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音楽にも「クラスター」があるよ

新型コロナウイルスで、最近よく「クラスター」という言葉が使われています。クラスターは「集団」を表わす言葉ですが、音楽にもクラスターがあります。

これまでも、手やひじを使ってピアノを演奏する技法はありましたが、それを楽譜にきちんと記譜した人が、アメリカの前衛作曲家ヘンリー・カウエルです。これを、トーン・クラスターといいます。


動画をみていただければわかりますが、ひじを使って弾いています。ただ、まだこの時点では調性や拍が少しは感じられる。

Cowell_tone_clusters
ウィキより:「トーン・クラスタ」の記譜(カウエル)


その後、トーン・クラスターは、なぜか「クロマティック・クラスター」とも呼ばれるようになってきます。

下は「クロマティック・クラスター」の表記です。

クラスタ
ノルドグレン:怪談のバラード「雪女」より


プリペアドが入ってるのでわかりにくいですが、1:30あたりと最後にクロマティック・クラスターが入っています。

無調性で変拍子。キモイ曲です。でも、間違ってもバレない気がするので、夏に弾こうと考えています。へへへ。

今日は「クラスター」の説明でした。ではまたね~♥



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