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ぴーちゃんのこと(闘病のはじまり)

2018年11月10日、私は愛猫「きゅうちゃん」を亡くしました。享年17歳、死因は慢性腎臓病です。
これまで何匹も虹の橋に送ってきましたが、きゅうちゃんのことはとくに悲しくて、ずっと立ち直れないでいました。
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亡くなる前日のきゅうちゃん


そんな私に夫が、「ハッピーハウスにきゅうちゃんにそっくりな茶白がいるよ」と教えてくれました。ハッピーハウスは、大阪府能勢町にある犬猫の保護施設です。

ぴーちゃんは多頭崩壊現場からレスキューされた仔で、足に障害がありますが元気な茶白でした。私はさっそくトライアルを申し込み、1カ月後にぴーちゃんはうちの家族になりました。

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2020年9月


その後、新しく譲渡してもらったサバ白のちーたんとも仲良くなりました。

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そんなぴーちゃんに異変が起きたのが、今年(2023年)10月です。カリカリを食べると口を痛そうにしかめます。また前脚で口を掻きますし、よだれがでて、舌をだしたままになっていることもありました。

病院に連れて行くと、歯周病との診断で。抗生物質をもらいました。1か月後に再診すると、口の状態はかなり良くなっていました。

ちょうどその時、秋のキャンペーンで健康診断(血液検査)が安くなっていました。それで血液検査を受けたところ、数時間後に病院から電話がありました。

ぴーちゃんは、慢性腎臓病で身体のどこかに炎症があり、そこから出血しているため貧血状態だということでした。そういえば、最近は寝てばかりいます。

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その後の検査で、ぴーちゃんは12歳以上の高齢猫さんであることと、口腔内または腎臓から出血していることがわかりました。現在は、抗生剤と腎臓の薬と2日おきに腎臓からの出血を止める注射をしています。

獣医から「歯周病と腎臓病を併発している場合の治療は困難です。腎臓は治りません。どうされますか」と聞かれたので、「できることはやりたいので、相談にのってください」と言いました。

すると先生は「みかんさんのところにきて、ぴーちゃんは幸せだと思います」と言ってくださいました。ずっと我慢してたのに、その一言で涙があふれました。

実は、4月から大阪芸術大学通信教育部音楽学科に進学する予定でした。音大に行くことは、私の夢でした。そのために学費を貯めていました。

でも、もう音大はいい。準備した学費は、猫さんの治療に使います。治らなくても通院しながら最期まで明るく楽しく過ごします。


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