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バッハ・オルガン全曲演奏会(最終回)

ベーメのpog(パイプオルガン)、聴いてきました!7年ぶりです☆チケットは完売で、満員御礼でした。昨日は、芸術監督のヴォルフも来ていました。ホワイエには、日本の著名なオルガニストも来ていました。とても華やかなコンサートでした。

bach全曲最終

でも、たったひとつ・・(故)磯山雅先生の席があけてありました。磯山先生が生きていらっしゃったら、どれだけ喜ばれただろう・・。

磯山先生は、12年前にドイツに行き、芸術監督ヴォルフに「日本でバッハ全曲演奏会をしたい」と申し出た方です。その後5年の歳月を経て、いずみホールで2012年に第1回バッハ・オルガン全曲演奏会が開催されました。

生前の磯山先生は、演奏会のたびに舞台に出て、ドイツ語と日本語を使い、演奏家にユーモラスにインタビューをおこなっていらっしゃいました。今回も、演奏会にはめずらしく、通訳を交えた対談の時間が設けられていたことは、磯山先生が生きていらっしゃった時と同じでした。

コンサートの副題は、「永遠への架け橋」でした。磯山先生は「ルター派プロテスタントのバッハが、最期にミサ曲をロ短調を作ったのは、プロテスタントとカソリックの壁を取り除き、音楽で架橋を作ろうとしたのではないか」とおっしゃっていました。

奇しくも、演奏会がおこなわれた3月21日は、バッハの334回目の誕生日だそうです。そんな色々なことを考えながら、ベーメのオルガンを聴いていました。第1回目の奏者ベーメが、最終回を飾る・・夢のあるコンサートでした。すべてのコラールが、すべて磯山先生に届いている、そんな気がしました。

◆追記
今日発表されると思いますが、追加公演が4つあるそうです。それもいくぜ~☆


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2019年03月23日

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