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お陰様で拙著が完売しました

自費出版した「おとなを教えたいピアノの先生に伝えたいこと」が、お陰様で完売しました!

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・・と言っても自費出版だし100部ちょっとしか印刷していないので、実は全然大したことはありません(笑)それでも買ってくださった方は、きっといいことがありますよ~へへへ

目次は大きく3章に分かれていました。第1章は、これまで出会った生徒さん26人とのエピソードと教訓です。

ピアノの先生に限らず、先生は生徒さんから学ぶことがとても多い。リカレント教育に反論するわけではありませんが、学ぶことが好きな人は生徒ではなく先生になればいいと思うほどです。

自分で言うのも何ですが、私はこの第1章がとても気に入っています。ちょっとだけ紹介させていただきます。

6.レッスン料を小銭でくれたFさん
Fさんは、真面目な30代の男性でした。体験レッスンに来られたとき、「来週日曜日に音楽会をします」と話したら、こっそり聴きにきてくれたりもしました。レッスンが始まってからも、わからないことがあればすぐに電話をくれたりもしました。

 そんなある日、Fさんから、「通りがかったので月謝をポストにいれておきました」と電話がありました。現金をポストに入れるというのは、あまり良いこととは言えません。私が「今月分のお月謝はきちんと頂いていますよ」というと、「それは来月分です」とおっしゃいました。

 それでポストのなかを見てみると、1円玉と5円玉がびっしり入ったビニール袋がありました。Fさんはお月謝を小銭でくださったのです。小銭といえども、お金です。ありがたく頂戴することにしました。ただ、ポストから小銭の詰まった袋を出そうとしたとき、袋が破れ、地面に小銭が散乱しました。私は半分泣きながら地面に散らばった小銭を集めました。21円足りませんでした。

 その後、数回のレッスンを経て、Fさんはいつのまにか来られなくなりましたが、今でも小銭をみるとFさんを思い出します。

【教訓6】月謝は小銭よりお札がよい。

こんな感じです。

おとなのピアノ教室ってどんな生徒さんがいるのかな・・ということは、先生もこれからピアノを習おうとする大人の方も興味があるはず。そう思って書きました。

第3章は、私が専門とする成人の音楽教育学理論で、第3章は恩師と作成したおとなのピアノメソッドの紹介と具体的な指導法です。

これまでピアノの先生や生徒さん、それ以外の方から感想をたくさんいただきました。嬉しいものもありましたし、今後の勉強になるものもありました。どれも貴重な思い出です。

おとなのピアノの楽しさを伝えたい!
これは昔も今もちっとも変わりません。これからも頑張りますのでよろしくお願いします!
感謝~☆

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