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チワワの練習会での「あがり」の調査結果

前回の記事に書いたように、私は先月の学会で、「あがり」について研究している広島大学大学院の若い研究者と出会いました。先生の研究はとても興味深い研究でした。

そこで私は、ちょうど生徒さんから「ピアノを弾くときにプルプル震える人ばかりのホームコンサートをしてほしい」と依頼されていたので、その機会を活かして、私も研究の真似事をしてみようと思いつきました。その結果がこれです。


調査の概要


日時:2016年9月19日(月・祝)
場所:指導者宅
対象:みかんぴあの教室の生徒さん男女7名
方法:演奏前と演奏後の感想を聞く聞き取り調査法
結果:演奏前には全員がネガティヴな発言をしており、演奏修了後も自分の失敗を口にすることが多かった。

無題

演奏後の打ち上げでの発言
A:お客さんとの距離が近すぎる
C:三上先生はクラシックだから、音楽は静かに聞くべきだと思ってるかも知れませんが、私は皆がお菓子を食べながら雑談しているなかでの演奏なら緊張しないと思う(これには全員がうなづく)
G:自分でもわかっているが、練習不足だった。しっかり練習していれば、あがらなかった。



感想


Aは色んな楽器を演奏するが、緊張するのはピアノだけだという。その理由を尋ねられたが、私は明確に答えることができなかった。このことから、「あがりは個人のメンタルの弱さが問題だ」と言われるが、必ずしもそうではないのではないかと思われた。

また、参加者のすべてが、普段の練習時の力が発揮できないばかりか、今までミスしなかったところにつまづくなど、指導者としては少々残念な結果となってしまった。

しかし、これで人前で弾くのはやめておくという発言は見られず、それどころかあがらないようにする具体例が提示されるなど、今後も人前での演奏について前向きに取り組みたいという姿勢がみられた。

そこで次回は、演奏者と観客の距離を十分に取り、飲食しながらの練習会を計画しようと考えている。

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