセーフ♪管組3、聴きたかったからよかった☆

管組第2曲Airは、G線上のアリアでよく知られてますが、古楽器では全然違うから、これが面白いんです。オケだとやたら抒情たっぷりに演奏しますが、古楽器は至ってシンプル。特に通奏低音の運びのア―テュキレーションが全然違うから、聴いていてワクワクします!

遅れて行った・・というのもありますが、あっという間の時間でした。
ところが、先に夫婦で来てた音楽仲間のシャル君が、「CDを買ったらクイケンが出待ちでサインしてくれる」と言うのです!「マジっすか!」思わず、管組のCDを買いました。

コンサートが終わって出待ちにいたら、サイン会が始まりました。シャル君に「クイケンは何語?」って聞いたら、「ベルギー人だからオランダ語かフランス語」と言いました。うわ、話せない・・。

それで私の番になった時、「Good evening」と言うと、にっこり笑ってくれました。クイケンと目が合った!!幸せ~~!!
シャル君はフランス語が話せるので、何かやり取りしてました。

下の画像は、クイケンのサインをもらったCDと、シャル君の旅行のお土産、ベルリンフィルの名札かけです。忙しかったけど超幸せな一日でした(=^・^=)

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24日(土)は、関フィル(関西フィルハーモニー管弦楽団)の名曲コンチェルトに行ってきました。音楽仲間の井阪あゆみさん(ピアニスト)が出演されてました。演目は、ラヴェルのピアノコンチェルトです☆


身内びいきとかでなく、本当に素晴らしかった!今までのあゆみさんの演奏の中で、私は一番好き!理由は、ラヴェルっぽい演奏だったからです。

ラヴェルは、「ボレロも遊びじゃないか?」と言われてるぐらい音楽の中に「楽しさ」を追求した作曲家です。ただしピアノの難易度は高い。だから、多くのピアニストはリストを弾くような感じでラヴェルを演奏するので、実はあまり好きではありませんでした。

でも、本当にラヴェルっぽい演奏でした!素晴らしい!やっぱ、ラヴェルはこうじゃなくっちゃ~~☆(以下は、動画を再生しながら読んで頂けると嬉しいです♪)

ラヴェル:ピアノコンチェルト第2楽章

それに対比して、2楽章は別の曲の顔をもっています。2楽章はピアノソロから入るのですが、思わずオケの存在を忘れるほどピアノがしっかり歌ってくれます。映画音楽のようにピアノのバックに流れるストリングがとても綺麗☆

でも、途中からやっぱり和音がおかしくなって、「はぁ?」と思います。もちろん印象派はそうでなくちゃイカンのですけど

ラヴェル:ピアノコンチェルト第3楽章
コンチェルトの第3楽章はどの作曲家の曲も集大成なのですが、ラヴェルは凄い。もう、何が何だかわからない。それに超短い!こういう構成をやってのけるのは、さすがラヴェルだな~と思う(笑)

そういうわけで、ピアニストは作曲家の意図を再現することが正しいのか、自分を表現するのが正しいのかは、未だに意見が分かれるところですが、私は古い人間なので、こんな風に作曲家の意図を再現してもらえるような演奏はとても嬉しい☆

最近は、「モーツアルトはこうである・ショパンはこうである」と散々説明しておきながら、「それはさておき」と自分本意な演奏をするピアニストが多い。表現の押し付けに近い。これ、結構しんどいんですよね・・☆

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会場の出口で☆(あゆみさんは演奏の時とっても素敵な桜色のドレスを着てたのに、なぜか着替えてた)

◆ヨハネ受難曲 byテレマン
昨日は、夙川カトリック教会で音楽仲間はるるちゃんが所属する、日本テレマン協会の演奏会がありました。はるるちゃんはソプラノです。毎度のことながらカッケ~~☆

あとでわかったことですが、演奏会の当日は熱っぽかったそうです。前日に「具合が悪い」と聞いてたので心配してたのですが。でも、演奏ではそんな姿は微塵もわかりませんでした。さすがプロ☆

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テレマンのヨハネははじめて聴きました。ひとことで言うと、「素直だな」という印象です。全54曲のどれもがさらっと流れるのです。全体がdurで構成されていること、メロディがわかりやすいことなど、バッハのそれとは違う。正直なところ、バッハを聞きなれていると物足りなさを感じます。

でも、教会で受難曲を聴けるって、これ以上の贅沢はありません。特に日本テレマン協会の演奏は、ここでするのが最高にいい。毎回満席で時々立ち見で辛い時もありますが(笑)

追記
テレマン協会HPのTOPに「日本テレマン協会エグゼクティブアドバイザーと名乗る者がいますが、協会とは関係ありません」と書いてあったのでびっくりしました。(関連記事)この方と食事をしたことがあるからです。この方です伯爵のニックネームをもつ、温厚な方だったのですが・・

◆ライブハウス
その後、フェイスブックで知り合った先生のライブに行きました。教会から歩いてすぐのところの、「ギャラリームームー」というライブハウスです。とっても感じのいい若いオーナーさんで、昨日は数組が演奏される予定のようでした。

知り合いの先生は、pf・fl・ベース・drの4人のバンドで、ドラムを担当されていました。とっても楽しそうでイキイキされてました!
私のお気に入りは「ひこうき雲」です。ウクレレの伴奏とフルートのメロディが素朴で心に染みました。

・・こんな感じで、昨日は音楽三昧の一日でした。今日は大学院の発達人間科学講座加藤研究室の飲み会に行ってきます!(^^)!

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前世の義弟、シャル君の演奏会に行ってきました。ドイツレクイエムは本当に綺麗!聴いていただけるとわかりますが、モーツアルトやフォーレとは違う風景をもっています(当たり前ですが 笑)



モーツアルトは各場面がとてもわかりやすいメロディで構成されています。フォーレは、それに加えてピエイエスに代表されるように、ソリストに個性があって、旋律の美しさがダントツです。ブラームスは、和音そのものが美しいんです☆

斉藤秀雄は「ブラームスの音楽は言葉だ」と言いましたが、本当にその通りで、どの曲も息遣いが聞こえます。その息遣いが和音です。だから、「ポン」と音を出す箇所が一度もない。

ブラームスのピアノ曲は、ふわっと音を出すことが要求されます。これが難しいんですよね・・。アーテュキレーションを入れすぎると軽くなりすぎて後期ロマン派じゃなくなる。。。ほんとにブラームスは難しい。

でも、このふわ~っとした雰囲気がとっても好きです!