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子どもを教えないこと

先日、カルチャーセンターに行ったところ、次回のレッスンで子どもの体験が2名予定されていました。

youchienji
すぐ店長に「子どもは教えません」と言いました。
その後、カウンターからは、私のことで本部と話をする店長の声が聞こえてきました。

私は、小学校教員免許と幼稚園教諭と保育士の免許をもっていて
幼稚園と保育園には勤務経験があります。

また、数年前まで楽器店で、子どもを教えていました。
子どもは大好きです。

それでも、教えたくないのです。

私が子どもを教えない理由は、
大学院で学んだことが活かせないからです。

私は50歳で成人教育学を学ぶために大学院に行きました。
働きながら通学し、専門書を読み、修士論文を書きました。

現在も、おとなの生徒さんの発言のすべてから新しい発見があり、
それが学びに繋がっています。だから論文を書き続けられる。

失礼ですが、子どもを教えることは、私にとって無駄な時間でしかない。
還暦すぎた私には、時間がないのです。
やりたいことだけやらせてください。


帰りに店長が追いかけてきました。
「本部から三上先生が子どもを教えないとは聞いていなかった」
「他の講師は子どもを教えている」
というものでした。

お店が困っていることがわかりました。
でも、やらないものはやらない。

そこで、「子どもを教える自信がないのです。申し訳ありません」と言いました。

これは、生活の知恵です。

人に何かを頼まれてやりたくないときは、
理由を言うより「自信がない」という方がいい。
相手も引き留める手間が省けますし、こちらも引き受けずに済みます。


時々、このHPからもお問い合わせをいただくので、はっきり書いておきます。
みかんぴあの教室は、子どものレッスンは一切いたしません(=^・^=)

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