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平均律1番プレリュードを聴き比べたよ

自宅教室の生徒さんから、色んな演奏家の平均律1番だけが入ったCDをもらいました☆今日は、そのなかでチェンバロで演奏されたプレリュードだけを比較してみたいと思います。

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平均律第1巻について


正式名称は、Das Wohltemperierte Klavier1という名前らしいですが、読めないよ(笑)。日本語では、平均律第1巻と言われています。

作曲者はおなじみのバッハですが、この曲は宗教曲ではなくて、わが子や弟子のために作った練習曲です。

ハ長調→ハ短調→嬰ハ短調→嬰ハ短調・・というように、24の調が順番に出てきます。(この順番は、ショパンの前奏曲と違います)1曲につき「プレリュード」と「フーガ」の2曲があり、この2つは抱き合わせです。

第1巻第1番プレリュードについて


今日ご紹介するのはプレリュードです。ちょこっと編曲されていますが、グノーのアベマリアの伴奏にもなってる曲なので、知ってる人も多いと思います。ソナチネの最後の方にも載っています。

バッハ自身はテンポもディナーミクも指定していないので、ある意味自由な演奏ができます。って言うか、バロック音楽はそこが面白いのですけど。

結果表


下の表が、もらったCDの結果表です。cemb.での演奏者は8名で平均演奏時間は2分17秒でした。なお、33小節以降のtempo rubatoや強弱は、「抑揚」には入れませんでした。そもそも選択項目に「強弱」を入れなかった理由は、cenm.が強弱をつけるために作成された楽器ではないからです。

演奏者時間録音タッチ抑揚テンポ
ヴァルヒャ2’26”1961しっかりなし遅い
ピシュナー2’10”1965軽いありやや遅い
レオンハルト1’44”1972軽いなし速い
スコット・ロス2’00”1980軽いあり中ぐらい
コープマン2’12”1982軽いありやや遅い
アスペレン2’49”1987しっかりあり遅い
鈴木雅明2’17”1996しっかりありやや速い
レヴィン1’46”2000軽いあり速い

好みは人それぞれなので、ここでは省きます。ただ、どれもみなカラーがあります。さすが著名な演奏家!「音楽を自分のものにする」ということは、こういう事だと思いました。

その他


平均律第1巻第1番プレリュードは、比較的演奏しやすい曲です。理由は、左右別にはじまることと、1小節に同じ和音が2回ずつ使われていることです。

では、何が難しいかというと、プレリュードではなくフーガの方です。フーガはバッハがライフワークとして作曲してた様式なので、たぶんこっちがメインでしょう。

まぁ、気持ちはわかるのですが、何も第1曲めでそんな難しいフーガをもってこなくても・・と思います。子どもたちや弟子も、たまったもんじゃない。師匠が作った教本だから文句も言えず。。

半音ずつ調を並べていくという手順は、理論的なので私は好きです。でも中身をもう少し考えてあげないと、子弟が困ります。「バッハの平均律は嫌い」という音大生が多いのは、そういう意味もあるかもね(あくまで私見です)

こちらもみてね!⇒猫太郎音楽教室


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