昨日は、シンフォニーホールに「第九でクリスマス2019」を聴きに行ってきました。このコンサートは、日本テレマン協会の年末恒例の演奏会で、第九(ベートーベン時代の速度)と、名曲演奏会です。
実は年末に第九はもう聴き飽きてるし、楽曲の1部だけを演奏する「イイトコドリ」は好きじゃない。だから、ここ数年は行きませんでした。
でも、今回は違いました。知人がソリストで出たのです。
彼女とは10年以上前に知り合いました。私の一番最初の研究の調査協力者にもなってくれました。
そんな彼女が、得意のコロラトゥーラで、2曲歌いました。演目は、夜の女王のアリアとオランピアの歌です。
夜の女王のアリア
オランピアの歌(面白いですよ)
コロラトゥーラとは
オペラのソプラノの高領域で、細かいトリルで歌い上げること。一般的なソプラノより技術を要する発声法
周知のように、オペラはマイクを使いません。1704座席がほぼ満席のなかで、オーケストラをバックに生声だけで歌い上げることは、それだけで至難の業です。
彼女の歌が終わったあと、会場は物凄い拍手でした。近くに座ってたお客さんが口々に「凄い!」「あんな声が出るんだ」と言っているのを聞いて、関係ないけど私も嬉しくなりました。
そしてむかし一緒にピアノと歌で遊んだときのことを思いだしました。あの時よりずっと凄い。夜の女王は怖かったし、オランピアは可愛かった☆もう彼女とは住む世界が違います。寂しいけど、素敵なクリスマスプレゼントをもらいました(=^・^=)
ミュージックハウス猫太郎(猫太郎音楽教室)