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大阪教育大学大学院の堀薫夫教授との共著論文が学会誌に載りました✩タイトルは「アンドラゴジーの視点から見た成人のピアノ指導における学習指導に関する研究」(ながっ!)です。

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学会誌の投稿者は大学教員(研究者)です。だから「○○大学 ○○○○」となります。でも私はフリーターなので「大人のピアノ指導者」という、変な肩書きになっています(笑)

(ちょっと自慢させてくださいね♪)
ご存知のように学会誌に論文を投稿してもほとんどの論文が落ちます。また、査読の結果はランク付けしてあり、この論文はなんと!学術論文では滅多に出ないA判定でした✩

私は50歳を過ぎてから大学院に入学しました。大昔に学部を卒業した時は、ピアノ実技(卒業演奏)だったので論文を書いていません。だから、生まれてはじめて書いた論文が、学会誌に採択されたことになります✩これを聞いただけでも、私の頑張りがわかっていただけるでしょう!うあっはは!

・・って言うか、実はこれは私ではなく、指導教授がすげ~ということなのですが。(でも、堀先生はむっちゃ変な人ですよ 笑)

それより、調査に協力してくださった8名の自宅ピアノ教室の先生に、一番感謝しています。先生方がいなかったらこの論文は存在しない。倫理規定があるので名前を晒せないのですが、お一人ずつにお礼を言いたい!

今日は嬉しいから、しまむらで服と靴を買うことにしました。いってきま~す♪

ここに要約文を載せましたので、⇒「ここをみてくださった方へ.pdf」興味のある人はメールをください。大学の公費で堀先生が抜き刷りを100部買ってくれたから送らせて頂きます。ご批評を頂けると嬉しいですヽ(´▽`)/ 


こんにちは、みかんぴあのです。今日は、第3期大人のピアノ指導モニターの先生方をご紹介します✩

田中千晶先生(千葉県)
自宅でピアノ教室”音の絵”を主宰し、昨年からカルチャーや公共施設などでシニアから始めるピアノ”ぴあとも”の活動をされている先生です✩ ブログ


田中先生は、「私でお手伝いできることがあれば」とHPをみてモニターに応募してくださいました。田中先生、ありがとうございます✩

森川貴子先生(大阪府)
PTNA大阪支部指導員。子どもから大人まで幅広い年代の生徒さんを指導されている先生です。鍵盤ハーモニカ、カホンの演奏もされています。


日野ジュン先生(大阪府)
大阪音楽大学ピアノ科卒業後、子供から大人までが通えるピアノ教室を開講。子供たちの年1度の発表会の他、大人の方には音楽の楽しさ、奥深さを知ってもらいたいと「大人の音楽会」を年に数回開催。また、「音楽リラクセーションセラピー」、女性のための「美楽セーション(音楽とアロマ&ハーブティーを使った、楽しみながら美しくなるリラクセーション)を開催中。 ジェイズルームHP


森川先生とジュン先生は、私が勤めてる楽器店の先生方です✩楽器店では一昨日発表会がありました。忙しかったけど楽しかったですヽ(´▽`)/

牡丹結花先生(大阪府)
元楽器店講師。現在は自宅で大人の指導をしながら幼稚園で歌唱指導も行うパワフルな先生です✩


牡丹先生は、私が以前所属してた楽器店で講師をされていました。牡丹先生の発表会はとってもゴージャズ!アレンジフラワーとプロの司会者がいます。「絵本朗読:てぶくろをかいに」を是非、ご覧下さい✩

こんにちは✩みかんぴあのです。
今日は前回に引き続き、第2期大人のピアノ教材指導モニターの先生方を紹介させて頂きます。

ぴあの先生(大阪府)
ヤマハPSTA指導者・MENA音楽教育者連合会大阪支部長。指導歴35年以上のベテラン講師です。ピアノ以外にも、料理教室の講師や手芸など多才な先生です。ぴあの先生には、一昨年の学会論文でも調査協力して頂きました。また、ミワ先生も紹介して頂きました✩ HPはこちら



ミワ先生(兵庫県)
(ピアノ)大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ科卒業。蓼科音楽祭(蓼科賞受賞)、全日本演奏家協会推薦演奏会、音楽の祭日等数多くのコンサート、リサイタルに出演。またワルシャワフィルコンサートマスターとの室内楽共演やオーケストラとの共演、伴奏等でも幅広く活躍。1898年からフランスでパリ国立音楽院名誉教授レイモン・トゥルアール氏に師事。ピアノを松岡定子、若槻文子、金田陽子、Svetla Protich(スウ゛ェトラ プロティッチ)氏に師事。

(声楽)15歳より本格的に習いはじめる。これまでに、NHK神戸でのコンサートや老人ホームでのコンサート、数々の演奏会に出演。阪田弘子、小西一郎、広藤孝、永石陽子氏に師事。アレクサンダーツクニークを長年、磯村恵子氏に師事。



大黒先生(兵庫県)
音大ピアノ科卒業後、演奏活動をしながら出張レッスンで大人を指導されている珍しい先生です。春からカルチャーでグループレッスンを担当されるご予定です。



なお、千葉の田中先生がモニターを引き受けてくださいましたので、教材を送付させて頂きました(いま、返信待ちです)。また、今週末に大阪在住の2名の先生にお会いする予定です。

先生方、よろしくお願いしますヽ(*´∀`)ノ

みなさん、こんにちは✩

今日は、大人のピアノ教材指導モニターに協力してくださっている先生方を紹介させて頂きます✩

◆飛田真弓先生(埼玉県)
シニアのピアノ指導法の研究を熱心にされている先生です。今回は、シニアサークルの生徒さんを対象にの調査をしてくださいます
指導モニター募集の記事を書いたところ、一番にメールをくださいました。ありがとうございます✩



◆磯辺園子先生(大阪府)
楽器店の大人のピアノ研究会の会員で、以前から大人の教材や指導法の研究をされている先生です。磯辺先生のお名前で検索していたら、こんな面白いブログがヒットしました。 ピアノ練習友達です 桂む雀
実際にお会いしてお話をさせて頂きました。とっても明るい素敵な先生です✩



◆乗友美智子先生(大阪府)
生涯学習音楽指導員A級、ネットワーク大阪代表、(財)ヤマハ音楽教育システムレッスンSライセンス講師、日本音楽療法学会正会員・・と、凄い肩書きをお持ちなのですが、お会いしたらびっくりするほど気さくな先生です。
ただ、大学院で生涯学習系の研究をされていたことから、調査結果にバイアスがかかる可能性があるので、乗友先生にはどなたかお知り合いの先生を紹介していただけるようにお願いしました。残念っす・・(涙)



◆伊藤典子先生(千葉県)
国立音大ピアノ科と、ドイツ デトモルト音大卒、元ドイツ ホルツミンデン音楽学校講師のピアニストでいらっしゃいます。
私の10年来の友人の音楽仲間です。去年の暮れの音楽会でご一緒させて頂きました。
現在は、演奏活動をしながら小平市で子どもから大人まで、幅広い年齢の生徒さんを指導されています。ピアニストにピアノを習ってる生徒さんの反応が楽しみです!



現在、上記の4名の先生方にはすでに教材をお渡しし、調査をお願いしています。また、今月中には別の3名の先生とお会いする予定になっています✩

【ここをみてくださった先生方へ】
みかんぴあのでは、教室の生徒さんに、新教材を使って指導していただける「大人のピアノ指導モニター」を募集しています。

調査の概要は⇒トップページをご覧下さい。大人の生徒さんが満足する教材を作るには、できるだけ多くのデータが必要です。それには先生方の協力が不可欠なのです。どうかご協力を、よろしくお願いします✩

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この研究会は、大教大の小島律子教授(音楽教育学)が立ち上げた、学校での音楽教育を中心とした研究会です。

部屋にはすでに50~60名の会員がいました。会員のほとんどが大学教員・大学院生・大教大付属小学校教員・公立小学校教員で、私にようなフリーターはいません(涙)

研究会は、学会発表を終えた院生の発表ではじまりました。「インクルージブ教育」とか、「ワークシート分析」とか聞いたことのない言葉がいっぱい出て、ずっと「?」の状態でした。

研究会の後半は、数人づつのグループになって、実際に行われた事業の様子と出された授業案について、7つの定義を元に話し合うものでした。

私のテーブルには、小島律子教授と田中龍三教授がいらっしゃったので、超緊張しました。お二人とも鋭い視点で、議題について話されていました。

帰りに小島先生から、「学校教育だから、三上さんの研究とは違うと思います。でもここの研究会は、関西の最先端の学校教育研究をしています。またよかったら来てください」と、声をかけて頂きました。

確かにここの研究は、生涯音楽学習を研究したい私とはちょっと違います。でも、若い研究者がどんどん発表し批評をもらう雰囲気は、とても面白い!私はこの雰囲気が好きですヽ(´▽`)/

昨日、生涯音楽指導研究会ネットワーク大阪代表の乗友先生に会いに大阪市内に行ってきました✩

乗友先生は、生涯音楽指導員A級で、ヤマハシステムSライセンス講師、認定心理士、音楽療法学会正会員・・と、とにかく素晴らしい経歴をお持ちのとってもにこやかで明るい先生です✩

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実は、乗友先生にお会いした目的は、大人のピアノ指導モニターではありませんでした。でも、(せっかくお会いするのだから、ダメ元でモニターをお願いしてみよう)と、教材一式を持参したのです。

目的の話が一段落したところで、モニターの話を出したところ、「あ、それ、話を聞いてみたかったんですよ」と言ってくださいました。やった~✩

それからは、変容学習理論や音楽指導実践の深い話になりました。なぜなら乗友先生は、大阪市立大学大学院で生涯学習の研究をされた方だからです。

ただ、研究者にモニターをお願いしたら純粋なデータが出にくいので「どなたかお知り合いの先生にお願いしてください」と頼みました。残念っす(笑)

昨日、大人のピアノ指導モニターにエントリーしてくださった磯部先生に調査内容を説明するため、布施にいってきました✩

磯部先生は東大阪在住で、某楽器店で大人のピアノ指導者の会を作って活動されている先生です。メルマガをみて指導モニターにエントリーしてくださいました。

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近鉄布施駅前の喫茶店でお会いし、大人のピアノ指導についていっぱい話しました。

大人のピアノについて実際の経験談を話しあえることはあまりない機会なので、とっても嬉しかったです!磯部先生の教室には60代からピアノをはじめて70代後半になる長期継続の生徒さんもいらっしゃるそうです♪

「調査内容を見てからお返事をお願いします」ということだったのですが、昨夜早速「(調査を)やってみようと思います」とお返事を頂きました✩磯部先生、よろしくお願いしますヽ(´▽`)/

みかんぴあのでは、指導モニターをしてくださる先生を大募集しています。詳しくは、下記リンクをご覧下さい。

大人のピアノ教材指導モニターのお願い!

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新年早々早速ですが、お願いがあります。このたび半年にわたり調査した結果をもとに、新しい視点をもつ大人のピアノ教材の一部とカリキュラムが完成しました。

そこで、現在大人の生徒さんを指導されてる先生に、その教材を使った指導モニターをお願いしたいのです。

下記詳細をお読みになり、「やってあげてもいいよ」と思われる先生は、メッセージをください。詳細をお話させて頂きます。ご決定はその後で構いません。

【調査の目的】
(新)成人のピアノ教材の適用性を調査すること

【調査の対象】
20歳以上の趣味のピアノ学習者(保育者養成校の学生を除く)

【調査の方法】
カリキュラム表を参考に指導を行い、学習者の反応や先生の感想を自由に記載してください。

【配布物】
・カリキュラム表(レッスン5回分めやす)
・ウオーミングアップ楽譜(1部)
・レパートリー楽譜(3部)
・調査記入表

【締切】
各自レッスン終了後(進捗はおまかせします)

【謝礼】
申し訳ありません。無償となります。ただし、頂いた調査結果は慎重に扱わせて頂きますとともに、論文がまとまった暁には学会発表や学会雑誌に投稿し、研究を社会に発信したいと考えております。


調査研究にご協力いただける先生方は、下記メールフォームよりご連絡ください。よろしくお願いします。
お問い合わせ・メールはこちらへ

夏に提出した音楽文化創造の生涯学習音楽指導員C級「調査レポート」の添削報告書が届きました。こういうのが届くって知らんかったので、ちょっとびっくり✩

で、結果は案外よかったです。講評も「全体としてよく書かれている」とかわりと褒められていました。以前も書きましたが、文字数2000字~3000字程度のレポートは文字数が少なすぎて書きにくいったらありゃしない。自分の中では不完全燃焼でした。でもOKだったので、たぶん全員OKなんでしょう(笑)

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で、早速次の課題レポートがきました。2月末締切ですがもう書いちゃいました。明日投函します。「早すぎたらアカン」と書いてないので、受け取ってもらえると思います。

C級の後期の講座は、また東京であります。遠いなぁ・・それに受講料が37800円もかかります。宿泊費と交通費をいれると10万近い。しくしく・・。

ただ、後期の講習会は茨木大の田中健治教授のコマと、相愛大の赤石敏夫教授のコマがあります。お二人共以前からプライベートでお世話になっている先生方なので、講座が結構楽しみになってきました✩

という訳で、明日は生徒さんと忘年会です。明後日はtuttiさやまの本番です。頑張りますヽ(´▽`)/

PTNAには、コンペやステップで参加するほかに、研究レポートで参加する方法もあります。どっちかと言うと私はレポートの方がまだマシなので、そっちで参加しました。

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タイトル:成人のピアノ学習者と指導者の意識のずれに関する調査報告(A4・11枚)

【要旨】
 本稿は、余暇活動としてピアノ学習を希望する成人の増加を背景に、日本のピアノ教育を支えてきたと思われる自宅ピアノ指導者が、成人のピアノ学習者に対しどのような学習者像をもちつつ指導を行っているかに着目した調査報告書である。ここでは、成人のピアノ学習者と自宅ピアノ指導者を対象に、それぞれがもつ指導者像と学習者像を比較検証するために、次の6つの調査を行った。  
 成人のピアノ学習者を対象にした調査では、2つのインターネット調査と大人のピアノ教室でのアンケート調査結果を入手し、ピアノ指導者を対象にした調査では、自宅ピアノ指導者7名によるグループトーク調査と楽器店講師会での構造化インタビュー調査を行った。その結果、成人のピアノ学習者には、先導的立場に立つ指導者と学習者を援助する方向での指導者の2つの指導者像が存在したが、ピアノ指導者からは、明確な成人の学習者像を得ることはあまりできなかった。そこで、今後増え続けると思われる趣味のピアノ学習者が満足する指導を行うには、このような意識のずれを早急に是正する必要があるという結論に達し、指導者に対して成人の学習者に関する学びの必要性を論じるとともに、成人のピアノに関する書籍の活用と情報交換の場の設定を提案した。


参加費が20000円とかな~り高いですが、食費を切り詰めてなんとか用意できたので、さっき投函してきました。キングボンビ~~✩

実は考察が進まなくて、よっぽど大学院の時の指導教授の指導を受けようかと思ったのですが、こないだ学会論文を共著にしてくれたばっかりなので頼めないし。

っていうか、泣きついて頼めば見てくれると思います。でも「なんですかこれは?日本語ができていません。主語と述語が呼応してない」とか言われるのがわかってるから、指導教授には内緒でこっそり送ることにしました。怒られるのイヤだから。

掲載されるかどうかは二ヶ月後にわかります。2ヶ月というとクリスマスぐらいかな?クリスマスプレゼントに朗報が来ると嬉しいでおます!!

今からABRSM8級実技のピアノ練習をして、進学塾のバイトに行ってきます。頑張りま~す✩

以前ここでも紹介させてもらいましたが、(故)滝本裕造先生の著書『ピアノの基礎』は、本当に面白い!これを使った成人のピアノ教育研究をやりてえ~!

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ピアノの基礎
大谷大学で教育学部に在籍する学生の指導用に使われていた、大学教員を対象にしたピアノ指導書。現在は、北海道教育大・京都芸大・新潟大の図書館のみに所蔵されている。

(故)滝本裕造
京都ベートーヴェン研究所の主宰者&中国西安音楽学院栄誉教授。大谷大学教授、京都市立芸術大学音楽学部教授を歴任。主な著書に「ドイツ民謡選」「世界の名著-近代の芸術論」「西洋文化と音楽」「ピアノの基礎」「モーツァルトの本質」「ベートーヴェンの本質」日本音楽と中国音楽」などがある。



実は、以前書かせていただいたように、あべの近鉄文化サロンでは、この本を使って指導させてもらっています。最初はとっつきにくいけど、慣れるととにかく面白い!生徒さんも「脳が活性してるのがよくわかります!」とおっしゃってくださっています✩

でも、私がいくら「凄い!」と思っても、理論の裏付けがない。まぁ、そもそもこの本は趣味の大人のピアノむけの教材じゃないから、先行研究がない。

で、しょうがないから私が実践研究をすることにしました。幸いなことに、私にピアノを教えてくださってる田中紘二先生(大教大名誉教授)は、滝本先生の一番弟子で、「ピアノの基礎」の本の作成にも関わってらっしゃいますから、情報はGETできます。

田中先生に「情報提供をお願いできますか?」と頼んだら、快諾してくださいました。やったね✩

・・と、そんなことを考えてたら、さっき田中先生から、「秋に日頃の研究成果を発表する会があるので来ませんか?」とお誘いを受けました。そこでは、この本を出版された三島さん(京都ベートーベン研究会事務局長)も発表されるそうです。

やった~~私、マジでツイテますわ✩早速「お伺いさせて頂きます!」と返信しました✩大人のピアノの教材づくり、頑張ります!できたら公開するのでぜひ、大人の生徒さんに使っていただいてください!頑張ります~~!!

それは、元吉ひろみ先生です✩生涯学習音楽指導員講習の第1日目が終わった日に、つくばで会って頂きました。

元吉先生は、60歳以上の方を対象にしたピアノ教室を運営されており、シニアを対象にした本を多数出版されています。元吉先生のHP:60歳からのピアノ



でも、本を出してらっしゃるピアノの先生は、元吉先生以外にもたくさんいらっしゃいます。では、なぜ私がそんなに惹かれたかというと、元吉先生は、社会人になってから大学院で研究をして、博士号を取られた研究者だからです。

大学教員でも博士号を取ることは難しい。なのに主婦業とピアノ指導の仕事をしながら大学院に通い、博士号を取得されたのです。とっても珍しい!そして素晴らしく優秀な方です✩

だから、元吉先生の「シニア世代に教える・・」は、発売と同時に飛びついて買いました。「大人のピアノ」は私が一番知りたい内容ですし、何より、生涯学習実践者である元吉先生が書かれた生涯学習の本なので。

内容はピアノの先生向けにかなり読みやすく書かれています。1章が社会的背景、2章が医学的見地、3章が教育学的視点、4章が実践と、全てを網羅しています。(もうちょっと専門的でもいいんじゃないかと実は思ってます 笑)

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私の顔が光っています。アンパンマンかよ・・笑


私は元吉先生を人間的にも尊敬していますし、研究内容も素晴らしいと思っています。ただ、学習者の年齢を60歳以上にする必要性がイマイチよくわからないのです。このことは、元吉先生ご本人にもお話しました。

でも、私の指導教授は「65歳以上を対象にすべきでしょうと言っていました。はてな・・?です。また、「元吉さんはつくばで教室をやっていてはいけない。東京に進出すべきだ」とも言っていました。

とにかくもっと時間があったら、いっぱい話したかったなぁ・・本当にそう思います。また、つくばに行きたいです。よかっぺ号に乗って(爆)

【よかっぺ号】
大阪からつくばに直接運行されている夜行バス。長時間なので「お尻が割れる夢を見る」と噂される(笑)


昨日、埼玉大学で行われた音楽学習学会第10回研究発表大会で、修士論文の内容を発表してきました。

当然ですが、学会発表の発表者は大学の研究者です。時々院生もいますが、博士課程の学生さんです。そんな中で、ふつ~のおばさんが発表するのは、思ったより勇気がいりました。場違いなのですが、流れでそうなったのです。

ずっとイヤでした。やりたくなかった。
発表の最中も「質疑応答でヘマしたらどうしよう」と思っていました。通訳のあと、質問がありましたが、やっぱりうまく答えられませんでした。

でも、その後の懇親会で、「もう少し話を聞かせてください」と色んな人から声をかけられました。嬉しくて一生懸命、自分がやってきたことを話しました。

茨木大学の院生さんが、アカペラで歌う純正律について研究されてるのを知ったので、大阪のラルテ・フィオレンテを紹介し、CDを送ると約束しました。情報交換ができるのが、懇親会の面白いところです✩

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写真は、埼玉大の茂みにいた授乳中の猫のお母さん。邪魔してごめんね~~✩

写真は広島大のY先生と私とY先生の教え子のイケメン准教授。Y先生は日本酒がお好きなようで、何度も注いでくださいました。楽しくていい先生でした✩

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お酒は辛口でしたが、結構美味しい。でも、私は去年指導教授が飲ませてくれた「十四代」のほうが好きかな~~✩
とにかく、来月指導教授が「お疲れ様会」をしてくれるので楽しみです!

今夜、夜行バスで埼玉大に行き、明日、学会でを発表します。研究発表の内容は、「成人のピアノ学習における学習指導」です。早い話が大人のピアノに関する研究です。成り行きで、こうなりました。

私は50歳を過ぎてから大学院に行きました。母校なので気は楽ですが、それでもしんどかった。何度もやめようと思いました。でも、辞めなかったのは、「趣味のピアノ学習者が満足するピアノ指導は何か?」を、場当たり的なものじゃなくてきちんと研究したかったからです。

それで、やっと自分なりにまとめることができました。でも、理論上に留まっています。「実践なき理論は空虚である。理論なき実践は無謀である。」(もしドラ)と言われますが、まさにその通りです。ううっ・・(涙)

指導教授は、「学会発表なんてたいしたことない」と言います。研究者はみな、そう言います。でも、私は研究者じゃない。ふつ~の中年主婦です。荷が重い。ずっと嫌でしょうがなかった。。。

でも、開き直りました。いつまでもウダウダ言っても始まらん。恐らく誰も私の発表なんか気にしてないでしょう。でも、ひょっとしたら「あ、面白いなぁ」と思ってくれる研究者もいるかもしれません。そういう人に、是非後を継いでもらいたいと思います。私のレベルじゃ、もうムリなので✩

そう思うと、やる気が出てきました。タスキを受け取ってくれる研究者のために、中年のおばさんが一生懸命研究した結果を発表してこようと思います✩

威風堂々の中間部をこんな風にアレンジするなんて、クラシックファンとしては許せない!エルガーに謝れ!・・とかいいつつ、今の私には必要な曲です(笑)お聴きください。


頑張ってきます!!応援、よろしくですヽ(・∀・)ノ

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