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後悔が吹っ飛んだ瞬間!

実は昨日まで、発表会のピアノ伴奏を引き受けなきゃよかった・・と後悔していました。
でも、それが払拭されました☆今日は、そのことを書きます。

高齢者のピアノ伴奏


5月中旬にカルチャーセンターの合同発表会があります。そしてカルチャーセンターのスタッフから「声楽の生徒さんのピアノ伴奏をお願いしたい」と依頼されました。この生徒さんはうちとは別の教室ですが、そこのピアノ講師から断られたそうです。

私も自分の生徒さんの指導があります。発表会のために頑張らなくちゃいけません。それでお断りしようとしたのですが、声楽をされる方は84歳ときき、お気の毒になってお引き受けしました。

これは、送られてきた楽譜のうちの1曲、スカルラッティ;菫です。

すみれ(原)

バロックでテンポの速い曲は大好きです。でもノンレガート奏は難しい。私は時間を作って毎日練習しました。

はじめての音合わせ


今月初旬、声楽の高齢者(Aさん)とはじめてお会いしました。するとAさんは「楽譜通りに歌えないので、合わせてください」とおっしゃいました。これは初対面では難しい相談です。

とりあえずピアノとあわせたところ、調性そのものが違うことがわかりました。またAさんは、楽譜が読めないことも判明しました。

正直なところ、あせりました。また、Aさんの先生からは、挨拶はもちろん、何のご連絡もありません。私とAさんは、お互い嫌な気持ちで、その日の音合わせを終えました。

2度目の音合わせにむけて


1度目の音合わせの後、カルチャーセンターのベテラン声楽講師の中野陽子先生に話を聞いてもらいました。 中野先生のブログ

中野先生は「Aさんの先生はさぞ素晴らしい方なのでしょう。でも失礼な方です」とおっしゃってくださいました。それで私は腹をくくりました。
「Aさんの先生を見返してやろう!」と思ったのです(笑)

そして、スカルラッティの楽譜をHdurからGdurに移調し、Aさんが歌えないところはピアノでメロディを弾くことでフォローし、違和感がないように楽譜をすべて書き直しました。

DSC_0045 (1)

2度目の音合わせ


そして昨日、2度目の音合わせでした。Aさんは「うわ~!気持ちよく歌えました!いい先生に出会えてほんとうによかった!」ととても喜んでくださいました☆

ここまでの約1ヵ月は、とても大変でした。仕事をしながらイベントの準備をし、楽譜を書いて練習する日々で、疲弊していました・・でも、Aさんの笑顔と言葉で、吹っ飛びました!

発表会まであと2週間。頑張ります!!

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